点呼する惑星

  • このフォーラムに新しいトピックを立てることはできません
  • このフォーラムではゲスト投稿が禁止されています
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/1/29 23:15 | 最終変更
xxclownxx  居住地: 千葉県  投稿数: 17
今までの今監督の作品と切っても切り離せない平沢進様が、新作「点呼する惑星」の特設ページを開設し、一部の曲が公開されています。

http://noroom.susumuhirasawa.com/modules/artist/rollcall.html

公開されている「王道楽土」は非常に重厚で、それでいて切ない平沢様独特のサウンドが素晴らしく、発売がさらに待ち遠しくなりました。
千年女優の舞台に続き、今監督の周りは世間の景気とは裏腹に楽しいものに包まれているようで、今監督ファンの私は非常にポジティブな気持ちになります。
今監督の最大のインスピレーションでもある平沢様の作品。
「点呼する惑星」も今監督の仕事に何らかのかたちで影響するのでしょうか。
それも楽しみです。
投票数:1 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/1/30 12:59
s-kon  管理人 居住地: 東京  投稿数: 100
年が明けてからこっち、『点呼する惑星』はヘビーローテーションになっておりまして、私のiPodは二人の「師匠」専用機みたいなことになっています。
自宅のMacも仕事場のVistaも、iTunesの「再生回数」は鰻登り。
これまでのアルバムもそうでしたが、きっとものすごく癖になりますよ、『点呼する惑星』。
平沢サウンドとしては新機軸を感じつつも、どこをどうとってもやっぱりヒラサワです。
傑作。

>「点呼する惑星」も今監督の仕事に何らかのかたちで影響するのでしょうか。

有形に無形に大きく影響するでしょうね。
っていうか、されたいし。
っていうか、されてるし。
投票数:1 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/1/31 2:10
xxclownxx  居住地: 千葉県  投稿数: 17
>年が明けてからこっち、『点呼する惑星』はヘビーローテーションになっておりまして、
>私のiPodは二人の「師匠」専用機みたいなことになっています。

やはりもう既に手に入れていましたか!
全く生き様の違う二人の師匠が今監督の神経回路形成にものすごい影響を与えているわけですね(笑)
その神経科路のoutputがどうなるのか、想像するだけでワクワクします。
そういうハマれるアイディアの基って大事ですよね。
日常の楽しみが、仕事にもつながってくる。
今監督の場合は意識的に「つなげている」し、自然と「つながってくる」ものを逃さない感じもします。

>これまでのアルバムもそうでしたが、きっとものすごく癖になりますよ

私は「85秒で巡る『点呼する惑星』ツアー」だけでも癖になっています(笑)
うらやましいです。本当に楽しみだな。

>有形に無形に大きく影響するでしょうね。
>っていうか、されたいし。
>っていうか、されてるし。

なるほど。
明快なご説明ありがとうございます(笑)
今までの作品を観ても、お話をうかがっても、影響は存じていましたが、影響を自ら「されたい」とおっしゃるほどとは思いませんでした。
もう本当に今監督にとってはあって当たり前の、今監督の一部なのでしょうね。
次回作はタイトルからも影響がうかがえますから、このアルバムを聞くことで、作品を観たときの感動も面白く変わってくるかもしれないですね。
投票数:1 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/2/23 1:46
FOO  居住地: 東京  投稿数: 23
>平沢サウンドとしては新機軸を感じつつも

新機軸というか、、、
何ですか、この
共産圏アニメの劇伴みたいな音楽は(笑)
投票数:1 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/2/23 2:54
s-kon  管理人 居住地: 東京  投稿数: 100
>共産圏アニメの劇伴みたいな音楽は(笑)

あはは。
みたいなって、あれ、『不思議惑星キンザザ』でしょう?
ソ連映画に触発されていると覚しいのですから、その感触は至って真っ当ですよ(笑)
荒涼たる砂漠の続く、『キンザザ』の不条理の世界が髣髴とされて可笑しくも美しいです。
投票数:1 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/2/24 1:21
FOO  居住地: 東京  投稿数: 23
>あれ、『不思議惑星キンザザ』でしょう?

なんだかそうみたいですね。
実は『キンザザ』云々っていうインタビューは、さっき読んだばかりなんです。先入観を持たずに新譜を聴きたから意図的に情報をシャットアウトしてたもんで。

「可視海」=ソラリス?=ソ連映画
っていう連想はあったんですが『不思議惑星キンザザ』のことは、すっかり忘れてた。
そっかあ。クゥ〜!(笑)

うーん。でも、ポップな割りになぜか楽しさに欠ける印象です。
ブラッドベリの小説に似た無常観が。

生物がいなくなった地球が舞台で、故障をまぬがれた機械達だけがノタノタと動き回ってる。彼らの役目は、ときおり訪れる異星からの客人に、滅んでしまった人類の記録をホログラフで観せること。
そんなストーリーが浮かんできます。
ヴォネガットも混じってるかな。
投票数:1 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/2/24 1:54
s-kon  管理人 居住地: 東京  投稿数: 100
ありゃ。「『キンザザ』云々っていうインタビュー」は読んでいません。あるんですね、そういうの。

>ポップな割りになぜか楽しさに欠ける印象

ああ……「なるほど」というか「そうですか?」というような。
私にはとても心地よいアルバムなのですが、確かに単純な楽しさみたいなものは薄い……のかな。
おかげで妙なイメージが湧きました。こういう感じです。
「片頬で大きく笑う」
片頬で笑うというと、「ニヤ…」というようなシニカルな、大きくない笑いです。
両の頬で笑うともちろん単純に楽しい感じ。
両頬を動かす総量を片頬にだけ集めたような、かなり歪なユーモア。
そんなイメージですかね。

>そんなストーリーが浮かんできます。

あ。いい話ですね、それ。『夢みる機械』も触発されます(笑)
ちょうど今日、「生物がいなくなった地球が舞台で、故障をまぬがれた機械達だけがノタノタと動き回ってる」という世界で、「滅んでしまった人類の記録」のごくごく個人的な断片を「ホログラフ」が映し出すというシーンのキャプションを書いていたばかりなので、驚きました(笑)
投票数:0 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/2/24 23:48
FOO  居住地: 東京  投稿数: 23
>。「『キンザザ』云々っていうインタビュー」は読んでいません。
ファンクラブの会報で語られていました。キャラ芸人へのインタビューみたいな記事で。
(「カリスマアーチストのお漫才、庶民のリスナーに新作の秘密を教えてあーげる、の巻」的な)

>かなり歪なユーモア。
そうですね。そういうシニカルさの印象が強かったんです。諦念と言ってもいいのかな。
『BLUE LINBO』で積極的に警鐘を発していたのが、『白虎野』になると、選択を誤らなければ希望はある、ぐらいのトーンになって、今回は「やあ、残念だったね」みたいな。
歌っているのはホログラムのヒラサワなんですよ。

>書いていたばかりなので、驚きました(笑)
あらま。それはいわゆるシンクロニシハジメですね、ニャンコ先生(笑)
『夢見る機械』は、そんな時代の設定ですか。主人公達のデザインからするとファンタジーっぽいですが。
これまでにないユニークな登場人物、じゃない登場ロボットを期待してます。電源が切れるたびに記憶がバックアップとったところまで戻って話をややこしくするヤツとか(笑)




投票数:0 平均点:0.00

  条件検索へ