笑わせていただきました

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/7/4 15:26 | 最終変更
洋二 
こんにちわ。
NOTEBOOKでおっしゃってた動画拝見しました。
ぎゃははは!!
かなり笑ってしまいました。
でも、映像としてはかなり手が込んでて、完成度が高いですね。本人たちはまさかこれを本物の監督が見るとは思ってなかったでしょう。海を渡ってかなりの笑いをとっているのはあっぱれです。

でも著作権侵害には間違いないんですよね。すべてをパトロールするのは難しいですね。私は自分の絵画作品を載せたホームページを持っていますが、利点がある反面、勝手にコピーされたり、勝手に商品を作られたり、挙句の果てには贋作がオークションサイトで売られているのを見つけたことさえあります。(それもかなり高価で)
最初の頃は憤慨して、いちいち対処していましたが、とても追いつきません。その時間と労力の方がもったいなくて、最近はエネルギーを制作のみに費やすようにしています。

ところで、今監督がおどけると、動画の彼のようなおかしなアクションをするのですか?

投票数:3 平均点:3.33
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/7/4 15:51
DJZ    投稿数: 329
投票数:1 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/7/5 13:25
s-kon  管理人 居住地: 東京  投稿数: 100
こんにちは、洋二さん。

>まさかこれを本物の監督が見るとは思ってなかったでしょう

どうでしょうね。けっこう本人が見ることを期待するんじゃないですか?
インターネットの拡大・普及によって、遠い存在に思える人とも「どこかでつながる」ことは容易になりました。もちろん、自分たちが楽しむために映像を作って公にするのが一番の目的だとは思いますが、頭の片隅ではかすかながらも「期待」はするでしょう。
だって、もし私が作る方だったらやっぱり期待しますもの(笑)
実際、平沢さんとお仕事をするきっかけとなったのは『パーフェクトブルー』画面内にちりばめた「お遊び」でしたからね。

>私は自分の絵画作品を載せたホームページを持っていますが、
>利点がある反面、勝手にコピーされたり、勝手に商品を作られ
>たり、挙句の果てには贋作がオークションサイトで売られて
>いるのを見つけたことさえあります。(それもかなり高価で)

よければ是非ウェブサイトを教えてください。
贋作やコピーされるのはひどい話ですが、それだけの魅力を伴っているということでしょう。
著作権の侵害を個人レベルでパトロールするのは手に余りますよね。
画像や映像などはまだ見つけやすい方でしょうが、テキストなどになってくると見つけるのは困難でしょうね。
仰るとおり、半ば諦めて創作に勤しむ方が健全で精神衛生にもいいかもしれません。

>ところで、今監督がおどけると、動画の彼のような
>おかしなアクションをするのですか?

割と(笑)
アルコールの影響とその時のテンションによりますが、世間的に思われている今 敏のアーティストイメージ(笑)からは随分外れた真似をしていると思います。
投票数:5 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/7/5 18:56
xxclownxx  居住地: 千葉県  投稿数: 17
>著作権の侵害を個人レベルでパトロールするのは手に余りますよね。

では、有志で平沢さんの神経警察のような機関を作りましょうか(笑)
千年警察とか?(笑)
投票数:2 平均点:5.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/7/6 4:19
洋二 
返信ありがとうございました。

>よければ是非ウェブサイトを教えてください。
>贋作やコピーされるのはひどい話ですが、それだけの魅力を伴っているということでしょう。

ひゃああ〜、お恥ずかしいです〜。
今さんのこの公のホームページで自分の作品に注意が向くのはちょっとはばかられ、赤面状態になりますし、宣伝になってもいけませんので、控えさせてください。

ただ、いつか将来今さんの映画の中で私の絵でお手伝いが出来る場面があればぜひ参加してみたいという野望(?)はあります。DVDの副音声で、背景の中にある看板や絵画などを描く人がいないとおっしゃっておられましたが、もしそういうシチュエーションで動物の絵が欲しいという場合はぜひお声をおかけください。とんでいきます!!

(ちなみに贋作になったのは龍虎の絵でした。動物なら多分全般的にだいじょうぶです。 白虎は好きなモチーフで、平沢さんの白虎野のアルバムを聞きながら描くと格別な思いになります!)

>アルコールの影響とその時のテンションによりますが、世間的に思われている今 敏のアーティストイメージ(笑)からは随分外れた真似をしていると思います。
ぜひそんなときの今さんを拝見したいです〜!
私も楽しい酒を飲むタイプですが、3年前に、マーティーニを8杯飲んでぶっ倒れてから、少し控えております。


投票数:2 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/7/7 12:06
s-kon  管理人 居住地: 東京  投稿数: 100
>千年警察とか?(笑)

度が過ぎるのを発見した際は是非当掲示板にご一報を。
まぁ、どのくらいだと「度が過ぎる」というのかが問題なんですけどね。
基本的には「だいたい商売が終わっていそうな映像」については目くじらを立てることもないと思いますが、「まだ商売が終わっていない」「商売はこれから」という映像の流出については困ります。
昨日だったか、『エヴァンゲリオン』の新作が中国のサイトに流出したとか何とか、というヘッドラインを見かけましたが、ひどい話ですね。
うちの映画でも『パプリカ』の時、公開前にニコニコ動画だかに映像が流出していたそうで、しかも実は正式な完成版ではないバージョンだったとか。キャラ(タイムカウンター)入りだったと聞きましたので、おそらく「関係者」の関与によるものと思われます。
油断も隙もあったもんじゃありません。
こういう奴こそ突き止めて警察に突き出してやりゃあよかったのに。
投票数:3 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/7/7 12:07
s-kon  管理人 居住地: 東京  投稿数: 100
>映画の中で私の絵でお手伝いが出来る場面が
>あればぜひ参加してみたいという野望

野望というにはあまりにプリティな(笑)
現在制作中の映画で、背景に貼るための画像を広く募集しようと思っていたところです。
実際、知り合いのつてを頼って集め始めています。
目立つところに使用するとは限りませんが、背景に登場する看板やポスター、絵画等にはめ込むための画像は権利の問題があるので自由に選べないし、なかなか手頃なものがないのが常なので、とにかく数が欲しい。
『夢みる機械』用のウェブを立ち上げたら、募集広告を出そうと思っていますので、その際は是非よろしくお願いいたします。
投票数:2 平均点:5.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/7/7 17:55
ぐしゃうん 
>基本的には「だいたい商売が終わっていそうな映像」については目くじらを立てることもないと思いますが、「まだ商売が終わっていない」「商売はこれから」という映像の流出については困ります。

冷静なスタンスですね。作品にドライな態度は、いつも本当に素晴らしいと思います。その反面、そのスタンスの根っこが私たち消費者の倫理観による強制のような気がして悲しくなります。著作権を一般論で語るのはとても難しいです。基本的には一つ一つの事象をクリエイターが「これは許す」「これは許さない」と判断するしかない。でも、そんなの時間的に無理だ、という。基本的には著作権侵害は全て自重すべきだと思うのですが、一部は宣伝効果になっているのも事実ですし・・・。いや、こんなのただの消費者の戯言なのかもしれないですね。正直、よくわかりません。でも完全にネット上を浄化するのは、不可能だし不健全な気もするんです。拮抗し続けるしかないのでしょうか・・・。
そういった意味で、実は千年警察はちょっと本気だったんです(笑)

>おそらく「関係者」の関与

本当だとしたら、全くもって動機がわからないですね。自分が携わった作品だからこそ、大事にしたいと普通は思うんじゃないでしょうか。理性を持て、と言いたいです。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/7/8 14:35
s-kon  管理人 居住地: 東京  投稿数: 100
私、ドライなんですかね。
そうなのかな。
著作権の話からは外れますが、確かに自分の仕事に「距離」が取れないような態度は理解できない方です。
もちろん自分の仕事に愛着はありますけどね。執着するのはいただけない。
親離れ子離れといった言い方がありますが、「過去の仕事離れ」が出来ない人は嫌ですね。
過去の仕事を利用する、とか受け継ぎつつ向上させるという在り方なら分かるのですが、似たようなものを繰り返し作るのは私にはよく分からない。
商売としては当然なんでしょうし、焼鳥屋がケーキに手を出すような真似はしない方がいいとは思いますが。
昨日晩飯を食べながらそんな話をしてました。
せめて同じような題材を続けて扱うなら、扱う方法やムードを変える方がいいだろうし、同じ方法を使うなら異なる題材にするとか、変化を付けたいものです。
たとえば黒澤明監督の『用心棒』と『椿三十郎』は同じ三十郎という主人公で連作されましたが、ムードが全然異なる。片やハードなヴァイオレンス、片やコミカルとさえいえるテイスト。だからいいんですよね。
そういう工夫でもしないと、作っている方も見ている方も飽きると思うんですが……そうでもないのかな。
私が飽きやすいだけかもしれません。多分そうなんでしょう。
ただ、一見題材や表現が変化しても、それでも変化しないような部分が当人らしさと呼ばれるものじゃないですかね。

「過去の仕事離れ」といっても著作権については手放すわけにも行きませんけどね(笑)
著作者であり同時に監督としては(あくまで今 敏の場合ですが)、制作中のギャラだけでは折り合いませんから、印税を含めたものがその仕事の報酬であって、印税は予想外のボーナスや利息なんかじゃありません。
要するに制作中の報酬は技術力や労働力に対するもので、印税はそれら制作の元になるアイディアや技術に対する報酬、というのが大雑把な区別でしょうかね。

>基本的には著作権侵害は全て自重すべきだと思うのですが、
>一部は宣伝効果になっているのも事実ですし・・・。

その通りだと思います。
どこかで一律に線を引きたい人も多数いるのでしょうが、私なんかは「常識」という曖昧さでいいんじゃないかと思いますね。
自動車のスピードだってそうでしょ?
どの道路だって制限速度は決まっていますが、完全に守っている人間はいない。
あれも「常識」の範囲というやつで、取り締まりが厳しいときには速度を控えるものだし、過度に違反するものは取り締まられる、と。
そこを杓子定規に違反を取り締まれば、物流なんかは大打撃を受けるでしょう。
ネットの問題は日本に限るわけにはいきませんが、少なくとも日本は「お目こぼし」が基本となっている社会です。だからいざとなると大量の犯罪を作り出すことが出来ることにもなっている。
普段の「お目こぼし」モードを「杓子定規」モードにチェンジさせるだけでいいんですから。
車のスピード違反はもちろん、色々な認可・許容基準とか政治家の献金問題なども基本はお目こぼしというグレーゾーンで成り立っているところが多分にあるでしょうし、日本の社会はそうしたグレーゾーンによって効率よく運営されている。
いいも悪いも、私は「そういうもんだ」と思っていますし、ネット上での著作権侵害のレベルもそれと同じようなもんだろ、という考え方です。
投票数:1 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2009/7/8 23:10
xxclownxx  居住地: 千葉県  投稿数: 17
お忙しい中、丁寧な返信ありがとうございます。

ドライという言い方が良くなかったかなと反省しています。

>もちろん自分の仕事に愛着はありますけどね。執着するのはいただけない。

このことが言いたかったのです。ベタベタしていなくて、いち作品として自分の作品について冷静でいられるというか。
そういう態度に憧れます。
私は自分に自信がなく、過去の経験等にすがりがちなので、余計にそう思ってしまうんです。

>そういう工夫でもしないと、作っている方も見ている方も飽きると思うんですが……そうでもないのかな。

そんなことないです!その通りだと思います。
例えば監督の作品でも、現実と虚構を行き来するという共通点がありながらも、千年女優とパプリカではその質感や、現実と虚構の間を行き来するツールやテーマが全く異なりますし、それが作品の個性になっていると思います。
個人的な感想ですが、千年女優の虚構は現実として受け取りたい人は誰でも入れる世界。
パプリカの虚構は誰かが支配していて、誰にも手放したくない世界に見えました。
その世界観が千年女優のシックで落ち着いた画面と、パプリカのビビットで無秩序な画面とマッチしていて、次は今監督は何を見せてくれるんだろうという期待が自然と湧いてくるんです。
今監督らしさを言葉で表現すると嘘くさくなってしまいそうで、なかなか表現できないのですが、やはり、今監督らしさも感じます。
普段人が触れたがらないところに触れたり、カットの一つ一つに仕掛けがあったり、緻密な画面だったり、全体を通して何か暖かかったり。
パッと見ただけでも右脳がうずくのに、何度見てもスルメのように別の旨みが出てくる点は、今監督のどの作品も一緒です。

>印税を含めたものがその仕事の報酬であって、
>印税は予想外のボーナスや利息なんかじゃありません。

ここはもっと私たちが意識しなきゃいけない部分だと思います。

>私なんかは「常識」という曖昧さでいいんじゃないかと思いますね。
>自動車のスピードだってそうでしょ?

とても納得させられました。
一律に線を引こうという考えが、既得権益側(今監督のことではないです)主導で行われているような漠然とした不安があったので、今監督がこのような意見をおっしゃってくださるのは、私にとってはとても大きなことです。
というのも、毎回違反動画を見るたびに、「クリエイターが毎日こういう目にあって苦しんでいるのに・・・」と勝手に思い込んで悩み、にも関わらず「全くそういった動画がないのは変だ」と思ってしまう自分の矛盾を消化できていなかったんです。そういったストレスをきちんと処理している今監督のようなクリエイターの存在を知れたことで、少しモヤモヤが晴れました。

>日本の社会はそうしたグレーゾーンによって効率よく運営されている。

まったく同感です。

>いいも悪いも、私は「そういうもんだ」と思っていますし、
>ネット上での著作権侵害のレベルもそれと同じようなもんだろ、
>という考え方です。

この文章からも今監督らしさを感じました。
なんでもシステマチックにする必要はないですね。
過度なものについては報告させていただきます。
投票数:3 平均点:0.00

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