先日、こんな依頼を賜った。 パリで開かれる映画祭で今 敏監督作のレトロスペクティブ上映をするから招待したいという。たいへん光栄なことである。 昨日は、チェコからもご招待を賜った。 こういうお話は時期に関係なく時折いただく。去年もスイスのロカルノ映画祭から招待をいただいた。 こうしたご招待はたいへん嬉しいのだが、たいていの場合こういうことになる。 「いやぁ……行きたいのは山々なんですが、い...(続きを読む)

昨日、たまたまWOWOWでオンエアしていた『地球の静止する日』を見てしまった。 ロバート・ワイズ監督のではなく、リメイクの方。 どうせ巨費を使ってリメイクするなら、ちょっとでいいから頭も使えばいいのに。 笑えもしやしない。 ここ何年も映画館にもレンタルビデオ屋にも行ってないので、何が話題で何が新作なのかもさっぱり分からないが、大仰な空振り映画に接してしまうと益々新作に興味が無くなる。 ...(続きを読む)

今日は節分。 あちこちで追い出された鬼たちが街を徘徊していることだろう。 追い出して済むならそれも良いが、こういう態度も悪くないんじゃないか? 「福は内、鬼も内」 知らない鬼より馴染んだ鬼の方がまだましという気もする。 先週の木曜日から二泊三日、「最後」の神戸出張だった。 短くない年月続けてきた「アートカレッジ神戸」アニメーション学科講師を今年度で辞めることにした。 事情は色々で...(続きを読む)

去年、読んだ本の中でもとりわけ面白かった一冊が、『単純な脳、複雑な「私」』池谷裕二(朝日出版社)。 二匹目のドジョウを探したら、ちゃんといた。 『海馬 脳は疲れない』池谷裕二・糸井重里(新潮文庫) 単行本は2002年に出ていたようだし、文庫も5年前に出ているので読まれた人も多いことだろうから、今更の話と思われても仕方ない。 こんな面白い本を読まずにいたとは勿体ない。 三匹目、四匹目も楽し...(続きを読む)

買い物をしていて不快に感じることの一つが、書店の袋に入ってくるチラシ広告である。どうもあれが許せない。 先ほども駅前の本屋で文庫を一冊買った時のこと。 「カバーはかけますか?」 「要らないです」 要りません、と言いたいのだが、気がつくとつい「要らないです」と発してしまっているのが少々不思議だ。 ゴミを増やしたくないので、私はカバーはかけない。世の中には「何の本を読んでいるのか悟られたくな...(続きを読む)

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