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  <title>KON&apos;S TONE</title>
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      <description>今 敏 オフィシャル・サイト</description>
        <pubDate>Sat, 19 May 2012 23:19:50 +0900</pubDate>
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  <title>雑食日誌2008</title>
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      <description>今 敏が読んだ本や観た映画などを自ら記録した「雑食日誌」シリーズ。2008年は引き続き『夢みる機械』のシナリオ準備期間で、9月から絵コンテに入った様子。『オズの魔法使い』などはその資料用と思われる。ブログ「NOTEBOOK」は波がありつつも平均すると週に1回以上のペースで更新され、個展『十年の土産』が開催された3月には31回も更新されている。その時々で観 ...</description>
        <pubDate>Fri, 09 Mar 2012 16:00:36 +0900</pubDate>
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    今 敏が読んだ本や観た映画などを自ら記録した「雑食日誌」シリーズ。

2008年は引き続き『夢みる機械』のシナリオ準備期間で、9月から絵コンテに入った様子。
『オズの魔法使い』などはその資料用と思われる。
ブログ「NOTEBOOK」は波がありつつも平均すると週に1回以上のペースで更新され、個展『十年の土産』が開催された3月には31回も更新されている。
その時々で観た映画や読んだ本について書かれており、この「雑食」についても定期的に記そうと試みていた痕跡が伺える。

2008年2月26日には「昨日、仕事場で久しぶりに『ジョジョの奇妙な冒険』を見た。ありがたいことに、DVDボックス全13話をもらったのである」などという記述もあるが、そういたものは「雑食日誌」に含まれていないようだ。
4月から6月はいつもの倍くらいの読書量で、その理由についてはこのように記されている。

2008年5月28日（水曜日）先週の雑食
先週はわずかな時間を見つけてはまめに読書をしたり映画を見たりするようにしていた。どうやら脳が刺激と知識を求めているらしい。


6月には別役実の著作を読破しており、それに関しても記されている。
12月には『五代目古今亭志ん生名演大全集』なるものを購入して小躍りしているが、これもCDなので「雑食日誌」には含まれていない。
絵コンテの清書中にずっと聴いていたようだ。

以下、彼のメモのまま掲載。
作品名のアタマについているマークは次の意味だと推察される。
○映画（DVDなど）
△芝居（DVDなど）
■本

『吉原御免状』は△マークなので小説ではなく劇団☆新感線の舞台DVDと思われる。



1月

■『チャンピオンたちの朝食』カート・ヴォネガット・ジュニア(ハヤカワ文庫／￥680+税)(再読)
■『有頂天家族』森見登美彦(幻冬舎/￥1500＋税)
■『使ってみたい武士の日本語』野火 迅(草思社/￥1300＋税)
■『子どものこころSOS』春日武彦(グローバル教育出版／￥2000＋税)
■『｢奇｣の発想』内田 勝(三五館／￥1800+税)
■『どうしても｢許せない｣人』加藤諦三(ベスト新書／￥695+税)
□『ソシュールと言語学 コトバはなぜ通じるのか』町田 健(講談社現代新書／￥720＋税)
■『不安の心理 安心の心理』加藤諦三（大和書房/￥571＋税）
■『だれにでも｢いい顔｣をしてしまう人 嫌われたくない症候群』加藤諦三(PHP新書／￥720+税)
■『キカイはどこまで人の代わりができるか？』井上猛雄(ソフトバンククリエイティブ／￥952+税)
■『世界の名言100選 ソクラテスからビル・ゲイツまで』金森誠也・監修(PHP文庫/￥552＋税)

2月
■『日本の神々と仏』岩井宏實・監修(青春出版社／￥667＋税)
■『国家・個人・宗教　近代日本の精神』稲垣久和(講談社現代新書／￥720+税)
■『伝える力』池上 彰(PHPビジネス新書/￥800＋税)
■『相手に｢伝わる｣話し方』池上 彰(講談社現代新書／￥720＋税)
■『心の休ませ方 ｢つらい時｣をやり過ごす心理学』加藤諦三（PHP文庫/￥476＋税）
■『ひとりでは生きられないのも芸のうち』内田樹(文藝春秋／￥1400＋税)
■『頭がよくなるユダヤ人ジョーク集』烏賀陽正弘（PHP新書／￥720+税）

3月
■『MM9』山本 弘
■『子どもは判ってくれない』内田樹(再読)
○『ロケッティア』
■『女は何を欲望するか』内田樹（角川oneテーマ21／￥705+税）
■『龍飛御天歌』村田喜代子（文春文庫／￥524+税）
○『斬る』岡本喜八
■『哲学個人授業』鷲田清一・永江朗（バジリコ／￥1500+税）
■『世界名言集』岩波文庫編集部・編（岩波書店／￥2500+税）

4月
■『心理療法対話』河合隼雄（岩波書店／￥1600+税）
○『大菩薩峠』岡本喜八
■『学校がアホらしいキミへ』日垣隆(大和書房／￥1200)
■『神話の心理学　現代人の生き方のヒント』河合隼雄（大和書房／￥1500）
■『人類は｢宗教｣に勝てるか 一神教文明の終焉』町田宗鳳(NHKブックス／￥1070+税)
■『ほんとうの環境問題』池田清彦・養老孟司（新潮社／￥1000+税）
■『テレビ救急箱』小田嶋隆（中公新書ラクレ／￥740+税）
○『リボルバー』ガイ・リッチー
■『養老訓』養老孟司（新潮社／￥1200+税）
■『やさしいダンテ〈神曲〉』阿刀田 高（角川書店／￥1600）
■『シェイクスピアのたくらみ』喜志哲雄（岩波新書／￥700＋税）
○『グエムル』
○『アポカリプト』メル・ギブソン
■『ユング心理学と仏教』河合隼雄（岩波書店／￥2200）
■『十牛図入門 「新しい自分」への道』横山紘一(幻冬舎新書／￥760＋税)
■『｢夜逃げ｣のすすめ』ひろさちや（集英社新書／￥700+税）
■『誰も知らない世界と日本のまちがい 自由と国家の資本主義』松岡正剛（春秋社
／￥1800＋税）
■『｢見えざる手｣が経済を動かす』池上 彰（ちくまプリマー新書／￥720+税）
■『問題は、躁なんです 正常と異常のあいだ』春日武彦（￥700+税）
■『時計じかけのハリウッド映画 脚本に隠された黄金法則を探る』芦刈いづみ・飯富崇生（角川SSC新書／￥760）

5月
■『教えて!ニュースの疑問点』池上 彰（ちくまプリマー新書／￥720+税）
■『日本という方法 おもかげ・うつろいの文化』松岡正剛（NHKブックス／￥1160＋税）
■『日本人の良識』ひろさちや（アスキー新書／￥724＋税）
○『シッコ』マイケル・ムーア
■『日本人の脳に主語はいらない』月本洋（講談社選書メチエ／￥1600+税）
○『リング』中田秀夫
○『The ring』ゴア・ヴァービンスキー
■『江戸の遺伝子』徳川恒孝（PHP研究所／￥1500＋税）
■『宮大工の人育て‐木も人も「癖」があるから面白い』菊池恭二（祥伝社新書／￥760＋税）
■『驕れる白人と闘うための日本近代史』松原久子・著 田中敏・訳（文藝春秋／￥1524＋税）
■『部下の仕事はなぜ遅いのか』日垣隆（三笠書房／￥1400+税）
■『本は10冊同時に読め！』成毛眞（三笠書房知的生きかた文庫／￥533＋税）
■『本を読む本』M.J.アドラー C.V.ドーレン（講談社学術文庫／￥900）
■『ディズニーの魔法』有馬哲夫（新潮新書／￥700＋税）
○『ヘルハウス』
■『黒澤明の作劇術』古川敏幸（フィルムアート社／￥1700+税）
○『バイオハザード・』
○『ロイ・ビーン』
■『グリム童話集2‐完訳版』大畑末吉（偕成社文庫／￥700+税）
■『読書力』齋藤 孝（岩波新書／￥700＋税）
■『鼓笛隊の襲来』三崎亜記（光文社／￥1400＋税）※鈴木さんから借りる
○『若き勇者たち』
○『愛が微笑むとき』
■『子どもの社会力』門脇厚司（岩波新書／￥740＋税）
■『子育てハッピーエッセンス100%』明橋大二（1万年堂出版／￥933+税）
■『思春期をめぐる冒険‐心理療法と村上春樹の世界』岩宮恵子（新潮文庫／￥476
＋税）
■『グリム童話の世界‐ヨーロッパ文化の深層へ』高橋義人（岩波新書／￥700＋
税）
○『バベル』
■『髑髏城の七人』中島かずき（講談社文庫／￥695＋税）
○『サイレント・ランニング』
■『聖書の論理が地球を動かす』鹿嶋春平太（新潮選書／￥1100＋税）
○『ショーン・オブ・ザ・デッド』
■『マーケティングを知っていますか』鹿嶋春平太（新潮選書／￥1100＋税）
○『STOMPの愛しの掃除機』
■『ラクをしないと成果は出ない』日垣隆（大和書房／￥1429+税）
■『ハリウッド脚本術』ニール・D・ヒックス／濱口幸一訳（フィルムアート社／￥2200）
○『不思議惑星キン・ザ・ザ』
○『バタフライ・エフェクト2』
△『カ・ドゥ』TAKE IT EASY!
○『オズの魔法使い』ビクター・フレミング
○『アイ・アム・レジェンド』

6月
△『吉原御免状』
■『｢ニッポン社会｣入門 英国人記者の抱腹レポート』コリン・ジョイス 著・谷岡健彦 訳（生活人新書-NHK出版／￥700+税）
■『武士語でござる』八幡和郎・監修（KKベストセラーズ／￥780＋税）
■『いきなりはじめる仏教生活』釈徹宗（basilico／￥1600＋税)
■『別役実のコント教室 不条理な笑いへのレッスン』別役 実（白水社／￥1700＋税）
■『別役実の演劇教室 舞台を遊ぶ』別役 実（白水社／￥1800＋税）
■『日々の暮し方』別役 実（白水ブックス／￥950＋税）
○『老人と海』アレクサンドル・ペトロフ
○『キングダムー見えざる敵』ピーター・バーグ
■『道具づくし』別役 実（ハヤカワ文庫／￥620＋税）
■『アカデミー賞を獲る脚本術』リンダ・シーガー（フィルムアート社／￥2400）
■『偽善エコロジー ｢環境生活｣が地球を破壊する』武田邦彦（幻冬舎新書／￥740+税）
■『電信柱のある宇宙』別役 実（白水社／￥900＋税）
■『ベケットと「いじめ」』別役 実（白水ブックス／￥950＋税）
○『ヒドゥン』ジャック・ショルダー
○『ヒドゥン2』
■『母なる夜』カート・ヴォネガット（白水ブックス／￥950+税）
■『これも経済学だ！』中島隆信（ちくま新書／￥720＋税）
■『すばらしきアメリカ帝国』ノーム・チョムスキー（集英社／￥1600+税）
■『満ち足りた人生』別役 実（￥880+税）
■『神とゴッドはどう違うか』鹿嶋春平太（新潮選書／￥1100+税）
■『そっと耳を澄ませば』三宮麻由子（集英社文庫／￥533+税）
■『イエスはなぜわがままなのか』岡野昌雄（アスキー新書／￥743+税）
■『元アイドル!』吉田豪（新潮文庫／￥514+税）
■『キャラクターメーカー』大塚英志（アスキー新書／￥743+税）
□『いやな世の中』勢古浩爾

7月
■『傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを』矢作俊彦（講談社／￥1700+税）
■『定説だってウソだらけ』日垣 隆（WAC／￥857+税）
■『ダンシング・ヴァニティ』筒井康隆（新潮社／￥1400+税）
■『ショーケン』萩原健一（講談社／￥1600+税）
■『古代から来た未来人 折口信夫』中沢新一（ちくまプリマー新書／￥700＋税）
■『動物の言い分 人間の言い分』日高敏隆（角川oneテーマ21／￥571+税）
■『脳のシワ』養老孟司（新潮文庫／￥400+税）
■『こんな日本でよかったね 構造主義的日本論』内田樹（バジリコ／￥1600＋税）
□『日本人はどこまで減るか』古田隆彦（幻冬舎新書／￥760+税）
○『リトル・ミス・サンシャイン』
○『シティ・スリッカーズ』

8月
■『仕事道楽 スタジオジブリの現場』鈴木敏夫（岩波新書／￥740+税）
■『精神のけもの道』春日武彦・吉野朔実（アスペクト／￥1429+税）
■『映画道楽』鈴木敏夫（ぴあ／￥1500+税）
■『アメリカの階梯』西垣通（講談社／￥1900+税）（古本）
■『母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか』斎藤環（NHKブックス／
￥920＋税）
■『折り返し点1997～2008』宮崎駿（岩波書店）
○『パンズラビリンス』
■『ゼフィルスの卵』池田清彦（東京書籍／￥1500）（古書￥750）
■『仏教が好き！』河合隼雄・中沢新一（朝日新聞社／￥1400）
■『戦闘美少女の精神分析』斎藤 環（ちくま文庫／￥800＋税）
■『通販な生活』日垣隆（講談社／￥1400+税）
○『太陽』アレクサンドル・ソクーロフ
○『アギーレ神の怒り』ヴェルナー・ヘルツォーク
■『科学はどこまで行くのか』池田清彦（ちくま文庫／￥640+税）
■『ネコはどうしてわがままか』日高敏隆（新潮文庫／￥400+税）
■『蜘蛛の糸は必ず切れる』諸星大二郎（講談社／￥1900+税）
■『文学の断層 セカイ震災キャラクター』斎藤環（朝日新聞出版／￥1900+税）
■『リアルのゆくえ』大塚英志・東 浩紀（講談社現代新書／￥860+税）
■『もののけづくし』別役実（ハヤカワ文庫／￥600+税）
■『追憶のハルマゲドン』カート・ヴォネガット（早川書房／￥2000+税）
○『スパイキッズ』
○『スパイキッズ2』
○『スラップショット』

9月
■『ジャーナリズム崩壊』上杉隆（幻冬舎新書／￥740+税）
■『日本はどう報じられているか』石澤靖治・編（新潮新書／￥680+税）
■『今さら聞けない科学の常識』朝日新聞科学グループ（講談社ブルーバックス／￥1000+税）
■『死よりも悪い運命』カート・ヴォネガット（ハヤカワ文庫／￥800+税）
■『反米主義』近藤 健（講談社現代新書／￥740+税）
■『ホーカス・ポーカス』カート・ヴォネガット（ハヤカワ文庫／￥860+税）
■『マンガの創り方』山本おさむ（双葉社／￥3800）

10月
■『スラップスティック』カート・ヴォネガット（ハヤカワ文庫／￥640+税）
■『メディアに心を蝕まれる子どもたち』有田芳生（角川SSC新書／￥740+税）
■『本質を見抜く力　環境・食料・エネルギー』養老孟司・竹村公太郎（PHP新書／￥760+税）
○『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最後の7日間』
■『映画の瞬き』ウォルター・マーチ（フィルムアート社／￥1700+税）
■『大人のいない国』鷲田清一・内田樹（プレジデント社／￥1143＋税）
■『映画を見る眼』小栗康平（NHK出版／￥1500+税）
■『人の心がつくりだすもの』河合隼雄（大和書房／￥1600＋税）
○『ノーカントリー』コーエン兄弟
■『生の科学、死の哲学』養老孟司対談集（清流出版／￥1400+税）
■『アメリカの宗教右派』飯山雅史（中公新書ラクレ／￥760+税）
○『暴力脱獄』スチュアート・ローゼンバーグ
■『モダンタイムス』伊坂幸太郎（講談社／￥1700+税）
■『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』町山智浩（文藝春秋／￥1000）
■『臨床読書日記』養老孟司

11月
■『脳あるヒト心ある人』養老孟司・角田光代（扶桑社新書／￥700+税）
■『ルポ貧困大国アメリカ』堤 未果（岩波新書／￥700+税）
■『できそこないの男たち』福岡伸一（光文社新書／￥820+税）
■『正義で地球は救えない』池田清彦・養老孟司（新潮社／￥1000+税）
■『ぼんくら』（上）宮部みゆき（講談社文庫／￥590+税）
■『ぼんくら』（下）宮部みゆき（講談社文庫／￥590+税）
■『運のつき』養老孟司（新潮文庫／￥438+税）
■『ストーリーメーカー』大塚英志
■『赤めだか』立川談春（扶桑社／￥1333+税）
■『証言・フルトヴェングラーかカラヤンか』川口マーン惠美（新潮選書／￥1300+税）
■『街場の教育論』内田樹（ミシマ社／￥1600＋税）
■『橋本治と内田樹』（筑摩書房／￥1800+税）
○『マイノリティ・リポート』

12月
■『昭和のエートス』内田樹（バジリコ／￥1600＋税）
■『世界のオモシロお仕事集』盛田則夫（中公新書ラクレ／￥720+税）
○『スターシップトルーパーズ3』
■『薄氷の踏み方 時代に塗りこめられないために』甲野善紀・名越康文（PHP研究所
／￥1200＋税）
■『虫捕る子だけが生き残る』養老孟司・池田清彦・奥本大三郎（小学館新書／￥700+税）
○『ダークナイト』
○『ホット・ファズ』
■『学力とは何か』諏訪哲二（洋泉社／￥740+税）
○『王になろうとした男』ジョン・ヒューストン
■『キャプテン・アメリカはなぜ死んだか』町山智浩（太田出版／￥1140+税）
○『バンテージ・ポイント』
○『宇宙戦争』
○『裏窓』
■『日本語が亡びるとき』水村美苗（筑摩書房／￥1800+税）
■『シネマほらセット』橋本治（河出書房新社／￥1600+税）
○『北北西に進路を取れ』
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  <title>雑食日誌2007</title>
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      <description>今 敏が読んだ本や観た映画などを自ら記録した「雑食日誌」シリーズ。2007年は公式サイトがリニュアルし、新作の準備段階で比較的余裕のあった時期でもあり、ブログ「NOTEBOOK」も頻繁に更新。本や映画についても随所で語られている。3月から4月は山田風太郎を集中読破。8月から12月にかけてはカート・ヴォネガットを再読。これはヴォネガットがこの年の4月に死去し ...</description>
        <pubDate>Mon, 27 Feb 2012 22:00:30 +0900</pubDate>
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      <content:encoded> <![CDATA[
    今 敏が読んだ本や観た映画などを自ら記録した「雑食日誌」シリーズ。
2007年は公式サイトがリニュアルし、新作の準備段階で比較的余裕のあった時期でもあり、ブログ「NOTEBOOK」も頻繁に更新。本や映画についても随所で語られている。

3月から4月は山田風太郎を集中読破。8月から12月にかけてはカート・ヴォネガットを再読。これはヴォネガットがこの年の4月に死去し、再刊が相次いだためである。
年末には「ウルトラマン大博覧会」を観たのがきっかけで『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』のBOXセットをまとめ買いし、どっぷりつかっている。
その顛末は「ウルトラ満点。いや、ウルトラマン展。」「BOXBOXBOX」というタイトルで「NOTEBOOK」に詳しく書かれている。
最晩年の半年ほどだが交際のあった内田勝さんとのエピソードも感慨深い。

以下、彼のメモのまま掲載。
作品名のアタマについているマークは次の意味だと推察される。
○映画（DVDなど）
■本



1月
■『考える水、その他の石』宮沢章夫（白水社／￥2000+税）
■『一神教の闇‐アニミズムの復権』安田喜憲（ちくま新書／￥720+税）
■『カンガルー日和』村上春樹（講談社文庫／￥448+税）
■『グリム童話集［1］』矢崎源九郎（偕成社文庫／￥700+税）
○『砂の器』野村芳太郎
■『生き延びるためのラカン』斉藤環（バジリコ／￥1500+税）
○『幻の湖』橋本忍
■『医師がすすめるウォーキング』泉嗣彦（集英社新書／￥660+税）
■『天才のヒラメキを見つけた！』日垣隆（WAC出版／￥857+税）
■『頭は必ず良くなる』日垣隆（WAC出版／￥933+税）
■『フロイトからユングへ』鈴木晶（NHKライブラリー／￥1020+税）
○『アンドリューNDR114』クリス・コロンバス
■『イッセー尾形の人生コーチング』森田雄三・監修、朝山実・文（日経BP社￥1300+税）
■『ギリシア・ローマ名言集』柳沼重剛・編（岩波文庫／￥560+税）
■『アメリカの原理主義』河野博子（集英社新書／￥680+税）
○『ダヴィンチコード』ロン・ハワード
■『問題な日本語』北原保雄・編（大修館書店／￥840+税）
■『個人的な愛国心』日垣隆（角川oneテーマ21／￥686+税）
■『続弾！問題な日本語』北原保雄・編（大修館書店／￥800+税）
■『バカとは何か』和田秀樹（幻冬舎新書／￥720+税）
■『知識ゼロからの精神分析入門』鈴木晶（幻冬舎／￥1300+税）
○『ロング・グッドバイ』ロバート・アルトマン
○『ココシリ』
○『ウルトラ・ヴァイオレット』
■『路上の国柄‐ゆらぐ「官尊民卑」』藤田弘夫（文藝春秋／￥1429+税）

2月
■『まともバカ』養老孟司（大和文庫／￥743+税）
○『A.I.』スティーブン・スピルバーグ
■『下流志向／学ばない子どもたち働かない若者たち』内田樹（講談社／￥1400+税）
■『17歳のための世界と日本の見方　セイゴオ先生の人間文化講義』松岡正剛（春秋社／￥1700+税）
■『フィッシュストーリー』伊坂幸太郎（新潮社／￥1400+税）
■『狼少年のパラドクス‐ウチダ式教育再生論』内田樹（朝日新聞社／￥1400+税）■『顔面考』春日武彦（紀伊国屋書店／￥2000+税）
■『日本人のしきたり』飯倉晴武・編著（青春出版社／￥667＋税）
■『職人ことばの「技と粋」』小関智弘（東京書籍／￥1600+税）
■『14歳の君へ』池田晶子（毎日新聞社／￥1143+税）
■『禁断の科学』池内了（晶文社／／￥1900+税）

3月
■『知の編集術‐発想・思考を生み出す技法』松岡正剛（講談社現代新書／￥720+税）
■『人は見た目が9割』竹内一郎（新潮新書／￥680+税）
■『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判3』町山智浩＆柳下毅一郎（洋泉社／￥1600＋税）
■『現代人のための脳鍛錬』川島隆太（文春新書／￥710＋税）
■『テレビの嘘を見破る』今野勉（新潮新書／￥700+税）
■『技術の伝え方』畑村洋太郎（講談社現代新書／￥700＋税）
■『なぜ勉強させるのか？‐教育再生を根本から考える』諏訪哲二（光文社新書／￥720+税）
○『フルメタルジャケット』
○『獣兵衛忍風帖』川尻善昭
○『バンパイアハンターD』川尻善昭
○『16ブロック』リチャード・ドナー
■『江戸忍法帖』山田風太郎（講談社文庫）
■『伊賀忍法帖』山田風太郎（講談社文庫￥629＋税）
○『もしも昨日が選べたら』
○『レイヤーケーキ』
■『甲賀忍法帖』山田風太郎（講談社文庫／￥590）
■『忍法剣士伝』山田風太郎（角川文庫／￥700＋税）

4月
■『高校の現実』喜入克（草思社／1400＋税）
■『くノ一忍法帖』山田風太郎（角川文庫／552＋税）
■『柳生忍法帖・上』山田風太郎（角川文庫／705＋税）
■『柳生忍法帖・下』山田風太郎（角川文庫／705＋税）
■『ケルト巡り』河合隼雄（NHK出版／1500＋税）

5月
■『1万円の世界地図ー図解 日本の格差、世界の格差』佐藤 拓(祥伝社新書／780+税)
■『みんなで国語辞典』北原保雄・監修(大修館書店／950+税)
■『方向音痴の研究』日垣隆(WAC BUNKO／￥857)
■『メディア・バイアス』松永和紀（光文社新書／￥740＋税）
■『裁判官の爆笑お言葉集』長峰超輝（幻冬舎新書／￥720+税）
■『団塊格差』三浦展(文藝春秋／￥760+税)
■『うさぎおいしーフランス人』村上春樹　安西水丸・絵(￥1524+税)
■『バブルの肖像』都築響一(アスペクト￥1500+税)
■『日本人の死に時‐そんなに長生きしたいですか』久坂部羊(幻冬舎新書／720+税)

6月
■『成功術 時間の戦略』鎌田浩毅(文春新書／￥680+税)
■『数に強くなる』畑村洋太郎(岩波新書／￥740+税)
■『逆立ち日本論』内田樹・養老孟司
■『本当は不気味で怖ろしい自分探し』春日武彦(￥1600+税)
■『デキる人は「喋り」が凄い‐勝つ言葉、負ける言葉』日本語向上委員会(角川oneテーマ21￥571+税)
○『スネーク・フライト』
■『街場の中国論』内田樹(ミシマ社／￥1600+税)
■『今は昔のこんなこと』佐藤愛子(文春新書／￥740+税)
■『脳と魂』養老孟司・玄侑宗久(ちくま文庫／￥700＋税)

7月
■『ブレイン・ヴァレー(上)』瀬名秀明(新潮文庫／￥743)
■『ブレイン・ヴァレー(下)』瀬名秀明(新潮文庫／￥705)
■『サッカーの上の雲』小田嶋隆(駒草出版／￥1400＋税)
■『株式会社という病』平川克美(NTT出版￥1600＋税)
○『インビジブル2』
■『ウェブ社会をどう生きるか』西垣通(岩波新書／￥700+税)
■『奇想科学の冒険‐近代日本を騒がせた夢想家たち』永山靖生(平凡社新書／￥760＋税)
■『青空の方法』宮沢章夫(再読)
○『フリーダムランド』

8月
■『40歳を過ぎても記憶力は伸ばせる』高田明和(講談社+α新書／￥700+税)
■『自分は死なないと思っているヒトへ』養老孟司(大和文庫／￥743＋税)
■『1984年のビーンボール』小田嶋隆(駒草出版／\1500+税)
○『悪魔の変異』
■『村上春樹のなかの中国』藤井省三(朝日選書／￥1200+税)
■『日本の戦時下ジョーク集／満州事変・日中戦争篇』早坂隆(中公新書ラクレ／\740+税)
■『日本の戦時下ジョーク集／太平洋戦争篇』早坂隆(中公新書ラクレ／\740+税)
■『蛍・納屋を焼く・その他の短編』村上春樹(新潮文庫／\362+税)
■『脳がほぐれる言語学‐発想の極意』金川欣二(ちくま新書／\700+税)
○『バラフライ・エフェクト』
■『日本語は天才である』柳瀬尚紀(新潮社／\1400+税)
○『ストレンヂア』
■『新耳袋 現代百物語 第十夜』木原浩勝・中山市朗(メディアファクトリー／\1200+税)
■『国のない男』カート・ヴォネガット／金原瑞人訳(NHK出版／1600＋税)

9月
■『日本文化における時間と空間』加藤周一(岩波書店／\2300+税)
○『ゴーストライダー』
■『生物と無生物のあいだ』福岡伸一(講談社現代新書／777円税込）
○『ダイハード3』
■『新耳袋コレクション 恩田陸・編／木原浩勝 中山市朗・著』(メディアファクトリー／\590+税)
■『科学の目科学のこころ』長谷川眞理子(岩波新書／\740+税)
■『人物で語る物理学入門(上)』米沢富美子(岩波新書／\740+税)
○『パーフェクトブルー』
■『合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論』内田 樹・平尾 剛(朝日新書／\720+税)
○『ワイルドスピードx3 TOKYO DRIFT』
○『恋はデジャ・ブ』
■『お節介なアメリカ』ノーム・チョムスキー(ちくま新書／\900+税)
■『プレイヤー・ピアノ』カート・ヴォネガット・ジュニア(ハヤカワ文庫／\940+税)
■『怖い絵』中野京子(朝日新聞社／\1800+税)
■『脳をきたえる哲学のことば365』荒木清(日東書院／\1400)
○『300』ザック・スナイダー

10月
■『デッドアイ・ディック』カート・ヴォネガット(浅倉久志・訳/ハヤカワ文庫/760+税)
■『村上春樹にご用心』内田樹(アルテスパブリッシング／\1600+税)
■『日本映画、崩壊ー邦画バブルはこうして終わる』斉藤守彦(ダイヤモンド社／1429＋税)
■『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』カート・ヴォネガット・ジュニア(浅倉久志・訳/ハヤカワ文庫/680+税)
■『常識はウソだらけ』日垣隆(WAC／\857+税)
○『ミスター・ノーボディ』トニーノ・ヴァレリ
○『夕陽のガンマン』セルジオ・レオーネ
○『シャーロック・ホームズの冒険』ビリー・ワイルダー
■『「狂い」のすすめ』ひろさちや(集英社新書／\680+税)
■『ホラー小説でめぐる「現代文学論」』高橋敏夫(宝島新書／\720+税) *実際の高はハシゴダカ
■『学校のモンスター』諏訪哲二(中公新書ラクレ／\760+税)
■『世界のしくみが見える「メディア論」』有馬哲夫(宝島新書／\720+税)
■『考える人生相談』加藤典洋(筑摩書房／￥1500+税)

11月
■『ガラパゴスの箱舟』カート・ヴォネガット(ハヤカワ文庫／￥820＋税)
■『われはロボット(決定版)』アイザック・アシモフ(ハヤカワ文庫／￥724＋税)
■『無意味なものと不気味なもの』春日武彦(文藝春秋／￥1886+税)
■『猫のゆりかご（CAT'S CRADLE）』カート・ヴォネガット・ジュニア/伊藤典夫訳(ハ
ヤカワ文庫／￥600＋税)
■『年収崩壊　格差時代に生き残るための「お金サバイバル術」』森永卓郎(角川SSC新書／￥760＋税)
■『バゴンボの嗅ぎタバコ入れ』カート・ヴォネガット／浅倉久志・伊藤典夫 訳(ハヤカワ文庫／￥980＋税)
■『スローターハウス5』カート・ヴォネガット・ジュニア／伊藤典夫 訳(ハヤカワ文庫／￥500)(再読)
○『トゥモロー・ワールド』アルフォンソ・キュアロン
○『ストリートファイター(HARD TIMES)』ウォルター・ヒル
■『加藤諦三教授の早大講義録 ココロが壊れないための「精神分析論」』加藤諦三(宝島社新書／￥720+税)
○『狼よさらば(Death Wish)』マイケル・ウィナー
○『ガルシアの首(BRING ME THE HEAD OF ALFRED GARCIA)』サム・ペキンパー
■『「狂い」の構造〜人はいかにして狂っていくのか?〜』春日武彦・平山夢明(扶桑社新書/￥720＋税)
■『ぼちぼち結論』養老孟司(中公新書／￥700＋税)
○『ロサンゼルス(DEATH WISH II)』マイケル・ウィナー
○『地獄で眠れ(THE EVIL THAT MEN DO)』
○『ダイ・ハード4.0』

12月
■『脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める』築山 節(生活人新書／￥700+税)
■『毎日笑って半年笑える ジョーク世界一』クリント西森 編著(アカデミー出版／￥800＋税)
○『ダイ・ハード』ジョン・マクティアナン
■『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア 浅倉久志・訳(ハヤカワ文庫／￥560・再読)
○『ダイ・ハード2』レニー・ハーリン
○『ダイ・ハード3』ジョン・マクティアナン
■『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎(新潮社／￥1600＋税)
○『ウルトラQ』Vol.1
○『ウルトラQ』Vol.2
■『ジェイルバード』カート・ヴォネガット(ハヤカワ文庫／￥760+税)
■『バカにならない読書術』養老孟司・池田清彦・吉岡 忍(朝日新書／￥740+税)
■『日本の行く道』橋本治(集英社新書／￥740+税)
○『ウルトラQ』Vol.3
○『ウルトラQ』Vol.4
○『ウルトラQ』Vol.5
■『大人の見識』阿川弘之(新潮新書／￥680+税)
■『歴史を精神分析する』岸田秀(中公文庫／￥590＋税)
■『思春期ポストモダン』斉藤環(幻冬舎新書／￥720＋税)
■『タイムクエイク』カート・ヴォネガット(ハヤカワ文庫／￥760+税)
○『ウルトラQ』Vol.6
○『ウルトラマン』Vol.1
○『ウルトラマン』Vol.2
○『ウルトラセブン』Vol.1
■『青ひげ』カート・ヴォネガット(ハヤカワ文庫／￥790＋税)
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  <title>雑食日誌2006</title>
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      <description>今 敏が読んだ本や観た映画などを自ら記録した「雑食日誌」シリーズ。2006年は監督作『パプリカ』が完成したものの相変わらず多忙でサイト更新はトップ・ページのみ。サイトの頻繁な更新や「雑食解説」は、翌年のリニュアルを待たねばならない。2006年の前半は町山智浩、後半は隆慶一郎が私的ブームだった模様。町山智浩の著作は、ネット放送（ポッドキャスト） ...</description>
        <pubDate>Mon, 13 Feb 2012 15:00:23 +0900</pubDate>
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        <category>コンズ便り</category>
      
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    今 敏が読んだ本や観た映画などを自ら記録した「雑食日誌」シリーズ。
2006年は監督作『パプリカ』が完成したものの相変わらず多忙でサイト更新はトップ・ページのみ。
サイトの頻繁な更新や「雑食解説」は、翌年のリニュアルを待たねばならない。

2006年の前半は町山智浩、後半は隆慶一郎が私的ブームだった模様。
町山智浩の著作は、ネット放送（ポッドキャスト）ともどもつきあいが続き、のちに「好ましい物たち」に加えられることとなる。
10月・11月は矢作俊彦をまとめ読みしているが、もちろん『気分はもう戦争』の原作者であるから、これ以前の作品も読んでいたはず。
12月には、シナリオ段階に入っていた『夢みる機械』の資料用と思われる映画や本に目を通している。

以下、彼のメモのまま掲載。
作品名のアタマについているマークは次の意味だと推察される。
○映画（DVDなど）
■本



1月
■『ご臨終メディア‐質問しないマスコミと一人で考えない日本人』森達也・森巣博（集英社新書／￥680+税）
■『幸福論』春日武彦（講談社現代新書／￥700+税）
○『隠し砦の三悪人』
■『使えるレファ本150選』日垣隆（ちくま新書／￥780+税）
■『生きる幻想 死ぬ幻想』岸田秀・小滝透（春秋社／￥1800+税）
■『不幸になりたがる人たち‐自虐指向と破滅願望』春日武彦（文春新書￥660+税）
■『いい加減にしろよ（笑）』日垣隆（文芸春秋／￥1314+税）
■『イメージ・ファクトリー』ドナルド・リチー（青土社／￥2400+税）
○『小さな巨人』
■『人間は遺伝か環境か？ 遺伝的プログラム論』日高敏隆（文春新書／￥710+税）
■『美女と野球』」リリー・フランキー（河出文庫／￥520+税）
■『脳の中の幽霊、ふたたび‐見えてきた心のしくみ』V・S・ラマチャンドラン（角川書店／￥1500+税）
○『ターミネーター2』
○『ターミネーター』

2月
○『ターミネーター3』
■『ブレードランナーの未来世紀〈映画の見方〉がわかる本‐80年代アメリカ映画　カルト・ムービー篇』町山智浩（洋泉社／￥1800+税）
○『ロボコップ』
■『ツチヤ教授の哲学講義』土屋賢二（岩波書店／￥1800+税）
○『ロボコップ2』
■『何をやっても癒されない』春日武彦（角川書店／￥1300+税）
○『スターシップ・トルーパーズ』
■『10年後の日本』『日本の論点』編集部編（文春新書／￥730+税）
■『超バカの壁』養老孟司（新潮新書／680+税）
○『スターシップ・トルーパーズ2』
■『悪の交渉術』向谷匡史（幻冬社／￥1400+税）
■『17歳という病‐その鬱屈と精神病理』春日武彦（文春新書／￥680+税）
■『USAカニバケツ』町山智浩（太田出版／￥1480+税）
■『不勉強が身にしみる‐学力・思考力・社会力とは何か』長山靖生（光文社新書／￥720+税）
■『対話する生と死‐ユング心理学の視点』河合隼雄（大和文庫￥705+税）

3月
■『銀齢の果て』筒井康隆（新潮社／￥2.500+税）
■『病んだ家族、散乱した室内』春日武彦（医学書院／￥2200+税）
■『〈映画の見方〉がわかる本-『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで』町山智浩（洋泉社／￥1680+税）
■『ロウアーミドルの衝撃』大前研一（講談社／￥1600+税）
■『底抜け合衆国‐アメリカが最もバカだった4年間』町山智浩（洋泉社／￥1500+税）
■『99.9％は仮説　思い込みで判断しないための考え方』竹内薫（光文社新書／￥700+税）
■『他人を見下す若者たち』速水敏彦（講談社現代新書／￥720+税）
■『九条どうでしょう？』内田樹・小田嶋隆・平川克美・町山智浩（毎日新聞社／￥1200+税）
■『不平等社会日本‐さよなら総中流』佐藤俊樹（中公新書￥660+税）
■『脳の中の人生』茂木健一郎（中公新書ラクレ￥700+税）
■『終末のフール』伊坂幸太郎（集英社／￥1400+税）

4月
■『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』町山智浩・柳下穀一郎（洋泉社／￥1500+税）
■『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判2』町山智浩・柳下穀一郎（洋泉社／￥1500+税）
○『フォーン・ブース』ジョエル・シューマカー
■『レンダリングタワー』宮沢章夫（ASCII／￥1400+税）
○『ダーティハリー』ドン・シーゲル
■『「脳」整理法』茂木健一郎（ちくま新書／￥700+税）
○『赤毛』岡本喜八
■『身体知‐身体が教えてくれること』内田樹・三砂ちづる（バジリコ／￥1300+税）
○『血と砂』岡本喜八
○『戦国野郎』岡本喜八
■『態度が悪くてすみません‐内なる「他者」との出会い』内田樹（角川oneテーマ21新書）
■『急がば疑え！』日垣隆（日本実業出版社／￥1300+税）
○『独立愚連隊』岡本喜八
■『昭和史』半藤一利（平凡社／￥1600+税）
■『そして殺人者は野に放たれる』日垣隆（新潮社／￥1400+税）
○『独立愚連隊西へ』
○『スケアクロウ』

5月
■『昭和史‐戦後篇』半藤一利（平凡社／￥1800+税）
■『敢闘言‐さらば偽善者たち』日垣隆（文春文庫／￥667+税）
■『幻想に生きる親子たち』岸田秀（文春文庫／￥638+税）
■『情報の「目利き」になる！‐メディア・リテラシーを高めるQ&amp;A』（ちくま新書／￥700+税）
■『売文生活』日垣隆（ちくま新書／￥780+税）
?『チルドレン』
■『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか？』吉田典生（日本実業出版社／￥1400+税）
■『すごい言葉‐実戦的名句323選』晴山陽一（文春新書／￥720+税）
■『『海辺のカフカ』を精読する』小森陽一(平凡社新書／￥819+税)
■『陽気なギャングの日常と襲撃』伊坂幸太郎（祥伝社ノン・ノベル／￥838+税)
■『ハリウッド・ビジネス』ミドリ・モール（文春新書／￥700+税）

6月
■『世界の日本人ジョーク集』早坂隆（中公新書ラクレ／￥760+税）
■『「性愛」格差論』斉藤環・酒井順子（中公新書ラクレ／￥700+税）
■『世界反米ジョーク集』早坂隆（中公新書ラクレ／￥720+税）
■『世界の紛争地ジョーク集』早坂隆（中公新書ラクレ／￥720+税）
■『黒澤明VS.ハリウッド‐『トラ・トラ・トラ！』その謎のすべて』田草川弘（文藝春秋／￥2476+税）
■『十五人の黒澤明‐出演者が語る巨匠の横顔』ぴあ・編（ぴあ／￥1800+税）
■『身体を通して時代を読む‐武術的立場』甲野善紀・内田樹（バジリコ／￥1500+税）
○『眼下の敵』
■『日本人には思いつかない「居酒屋英語」発想法』ジェフ・ギャリソン（講談社+α新書／￥800+税）
■『大人のための文章法』和田秀樹（角川oneテーマ21／￥695+税）

7月
■『ソロモンの指輪　動物行動学入門』コンラート・ローレンツ（早川書房／￥1600+税）
■『複眼の映像‐私と黒澤明』橋本忍(文藝春秋／￥2000+税)
■『知的複眼思考法』苅谷剛彦（講談社／￥1600+税）
■『「80年代地下文化論」講義』宮沢章夫（白夜書房／￥1905+税）
■『「関係の空気」「場の空気」』冷泉彰彦（講談社現代新書／￥720+税）

8月
■『「おたく」の精神史／一九八〇年代論』大塚英志（講談社現代新書／￥950）
■『私家版・ユダヤ文化論』内田樹（文春新書／￥750+税）
■『現代日本の問題集』日垣隆（講談社現代新書／￥720+税）
■『オタク・イン・USA‐愛と誤解のAnime輸入史』パトリック・マシアス（太田出版／￥1480+税）
■『実践カルチュラル・スタディーズ』上野俊哉／毛利嘉孝（ちくま新書／￥740+税）
■『アニメーションの臨床心理学』横田正夫（誠信書房／￥3800+税）
■『演劇入門』平田オリザ（講談社現代新書／￥700+税）
■『『資本論』も読む』宮沢章夫（WAVE出版／￥1600+税）
■『必笑小咄のテクニック』米原万里（集英社新書／￥680+税）
■『世界ビジネスジョーク集』おおばともみつ（中公新書ラクレ／￥700+税）
○『スターウォーズ／エピソード1』
○『スターウォーズ／エピソード2』
○『スターウォーズ／エピソード3』
■『消える男』イッセー尾形（文藝春秋／￥1733+税）
■『食品の裏側』安部司（東洋経済新報社／￥1400+税）
■『壊れかた指南』筒井康隆（文藝春秋￥1517+税）
■『演技と演出』平田オリザ（講談社現代新書／￥700+税）

9月
■『大盗禅師』司馬遼太郎（文春文庫）
■『一夢庵風流記』隆慶一郎（新潮文庫／￥667+税）
■『鬼麻斬人剣』隆慶一郎（新潮文庫／￥514+税）
■『死ぬことと見つけたり（上）』隆慶一郎（新潮文庫／￥514+税）
■『死ぬことと見つけたり（下）』隆慶一郎（新潮文庫／￥514+税）
■『見知らぬ海へ』隆慶一郎（講談社文庫／￥514+税）
■『捨て童子・松平忠輝（上）』隆慶一郎（講談社文庫／￥590+税）
■『捨て童子・松平忠輝（中）』隆慶一郎（講談社文庫／￥590+税）
■『夜露死苦現代詩』都築響一（新潮社／￥1600+税）
■『捨て童子・松平忠輝（下）』隆慶一郎（講談社文庫／￥552+税）
■『柳生非情剣』隆慶一郎（講談社文庫／￥400+税）
■『柳生刺客状』隆慶一郎（講談社文庫／￥381+税）
■『花と火の帝（上）』隆慶一郎（講談社文庫／￥648+税）
■『花と火の帝（下）』隆慶一郎（講談社文庫／￥648+税）
■『吉原御免状』隆慶一郎（新潮文庫／￥667+税）（再）

10月
■『かくれさと苦界行』隆慶一郎（新潮文庫／￥629+税）（再）
■『時代小説の愉しみ』隆慶一郎（講談社文庫／￥448+税）
■『痴呆系‐素晴らしき痴呆老人の世界』早田工二・直崎人士（データハウス／1300+税）
■『警察裏物語』北芝健（バジリコ／￥1200+税）
■『影武者徳川家康（上）』隆慶一郎（新潮文庫／￥705+税）
■『影武者徳川家康（中）』隆慶一郎（新潮文庫／￥743+税）
■『影武者徳川家康（下）』隆慶一郎（新潮文庫／￥705+税）
■『リンゴォ・キッドの休日』矢作俊彦（角川文庫／￥629+税）
■『父親のすすめ』日垣隆（文春新書／￥710+税）
■『オーケストラは素敵だ・オーボエ吹きの修行帖』茂木大輔（中公文庫／￥590+税）
■『イン・ザ・プール』奥田英朗（文春文庫／￥476+税）
■『真夜中までもう一歩』矢作俊彦（角川文庫／￥705+税）
■『さまよう薔薇のように』矢作俊彦（角川文庫／￥552+税）

11月
■『マイク・ハマーへ伝言』矢作俊彦（角川文庫／￥571+税）
■『知的ストレッチ入門』日垣隆（大和書房／￥1300+税）
■『どっからでもかかって来い！』日垣隆（WAC／1333+税）
■『夏のエンジン』矢作俊彦（文春文庫／￥619+税）
■『刺さる言葉‐目からウロコの人生論』日垣隆（角川oneテーマ21／￥686+税）
■『ららら科学の子』矢作俊彦（文春文庫／￥667+税）
○『君に愛の月影を』フィリップ・ド・ブロカ
■『テレビ標本箱』小田嶋隆（中公新書ラクレ／￥740+税）
■『ロング・グッドバイ（THE WRONG GOODBYE）』矢作俊彦（角川書店／￥1800+税）
■『東京ファイティングキッズ・リターン』内田樹・平川克美（バジリコ／￥1500+税）
○『バットマン』ティム・バートン
■『残酷な子供グロテスクな大人』春日武彦（アスペクト／￥1800+税）
■『僕たちは池を食べた』春日武彦（河出書房新社／￥1600+税）
■『村上春樹イエローページ1』加藤典洋（幻冬社文庫／￥495+税）

12月
○『バットマン・ビギンズ』クリストファー・ノーラン
■『国境の南、太陽の西』村上春樹（講談社文庫／514+税）
■『村上春樹イエローページ2』加藤典洋（幻冬社文庫／￥495+税）
■『オズの魔法使い』フランク・ボーム／大村美根子・訳（偕成社文庫／￥700+税）
■『すぐに稼げる文章術』日垣隆（幻冬舎文庫／￥720+税）
■『聖書物語』山室静（偕成社文庫／￥800+税）
■『いちばん大事なこと‐養老教授の環境論』養老孟司（集英社新書／￥660+税）
○『ロボッツ』
○『わんぱく王子の大蛇退治』
○『長靴をはいた猫』
■『ギリシア神話』高津春繁・高津久美子（偕成社文庫／￥800+税）
■『日本の昔話［1］』坪田譲治（偕成社文庫／￥700+税）

なお、5月の『チルドレン』のみマークが文字化けしているが、伊坂幸太郎の小説（その映画化作品の公開は11月）と思われる。
    ]]> </content:encoded>
        <dc:creator>kasiko</dc:creator>
                              </item>
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  <title>雑食日誌2005</title>
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      <description>今 敏が読んだ本や観た映画などを自ら記録した「雑食日誌」シリーズ。2012年、最初の更新です。たいへん遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。2005年は『パプリカ』の制作真っ直中のため「NOTEBOOK」の更新もまったくないが、相変わらず読書量は多い。なにか思うところがあったのか、読書への投資額を知りたかったのか、家計簿がわりか、2月からは購 ...</description>
        <pubDate>Mon, 30 Jan 2012 15:00:19 +0900</pubDate>
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        <category>コンズ便り</category>
      
      <content:encoded> <![CDATA[
    今 敏が読んだ本や観た映画などを自ら記録した「雑食日誌」シリーズ。
2012年、最初の更新です。
たいへん遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。

2005年は『パプリカ』の制作真っ直中のため「NOTEBOOK」の更新もまったくないが、相変わらず読書量は多い。なにか思うところがあったのか、読書への投資額を知りたかったのか、家計簿がわりか、2月からは購入した書籍の価格も記載。映画の原題や監督名も記してある。

2003年から愛読している内田樹は、旧刊をひと通り読み終え、この年は新刊待ちの間に再読までしている。
10月あたりは伊坂幸太郎に集中して読破。

1月の1stガンダム3部作鑑賞は正月恒例の楽しみ。
『パプリカ』のためか、名画の再観も多い。
『サクサク(sakusaku)』は現在も続くtvk（テレビ神奈川）の「オンガク情報バラエティ」番組のDVD化で、当時、仲間内でマニアックな演出に人気が集まった。

以下、彼のメモのまま掲載。
作品名のアタマについているマークは次の意味だと推察される。
○映画（DVDなど）
△映画以外の映像作品
■本



1月
○『第十七捕虜収容所』(Stalag 17/ビリー・ワイルダー)
■『これも男の生きる道』(橋本治/ちくま文庫)
○『鷲は舞い下りた』(The eagle has landed/ジョン・スタージェス)
○『フィツカラルド』(ヴェルナー・ヘルツォーク)
■『風雅の虎の巻』(橋本治/ちくま文庫)
○『機動戦士ガンダムI』
○『機動戦士ガンダムII』
○『機動戦士ガンダムIII』
○『バレエ・カンパニー』(The company/ロバート・アルトマン)
■『オニババ化する女たち』(三砂ちづる/光文社新書)
○『Sweet Sixteen』(Sweet Sixteen/2002/ケン・ローチ)
○『いとこのビニー』
■『はじめての構造主義』(橋爪大三郎/講談社現代新書)
■『ちぐはぐな身体-ファッションって何?』(鷲田清一/ちくま文庫)
■『キョウコのキョウは恐怖の恐』(諸星大二郎)
■『先生はえらい』内田樹/ちくまプリマー新書
■『ボロボロになった人へ』リリー・フランキー
○『ミレニアムファーストシーズン』

2月
○『ミレニアムセカンドシーズン』
■『大人は愉しい-メル友おじさん交換日記』(内田樹・鈴木晶/冬弓舎)再読
■『巨匠たちの映画術』西村雄一郎/キネマ旬報社￥2,800
■『源氏物語と日本人-紫マンダラ』河合隼雄/講談社+α文庫￥880
■『ちゃんと話すための敬語の本』橋本治/ちくまプリマー新書
■『子どもは判ってくれない』内田樹/洋泉社(再読)
○『魔王』(The OGRE/フォルカー・シュレンドルフ)
■『他者と死者-ラカンによるレヴィナス』内田樹/海鳥社￥2.500
■『期間限定の思考-‘おじさん'的思考2』内田樹(再読)
■『志ん生滑稽ばなし』(志ん生の噺1)古今亭志ん生/ちくま文庫
○『まぼろしの市街戦』(フィリップ・ド・ブロカ)
○『コレクター』

3月
■『びんぼう自慢』(古今亭志ん生/ちくま文庫￥880)
■『夢の分析-生成する私の根源』川嵜克哲(かわさきよしあき)
■『インターネット持仏堂1-いきなりはじめる浄土真宗』(内田樹・釈徹宗/本願寺出版社￥740)
■『インターネット持仏堂2-はじめたばかりの浄土真宗』(内田樹・釈徹宗/本願寺出版社￥740)
■『顔の現象学-見られることの権利』(鷲田清一/講談社学術文庫￥840)
■『オレ様化する子どもたち』(諏訪哲二/中公新書ラクレ￥740)

4月
■『希望格差社会』(山田昌弘/筑摩書房￥1900)
○『ミレニアム・サード』
■『スクリーンの中の戦争』(坂本多加雄/文春新書￥790)
■『パラサイト・シングルの時代』(山田昌弘/ちくま新書￥680)
■『国家学のすすめ』(坂本多加雄/ちくま新書￥740)
■『14歳の子を持つ親たちへ』(内田樹・名越康文/新潮選書￥680)
■『考えあう技術-教育と社会を哲学する』(苅谷剛彦・西研/ちくま書房￥780)
■『人はなぜ学歴にこだわるのか。』(小田嶋隆/光文社知恵の森文庫￥680)
■『大衆教育社会のゆくえ-学歴主義と平等神話の戦後史』(苅谷剛彦/￥700+税)

5月
□『失踪日記』吾妻ひでお(イースト・プレス/￥1,140+税)
■『アレ何?大事典』
■『学校はなぜ壊れたか』(諏訪哲二/ちくま新書￥680+税)
○『ミクロコスモス』
■『プロ教師の見た教育改革』(諏訪哲二/ちくま新書￥680+税)
○『人情紙風船』(山中貞雄/1937)
■『黒澤明語る』(聞き手/原田真人　ベネッセ￥1,300)(古書)
○『スチームボーイ』
△『サクサク』DVD
■『なぜ学力論争は不毛なのか-学力論争を越えて』(苅谷剛彦/中公新書ラクレ￥760+税)
■『回想・黒澤明』(黒澤和子/中公新書￥740+税)
■『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?身近な疑問から始める会計学』(山田真哉/光文社新書￥700+税)
○『丹下左膳・百万両の壺』(山中貞雄/1935)
■『父親の力 母親の力‘イエ'を出て‘家'に帰る』(河合隼雄/講談社+α新書￥838+税)
○『ナルト』
■『パパ、黒澤明』(黒澤和子/文春文庫￥562+税)
○『河内山宗俊』(山中貞雄)

6月
■『僕が批評家になったわけ』(加藤典洋/岩波書店￥1700+税)
■『教えること、裏切られること-師弟関係の本質』(山折哲雄/￥700+税)
○『未知との遭遇』(スティーブン・スピルバーグ)
■『やりなおし教養講座』(村上陽一郎/NTT出版￥1600+税)
■『志ん生の噺2-志ん生艶ばなし』(古今亭志ん生/ちくま文庫￥880+税)
■『黒澤明を語る人々』(黒澤明研究会編/朝日ソノラマ￥2000+税)
○『七人の侍』
■『KUROSAWA　演出 録音 記録 編』塩澤幸登(河出書房新社/￥2800+税)
■『敗戦後論』(加藤典洋/講談社￥2500+税)
■『日本がアメリカを赦す日』(岸田秀/￥581+税)
○『野良犬』(黒澤明)
■『言語表現法講義』(加藤典洋/岩波書店￥2300+税)

7月
■『自分の頭と身体で考える』(養老孟司、甲野善紀/PHP文庫￥514+税)
○『用心棒』(黒澤明1961)
■『日本の無思想』(加藤典洋/平凡社新書￥740+税)
■『養老孟司の〈逆さメガネ〉』(養老孟司/PHP新書￥680+税)
○『椿三十郎』(黒澤明1962)
■『マルクス入門』(今村仁司/ちくま新書￥720+税)
○『レッド・サン』(テレンス・ヤング)
■『橋本治という行き方』(橋本治/朝日新聞社￥1400+税)
○『悪いやつほどよく眠る』(黒澤明1960)
■『異見あり-脳から見た世紀末』(養老孟司/文春文庫￥525+税/古書￥300)
■『マルクスだったらこう考える』(的場昭弘/光文社新書￥720+税)
○『スーパーサイズミー』
■『いま私たちが考えるべきこと』(橋本治/新潮社￥1300+税)
■『身体(からだ)の言い分』(内田樹・池上六朗/毎日新聞社￥1500+税)
■『笑いの力』(河合隼雄・養老孟司・筒井康隆/岩波書店￥1300+税)

8月
○『老婦人と鳩』(シルヴァン・ショメ)
■『哲学思考トレーニング』(伊勢田哲治/ちくま新書￥780+税)
○『ロングエンゲージメント』(ジャン・ジュネ)
■『健全な肉体に狂気は宿る-生きづらさの正体』(内田樹・春日武彦/角川書店￥724+税)
○『ベルヴィル・ランデブー』(シルヴァン・ショメ)
■『ニーチェ入門』(竹田青嗣/ちくま新書￥720+税)
■『日本の経済格差-所得と資産から考える』(橘木俊詔/岩波新書￥700+税)
■『イソップ株式会社』(井上ひさし著・和田誠・絵/中央公論社￥1600+税)
■『脚本家・橋本忍の世界』(村井淳志/集英社新書￥660+税)
■『巨匠のメチエ 黒澤明とスタッフたち』(西村雄一郎/フィルムアート社￥1600+税)
○『悲愁』(『Fedora』ビリー・ワイルダー)
■『日本人はなぜ無宗教なのか』(阿満利麿/ちくま新書￥680+税)
■『グロテスクな教養』(高田里恵子/ちくま新書￥740+税)

9月
■『張り込み/傑作短編集(五)』(松本清張/新潮文庫￥440-ずっと昔に買っていた本。消費税もまだない頃。)
■『靖国問題の精神分析』(岸田秀・三浦雅士/新書館￥1500+税)
■『唯幻論物語』(岸田秀/文春新書￥690+税)
■『レヴィ=ストロース講義/現代世界と人類学』(C・レヴィ=ストロース/平凡社ライブラリー￥1200+税)
■『東京奇譚集』(村上春樹/新潮社￥1400+税)
■『KUROSAWA　映画美術編』塩澤幸登(河出書房新社/￥3000+税)
■『家屋と妄想の精神病理-あるいは、狂気とアナクロニズム』春日武彦(河出書房新社/￥1600+税)
■『死神の精度』伊坂幸太郎(文芸春秋/￥1429+税)
■『レヴィ=ストロース入門』小田亮(ちくま新書/￥680+税)
○『オメガマン』（1971）
■『あの戦争は何だったのか‐大人のための歴史教科書』保阪正康（新潮新書
／￥720+税）

10月
■『キップをなくして』池澤夏樹（角川書店/￥1500+税）
■『戦後史』中村政則（岩波新書／￥840+税）
■『アメリカ病』矢部武（新潮新書／￥680+税）
■『イン・ヒズ・オウン・サイト』小田嶋隆（朝日新聞社／1600+税）
■『チルドレン』伊坂幸太郎（講談社／￥1500+税）
■『世間のウソ』日垣隆（新潮新書／￥680+税）
■『エースを出せ！』日垣隆（文春文庫／￥638+税）
■『それは違う！』日垣隆（文春文庫／￥524+税）
■『ラッシュライフ』伊坂幸太郎（新潮文庫／￥629+税）
■『オーデュボンの祈り』伊坂幸太郎（新潮文庫／629+税）
■『街場のアメリカ論』内田樹（NTT出版／￥1600+税）
■『グラスホッパー』伊坂幸太郎（角川書店／￥1500+税）
○『Mr.インクレディブル』
■『偽善系・正義の味方にご用心！』日垣隆（文春文庫／￥686+税）
■『昭和史の論点』坂本多加雄・秦郁彦・半藤一利・保阪正康（文春新書／￥690+税）
■『魔王』伊坂幸太郎（講談社／1238+税）
■『アヒルと鴨のコインロッカー』伊坂幸太郎（東京創元社／￥1500+税）
■『下流社会　新たな階層集団の出現』三浦展（光文社新書／￥780+税）

11月
■『重力ピエロ』伊坂幸太郎（新潮社／￥1500+税）
■『誇大自己症候群』岡田尊司（ちくま新書／￥740+税）
■『こまった人』養老孟司（中公新書／￥700+税）
■『陽気なギャングが地球を回す』伊坂幸太郎（祥伝社／￥838+税）
■『まともな人』養老孟司（中公新書／￥700+税）
■『いのち-生命科学に言葉はあるか』最相葉月（文春新書／￥840+税）
■『拒否できない日本-アメリカの日本改造が進んでいる』関岡英之（文春新書／￥700+税）

12月
■『知に働けば蔵が建つ』内田樹（文芸春秋／￥1524+税）
○『ハウルの動く城』宮崎駿
○『日本のいちばん長い日』岡本喜八
■『多神教と一神教-古代地中海世界の宗教ドラマ』本村凌二（岩波新書／￥740+税）
○『ミニミニ大作戦』(The Italian job／1969／ピーター・コリンソン)
■『脳の中の幽霊』V.S.ラマチャンドラン／サンドラ・ブレイクスリー（角川書店／￥2.000+税）
■『乱世を生きる‐市場原理は嘘かもしれない』橋本治（集英社新書／￥700+税）■『随筆 本が崩れる』草森紳一（文春新書／￥880+税）
■『奇妙な情熱にかられて‐ミニチュア・境界線・ニセモノ・蒐集』春日武彦（集英社新書／￥680+税）
■『砂漠』伊坂幸太郎（実業之日本社／￥1524+税）
■『無思想の発見』養老孟司（ちくま新書／￥720+税）
    ]]> </content:encoded>
        <dc:creator>kasiko</dc:creator>
                              </item>
  <item>
  <title>雑食日誌2004 </title>
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      <description>今 敏が読んだ本や観た映画などを自ら記録した「雑食日誌」シリーズ。間が空いてしまいましたが、本年最後の更新です。2003年の「内田樹ブーム」に続き、2004年は今 敏内で「村上春樹ブーム」が到来。特に8月から9月にかけては憑かれたように読んでいる。ほかにも筒井康隆、橋本治、斉藤環、小田嶋隆など、お気に入りの作家が並ぶ。『パパラギ』はサブタイトル「 ...</description>
        <pubDate>Tue, 27 Dec 2011 15:00:37 +0900</pubDate>
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        <category>コンズ便り</category>
      
      <content:encoded> <![CDATA[
    今 敏が読んだ本や観た映画などを自ら記録した「雑食日誌」シリーズ。
間が空いてしまいましたが、本年最後の更新です。

2003年の「内田樹ブーム」に続き、2004年は今 敏内で「村上春樹ブーム」が到来。特に8月から9月にかけては憑かれたように読んでいる。
ほかにも筒井康隆、橋本治、斉藤環、小田嶋隆など、お気に入りの作家が並ぶ。
『パパラギ』はサブタイトル「はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集」が示すように、西サモアのウポル島ティアベアの酋長によるヨーロッパ白人社会見聞録で、平沢進の愛読書としても知られる。

映画は新作DVDのほか『パプリカ』の制作時期だったので、作中に引用される『ローマの休日』『地上最大のショー』などの作品を観返している。

以下、彼のメモのまま掲載。
作品名のアタマについているマークは次の意味だと推察される。
○映画（DVDなど）
■本



1月
■「パパラギ」ツイアビ/岡崎照男・訳(立風書房)
■「邪眼鳥」筒井康隆
■「パプリカ」筒井康隆
■「断筆宣言への軌跡」筒井康隆(光文社)

2月
■「心理学化する社会」斉藤環
■「小説のゆくえ」筒井康隆

3月
■「言語姦覚」筒井康隆
■「なぜ宗教は平和を妨げるのか」町田宗鳳

4月
■「ためらいの倫理学」内田樹
■「パンク侍、斬られて候」町田康

5月
■「私の身体は頭がいい」内田樹
■「イデーの鏡」ミシェル・トゥルニエ


6月
■「ガクモンの壁」養老孟司
■「死の壁」養老孟司
■夢と心理療法とか
○「股旅」

7月
■「じぶん-この不思議な存在」鷲田清一
■「‘分からない’という方法」橋本治
■「街場の現代思想」内田樹
○「ベルヴィル・ランデブー」
○「WATARIDORI」
○「リディック」
○「マインドゲーム」
■「レキシントンの幽霊」村上春樹

8月
○「007ロシアより愛を込めて」
○「007ドクターノォ」
○「ローマの休日」
○「地上最大のショー」
■「村上朝日堂はいほー！」村上春樹
■「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」上　村上春樹
■「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」下　村上春樹
■「羊をめぐる冒険」上　村上春樹
■「羊をめぐる冒険」下　村上春樹
■「ねじまき鳥クロニクル」1　村上春樹
■「ねじまき鳥クロニクル」2　村上春樹
■「ねじまき鳥クロニクル」3　村上春樹
■「風の歌を聴け」村上春樹
■「1973年のピンボール」村上春樹
■「ダンスダンスダンス」上　村上春樹
■「ダンスダンスダンス」下　村上春樹

9月
■「村上春樹、河合隼雄に会いに行く」再読
■「ノルウェイの森」上　村上春樹
■「ノルウェイの森」下　村上春樹
■「やがて哀しき外国語」村上春樹
■「回転木馬のデッドヒート」村上春樹
■「夜のくもざる」村上春樹・安西水丸
○「死ぬまでにしたい10のこと」
■「スプートニクの恋人」村上春樹
■「夢分析」新宮一成
■「神の子どもたちはみな踊る」村上春樹
■「TVピープル」村上春樹
■「天狗の落とし文」筒井康隆
■「海辺のカフカ」上　村上春樹
■「海辺のカフカ」下　村上春樹
■「アフターダーク」村上春樹
■「アンダーグラウンド」村上春樹
■「心理療法個人授業」河合隼雄・南伸坊
■「パン屋再襲撃」村上春樹
■「約束された場所で―underground2」村上春樹

10月
■「日本問題外論」小田嶋隆
■「恐怖」筒井康隆
■「教養としての“死”を考える」鷲田清一
○「キングダム」1、2話
○「キングダム」3話
○「キングダム」4話
■「レヴィナスと愛の現象学」内田樹
■「中国行きのスロウ・ボート」村上春樹
○「シッピングニュース」
■「続・日本の懐かしい言葉」
○「ビッグフィッシュ」

11月
○「あなただけ今晩は」
○「華氏911」
○「カレンダーガールズ」
■「上司は思いつきでものを言う」橋本治
○「小さな恋のメロディ」
□「どうせ死んでしまう」
□「統合失調症」
□「大衆の反逆」

12月
■「現代思想のパフォーマンス」内田樹・難波江和英
■「宗教なんてこわくない！」橋本治
○「ザ・コミットメンツ」（監督アラン・パーカー）
○「ミレニアム・1話〜」
■「女は何を欲望するか」内田樹
○「情婦」
■「東京ファイティングキッズ」内田樹・平川克美
■「二十世紀（上）」橋本治
■「二十世紀（下）」橋本治
■「死と身体」内田樹
■「これで古典がよくわかる」橋本治
○「上意討ち―拝領妻始末」
■「人はなぜ「美しい」がわかるのか」橋本治
○「切腹」

□マークで著者名のない作品があるが、これは映画『パプリカ』の資料用に目を通した程度なのかもしれない。おそらく次の作品と思われる。
中島義道『どうせ死んでしまう………私は哲学病。』(角川書店)
ホセ・オルテガ・イ・ガセト『大衆の反逆』(ちくま学芸文庫/中公クラシックス/白水社イデー選書)
森山公夫『統合失調症―精神分裂病を解く』(ちくま学芸文庫)
また「続・日本の懐かしい言葉」にも著者名がないが、藤岡和賀夫『続 懐かしい日本の言葉ミニ辞典―NPO直伝塾プロデュースレッドブック』(宣伝会議)であろう。

では、みなさまよいお年を!!
    ]]> </content:encoded>
        <dc:creator>kasiko</dc:creator>
                              </item>
  <item>
  <title>年末年始休業のお知らせ</title>
  <link>http://konstone.s-kon.net/modules/info/index.php?page=article&amp;storyid=94</link>
      <description>SHOP KON&apos;STONEは2011年12月29（木）より2012年1月4日(水）まで、発送をお休みさせていただきます。サイト自体は無休ですので、ご注文およびダウンロード商品のご購入は可能です。本年もお世話になりました。みなさまよいお年をお迎えください。</description>
        <pubDate>Tue, 27 Dec 2011 12:00:00 +0900</pubDate>
        <guid>http://konstone.s-kon.net/modules/info/index.php?page=article&amp;storyid=94</guid>
        <category>INFORMATION</category>
      
      <content:encoded> <![CDATA[
    <p style="text-align: left ">SHOP KON'STONEは2011年12月29（木）より2012年1月4日(水）まで、発送をお休みさせていただきます。<br />
サイト自体は無休ですので、ご注文およびダウンロード商品のご購入は可能です。</p>
<p style="text-align: left ">本年もお世話になりました。<br />
みなさまよいお年をお迎えください。</p>
    ]]> </content:encoded>
        <dc:creator>konstone</dc:creator>
                              </item>
  <item>
  <title>額装イラスト「熊手千代子」販売開始</title>
  <link>http://konstone.s-kon.net/modules/info/index.php?page=article&amp;storyid=93</link>
      <description>今 敏が制作したイラスト（プリント）を額装して販売します。ショップのトップ・ページを飾っているおなじみ千代子のおめでたい熊手バージョン。お正月を迎えるにはぴったりの作品です。サイズは大小の2種類。完全受注生産のため、ご注文からお届けまでおよそ2週間かかります。販売サイト SHOP KON&apos;STONE はこちら。http://shop.konstone.co.jp/ 熊手千代子 2000年作品 インクジ ...</description>
        <pubDate>Fri, 16 Dec 2011 21:00:00 +0900</pubDate>
        <guid>http://konstone.s-kon.net/modules/info/index.php?page=article&amp;storyid=93</guid>
        <category>INFORMATION</category>
      
      <content:encoded> <![CDATA[
    <p><span class="Apple-style-span" style="font-family: sans-serif; ">今 敏が制作したイラスト（プリント）を額装して販売します。<br />
ショップのトップ・ページを飾っているおなじみ千代子のおめでたい熊手バージョン。<br />
お正月を迎えるにはぴったりの作品です。<br />
</span><br style="font-family: sans-serif; text-align: left; " />
<span class="Apple-style-span" style="font-family: sans-serif; text-align: left; ">サイズは大小の2種類。</span><br style="font-family: sans-serif; text-align: left; " />
<span class="Apple-style-span" style="font-family: sans-serif; text-align: left; ">完全受注生産のため、ご注文からお届けまでおよそ2週間かかります。</span><br />
販売サイト SHOP KON'STONE はこちら。</p>
<p><a href="http://shop.konstone.co.jp/"><a href="http://shop.konstone.co.jp/" target="_blank">http://shop.konstone.co.jp/</a></a></p>
<ul>
    <li>熊手千代子</li>
    <li>2000年作品</li>
    <li>インクジェットプリント</li>
    <li>大: 430x430(mm)　68,000円(税込)</li>
    <li>小: 365x355(mm)　43,000円(税込)</li>
</ul>
<p><a rel="lightbox[kumade]" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201112161607429cdc52d7.jpg"><img width="300" height="300" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201112161607429cdc52d7.jpg" /></a></p>
<p><a rel="lightbox[kumade]" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201112161607543660c9f0.jpg"><img width="238" height="400" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20111216160747436bf620.jpg" /></a></p>
<p><font class="Apple-style-span" size="1">クリックして拡大</font></p>
<p>&nbsp;</p>
    ]]> </content:encoded>
        <dc:creator>konstone</dc:creator>
                              </item>
  <item>
  <title>大阪Theater Sevenで『パーフェクトブルー』『千年女優』上映</title>
  <link>http://konstone.s-kon.net/modules/info/index.php?page=article&amp;storyid=92</link>
      <description>2011年12年24日(土)から2012年1月6日(金)まで、大阪・十三の淀川文化創造館 Theater Seven BOX IIで 今 敏 監督作品の特集上映が行われます。上映作品『パーフェクトブルー』『千年女優』 上映日時など詳細は劇場公式サイトをご覧ください。http://www.theater-seven.com/eiga_sennen-joyu.html 淀川文化創造館 Theater Seven (シアターセブン)大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5階   </description>
        <pubDate>Wed, 30 Nov 2011 12:00:00 +0900</pubDate>
        <guid>http://konstone.s-kon.net/modules/info/index.php?page=article&amp;storyid=92</guid>
        <category>INFORMATION</category>
      
      <content:encoded> <![CDATA[
    <p>2011年12年24日(土)から2012年1月6日(金)まで、大阪・十三の淀川文化創造館　Theater Seven BOX IIで 今 敏 監督作品の特集上映が行われます。</p>
<div>上映作品
<div>
<div>『パーフェクトブルー』</div>
<div>『千年女優』</div>
</div>
</div>
<div>&nbsp;</div>
<div>上映日時など詳細は劇場公式サイトをご覧ください。</div>
<div><a href="http://www.theater-seven.com/eiga_sennen-joyu.html"><a href="http://www.theater-seven.com/eiga_sennen-joyu.html" target="_blank">http://www.theater-seven.com/eiga_sennen-joyu.html</a></a></div>
<div>&nbsp;</div>
<div>
<p style="font-family: sans-serif; margin-top: 5px; margin-right: 0px; margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; padding-top: 0px; padding-right: 0px; padding-bottom: 0px; padding-left: 0px; font-size: 13px; color: rgb(51, 51, 51); text-align: left; ">淀川文化創造館　Theater Seven　(シアターセブン)</p>
<p style="margin-top: 5px; margin-right: 0px; margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; padding-top: 0px; padding-right: 0px; padding-bottom: 0px; padding-left: 0px; ">大阪市淀川区十三本町1-7-27　サンポードシティ5階</p>
<div>&nbsp;</div>
<p>&nbsp;</p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
    ]]> </content:encoded>
        <dc:creator>konstone</dc:creator>
                              </item>
  <item>
  <title>UNRELEASED COMIC</title>
  <link>http://konstone.s-kon.net/modules/profile/UNRELEASED_COMIC.html</link>
      <description> UNRELEASED COMIC     幸か不幸か雑誌に載ったきり、単行本化はおろか、完結すら見ていない作品達です。まあ、こんな形でもなければお見せすることもないかと思います。       セラフィム ２億6661万3336の翼 (原案/押井 守） ANIMAGE (徳間書店）&apos;94/５月号〜&apos;95/11月号 全１６回       劇場版&amp;ldquo;パトレイバー２&amp;rdquo;のレイアウトを手伝ったのが縁で、押井守氏に誘われた作品。 世 ...</description>
        <pubDate>Thu, 20 Oct 2011 22:01:00 +0900</pubDate>
        <guid>http://konstone.s-kon.net/modules/profile/UNRELEASED_COMIC.html</guid>
        <category>PROFILE   WORKS</category>
      
      <content:encoded> <![CDATA[
    <div align="center">
<table>
    <tbody>
        <tr>
            <td>
            <div style="text-align: center;"><font size="6" color="#4133d3">UNRELEASED COMIC</font></div>
            <p>&nbsp;</p>
            <hr style="margin-left: auto; margin-right: auto;" />
            <p>&nbsp;</p>
            <div align="center">
            <table cellspacing="0" cellpadding="0" border="0" style="width: 460px;">
                <tbody>
                    <tr>
                        <td width="100%" cellpadding="0" border="0">幸か不幸か雑誌に載ったきり、単行本化はおろか、完結すら見ていない作品達です。まあ、こんな形でもなければお見せすることもないかと思います。</td>
                    </tr>
                </tbody>
            </table>
            <p>&nbsp;</p>
            <p>&nbsp;</p>
            <hr style="margin-left: auto; margin-right: auto;" />
            <p>&nbsp;</p>
            <div align="center"><font size="+3" color="#f8e9a9">セラフィム<br />
            </font><font size="2"><i><font color="#f8e9a9"><br />
            ２億6661万3336の翼</font></i><br />
            </font> <font size="2" color="#f8e9a9">(原案/押井　守）<br />
            <br />
            </font> <i>ANIMAGE (徳間書店）'94/５月号〜'95/11月号　全１６回</i></div>
            <p>&nbsp;</p>
            <hr />
            <p>&nbsp;</p>
            <div align="center"><img align="middle" width="283" height="391" alt="seraphim" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201010301029587b5ffa7c.jpg" /></div>
            <p>&nbsp;</p>
            <div align="center">
            <table cellspacing="0" cellpadding="0" border="0" style="width: 460px;">
                <tbody>
                    <tr>
                        <td width="100%" cellpadding="0" border="0">劇場版&ldquo;パトレイバー２&rdquo;のレイアウトを手伝ったのが縁で、押井守氏に誘われた作品。<br />
                        世界中に蔓延し、罹患者全てを死に至らしめる&ldquo;天使病&rdquo;。その謎を解くべく中央アジアの奥地を目指し、旅立つ３人の賢者と一人の少女セラ。行く手に待ち受ける敵や謀略の数々&hellip;&hellip;。スケールの大きなエンタテインメント、と言うことだったので楽しみにして引き受けたが、進まない話と説明ばかりのシナリオで、私が原作者を煽るつもりで娯楽路線に走ったら、氏が逃げ出してしまった。どうもすいません。<br />
                        氏は「漫画は難しい」と陰でこぼしていたらしい。その話をしたら「難しいのはおまえだ」と、某巨匠につっこまれた。かもしんない。
                        <p>まあ、私の読みも甘かったが、後味の物凄く悪い物になってしまった。これ以後仕事相手との相性に気を付けるようになった。何事も経験だな。　</p>
                        </td>
                    </tr>
                </tbody>
            </table>
            <p>&nbsp;</p>
            <p>&nbsp;</p>
            <hr style="margin-left: auto; margin-right: auto;" />
            <p>&nbsp;</p>
            <div align="center"><font size="+4" color="#f8e9a9">Opus<br />
            </font><font size="2"><i><font color="#f8e9a9"><br />
            オーパス</font></i></font>
            <p><i>コミックガイズ (学研）'95/10号〜'96/6号　全19回</i></p>
            <p>&nbsp;</p>
            <hr />
            <p><img align="bottom" width="342" height="510" alt="OPUS" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20101030103008472f0983.jpg" /></p>
            </div>
            <p>&nbsp;</p>
            <div align="center">
            <table cellspacing="0" cellpadding="0" border="0" style="width: 460px;">
                <tbody>
                    <tr>
                        <td width="100%" cellpadding="0" border="0">今は既に廃刊になってしまった学研「コミック・ガイズ」に、1995年の春から、19回に渡って連載していた作品です。「漫画のキャラクターにページを持ち逃げされた漫画家がそれを追って自分の漫画世界に入って色々と冒険する」というような内容で、メタフィクションのようなことをやろうとしたんですが、失敗しました。もっとも途中で廃刊になってしまったのでどうにもしょうがなかったのですが。<br />
                        最初の方にでてくる漫画家（登場人物）の仕事場などは、当時自分が住んでいた部屋をそのまま描いたりしてました。身の回りの物を描くのも楽しく、おまけに資料いらずで楽させて貰いました。
                        <p>この連載で初めて正式に雇ったアシスタントの子が、行方知らずになってしまいました。これをもし見ていたら連絡くらいよこしなさい。</p>
                        </td>
                    </tr>
                </tbody>
            </table>
            <p>&nbsp;</p>
            <p>&nbsp;</p>
            <hr />
            </div>
            </div>
            </div>
            </td>
        </tr>
    </tbody>
</table>
</div>
    ]]> </content:encoded>
                                </item>
  <item>
  <title>「十年の土産」展　復刻ポスター 通販開始</title>
  <link>http://konstone.s-kon.net/modules/info/index.php?page=article&amp;storyid=91</link>
      <description>今 敏回顧展 『千年の土産』で販売された「十年の土産」展復刻ポスターの通信販売をSHOP KON&apos;STONEで開始しました。同時に新宿眼科画廊の方でもご購入いただけます。こちらは、店舗のみでの販売です。http://www.gankagarou.com/ (画像をクリックするとショップへジャンプします)「十年の土産」展 復刻ポスター2,500円(税込)2008年に行われた今 敏の個展「十年の土産」の復刻版ポ ...</description>
        <pubDate>Sat, 15 Oct 2011 12:01:25 +0900</pubDate>
        <guid>http://konstone.s-kon.net/modules/info/index.php?page=article&amp;storyid=91</guid>
        <category>INFORMATION</category>
      
      <content:encoded> <![CDATA[
    <p>今 敏回顧展 『千年の土産』で販売された「十年の土産」展復刻ポスターの通信販売を<a href="http://shop.konstone.co.jp/index.php?main_page=product_info&amp;cPath=1&amp;products_id=1">SHOP KON'STONE</a>で開始しました。</p>
<p>同時に新宿眼科画廊の方でもご購入いただけます。こちらは、店舗のみでの販売です。<br />
<a href="http://www.gankagarou.com/" target="_blank">http://www.gankagarou.com/</a></p>
<p style="text-align: center; "><a target="_blank" href="http://shop.konstone.co.jp/index.php?main_page=product_info&amp;cPath=1&amp;products_id=1"><img width="400" height="566" alt="10年の土産" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20111015115901ed7c6171.jpg" /></a> <br />
(画像をクリックするとショップへジャンプします)</p>
<p>「十年の土産」展　復刻ポスター<br />
2,500円(税込)</p>
<p>2008年に行われた今 敏の個展「十年の土産」の復刻版ポスター。<br />
開催時に今 敏自身がデザインを手がけました。 PP加工された厚手の紙を使用しています。</p>
<p>主な仕様</p>
<ul>
    <li>B2サイズ（約515x728mm）</li>
    <li>マットコート紙 (厚さ135kg)</li>
    <li>マットPPフィルム加工</li>
</ul>
    ]]> </content:encoded>
        <dc:creator>konstone</dc:creator>
                              </item>
  <item>
  <title>今 敏 回顧展「千年の土産」</title>
  <link>http://konstone.s-kon.net/modules/gallery/af_retrospective.html</link>
      <description>今 敏 回顧展「千年の土産」 会期: 2011年8月12日（金）〜24日（水）場所: 新宿眼科画廊主催: KON&apos;STONE,Inc. / 新宿眼科画廊協力: マッドハウス(クリックして拡大)         撮影: 佐藤雄治</description>
        <pubDate>Wed, 14 Sep 2011 09:40:20 +0900</pubDate>
        <guid>http://konstone.s-kon.net/modules/gallery/af_retrospective.html</guid>
        <category>GALLERY</category>
      
      <content:encoded> <![CDATA[
    <h1 style="text-align: center; ">今 敏 回顧展「千年の土産」&nbsp;</h1>
<p style="text-align: center; "><a rel="lightbox[Retrospective]" title="TITLE" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071615516f06d743.jpg"><img width="400" height="400" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071615516f06d743.jpg" /></a></p>
<p style="text-align: center; ">会期: 2011年8月12日（金）〜24日（水）<br />
場所: 新宿眼科画廊<br />
主催: KON'STONE,Inc. / 新宿眼科画廊<br />
協力: マッドハウス<br />
<span style="font-size: smaller; ">(クリックして拡大)</span></p>
<p style="text-align: center; "><a rel="lightbox[Retrospective]" title="MAIN 1" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907161623cbedb140.jpg"><img width="240" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907161623cbedb140.jpg" /></a>&nbsp;<a rel="lightbox[Retrospective]" title="MAIN 2" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907161643362e918a.jpg"><img width="240" height="160" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907161643362e918a.jpg" /></a></p>
<p style="text-align: center; "><a rel="lightbox[Retrospective]" title="MAIN 3" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071617033e6c077d.jpg"><img width="240" height="160" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071617033e6c077d.jpg" /></a>&nbsp;<a rel="lightbox[Retrospective]" title="MAIN 4" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071617215b649389.jpg"><img width="240" height="160" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071617215b649389.jpg" /></a></p>
<p style="text-align: center; "><a rel="lightbox[Retrospective]" title="MAIN 5" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907161745b0a1ce56.jpg"><img width="240" height="160" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907161745b0a1ce56.jpg" /></a>&nbsp;<a rel="lightbox[Retrospective]" title="MAIN 6" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907161803a31e3a1d.jpg"><img width="240" height="160" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907161803a31e3a1d.jpg" /></a></p>
<p style="text-align: center; "><a rel="lightbox[Retrospective]" title="妄想代理人" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907162047b6788b86.jpg"><img width="160" height="240" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907162047b6788b86.jpg" /></a>&nbsp;<a rel="lightbox[Retrospective]" title="甲冑兎Tシャツ" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_2011090717455713b14b54.jpg"><img width="160" height="240" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_2011090717455713b14b54.jpg" /></a></p>
<p style="text-align: center; "><a rel="lightbox[Retrospective]" title="マンガ部屋 1" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071621164e81450b.jpg"><img width="240" height="160" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071621164e81450b.jpg" /></a>&nbsp;<a rel="lightbox[Retrospective]" title="マンガ部屋 2" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_2011090716213235c1822b.jpg"><img width="240" height="160" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_2011090716213235c1822b.jpg" /></a></p>
<p style="text-align: center; "><a rel="lightbox[Retrospective]" title="マンガ部屋 3" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907162152ad8989ec.jpg"><img width="240" height="160" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907162152ad8989ec.jpg" /></a>&nbsp;<a rel="lightbox[Retrospective]" title="マンガ部屋 4" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071622158f7ebf41.jpg"><img width="240" height="160" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071622158f7ebf41.jpg" /></a></p>
<p style="text-align: center; "><a rel="lightbox[Retrospective]" title="監督部屋 1" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071818106e833c42.jpg"><img width="160" height="240" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071818106e833c42.jpg" /></a>&nbsp;<a rel="lightbox[Retrospective]" title="監督部屋 2" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907162256302cc494.jpg"><img width="160" height="240" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907162256302cc494.jpg" /></a></p>
<p style="text-align: center; "><a rel="lightbox[Retrospective]" title="監督部屋 3" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071623373152c29d.jpg"><img width="240" height="160" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071623373152c29d.jpg" /></a>&nbsp;<a rel="lightbox[Retrospective]" title="監督トーク映像" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907162402c7943da5.jpg"><img width="240" height="160" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_20110907162402c7943da5.jpg" /></a></p>
<p style="text-align: center; "><a rel="lightbox[Retrospective]" title="KON'Sバッヂ" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_2011090718192014627474.jpg"><img width="240" height="160" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_2011090718192014627474.jpg" /></a>&nbsp;<a rel="lightbox[Retrospective]" title="KON'S飴" href="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071750308ea8bb00.jpg"><img width="240" height="160" alt="" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_201109071750308ea8bb00.jpg" /></a></p>
<p style="text-align: center; ">撮影: 佐藤雄治</p>
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        <dc:creator>konstone</dc:creator>
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  <title>MADHOUSE</title>
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      <description>今 敏 監督作品を手がけるアニメーション制作会社。新作『夢みる機械』の特設サイトもあり。http://yume-robo.com/</description>
        <pubDate>Wed, 29 Dec 2010 11:06:30 +0900</pubDate>
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        <category>LINKS</category>
      
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    今 敏 監督作品を手がけるアニメーション制作会社。<br />新作『夢みる機械』の特設サイトもあり。<br /><a href="http://yume-robo.com/" target="_blank">http://yume-robo.com/</a><br />
    ]]> </content:encoded>
                                </item>
  <item>
  <title>さようなら</title>
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      <description>忘れもしない今年の5月18日。武蔵野赤十字病院、循環器科の医師から次のような宣告を受けた。「膵臓ガン末期、骨の随所に転移あり。余命長くて半年」妻と二人で聞いた。二人の腕だけでは受け止められないほど、唐突で理不尽な運命だった。普段から心底思ってはいた。「いつ死んでも仕方ない」とはいえあまりに突然だった。確かに兆候はあったと言えるかもしれ ...</description>
        <pubDate>Wed, 25 Aug 2010 14:23:50 +0900</pubDate>
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        <category>NOTEBOOK</category>
      
      <content:encoded> <![CDATA[
    忘れもしない今年の5月18日。
武蔵野赤十字病院、循環器科の医師から次のような宣告を受けた。
「膵臓ガン末期、骨の随所に転移あり。余命長くて半年」
妻と二人で聞いた。二人の腕だけでは受け止められないほど、唐突で理不尽な運命だった。
普段から心底思ってはいた。
「いつ死んでも仕方ない」
とはいえあまりに突然だった。

確かに兆候はあったと言えるかもしれない。その2〜3ヶ月前から背中の各所、脚の付け根などに強い痛みを感じ、右脚には力が入らなくなり、歩行にも大きく困難を生じ、鍼灸師やカイロプラクティックなどに通っていたのだが、改善されることはなく、MRIやPET-CTなどの精密機器で検査した結果、いきなりの余命宣告となった次第である。
気がつけば死がすぐ背後にいたようなもので、私にはどうにも手の打ちようもなかったのだ。

宣告の後、生き延びるための方法を妻と模索してきた。それこそ必死だ。
頼もしい友人や強力この上ない方の支援も得てきた。抗ガン剤は拒否し、世間一般とは少々異なる世界観を信じて生きようとした。「普通」を拒否するあたりが私らしくていいような気がした。どうせいつだって多数派に身の置き所なんかなかったように思う。医療についてだって同じだ。現代医療の主流派の裏にどんなカラクリがあるのかもあれこれ思い知った。
「自分の選んだ世界観で生き延びてやろうじゃないか！」
しかし。気力だけではままならないのは作品制作とご同様。
病状は確実に進行する日々だった。

一方私だって一社会人として世間一般の世界観も、半分くらいは受け入れて生きている。ちゃんと税金だって払ってるんだから。立派には縁遠いが歴とした日本社会のフルメンバーの1人だ。
だから生き延びるための私的世界観の準備とは別に、
「ちゃんと死ぬための用意」
にも手を回してきたつもりだ。全然ちゃんと出来なかったけど。
その一つが、信頼のおける二人の友人に協力してもらい、今 敏の持つ儚いとはいえ著作権などの管理を任せる会社を作ること。
もう一つは、たくさんはないが財産を円滑に家内に譲り渡せるように遺言書を作ることだった。無論遺産争いがこじれるようなことはないが、この世に残る妻の不安を一つでも取り除いてやりたいし、それがちょいと向こうに旅立つ私の安心に繋がるというもの。

手続きにまつわる、私や家内の苦手な事務処理や、下調べなどは素晴らしき友人の手によってスピーディに進めてもらった。
後日、肺炎による危篤状態の中で、朦朧としつつ遺言書に最後のサインをしたときは、とりあえず、これで死ぬのも仕方ないと思ったくらいだった。
「はぁ…やっと死ねる」
なにしろ、その二日前に救急で武蔵野赤十字に運ばれ、一日おいてまた救急で同じ病院へ運ばれた。さすがにここで入院して細かい検査となったわけだ。結果は肺炎の併発、胸水も相当溜まっている。医師にはっきり聞いたところ、答えは大変事務的で、ある意味ありがたかった。
「持って…一日二日……これを越えても今月いっぱいくらいでしょう」
聞きながら「天気予報みたいだな」と思ったが事態は切迫していた。
それが7月7日のこと。なかなか過酷な七夕だったことだよ。

ということで早速腹はきまった。
私は自宅で死にたい。
周囲の人間に対して最後の大迷惑になるかもしれないが、なんとしてでも自宅へ脱出する方法をあたってもらった。
妻の頑張りと、病院のあきらめたかのような態度でありつつも実は実に助かる協力、外部医院の甚大な支援、そして多くの天恵としか思えぬ偶然の数々。
あんなに上手く偶然や必然が隙間なくはまった様が現実にあるとは信じられないくらいだ。「東京ゴッドファーザーズ」じゃあるまいし。

妻が脱出の段取りに走り回る一方、私はと言えば、医師に対して「半日でも一日でも家にいられればまだ出来ることがあるんです！」と訴えた後は、陰気な病室で一人死を待ち受けていた。
寂しくはあったが考えていたのはこんなこと。
「死ぬってのも悪くないかもな」
理由が特にあるわけもなく、そうとでも思わないといられなかったのかもしれないが、気持ちは自分でもびっくりするほど穏やかだった。
ただ、一つだけどうしても気に入らない。
「この場所で死ぬのだけは嫌だなぁ…」
と、見ると壁のカレンダーから何か動き出して部屋に広がり始めるし。
「やれやれ…カレンダーから行列とはな。私の幻覚はちっとも個性的じゃないなぁ」
こんな時だって職業意識が働くものだと微笑ましく感じたが、全くこの時が一番死の世界に近寄っていたのかもしれない。本当に死を間近に感じた。
死の世界とシーツにくるまれながら、多くの人の尽力のおかげで奇跡的に武蔵野赤十字を脱出して、自宅に辿り付いた。
死ぬのもツライよ。
断っておくが、別に武蔵野赤十字への批判や嫌悪はないので、誤解なきよう。
ただ、私は自分の家に帰りたかっただけなのだ。
私が暮らしているあの家へ。

少しばかり驚いたのは、自宅の茶の間に運びこまれるとき、臨死体験でおなじみの「高所から自分が部屋に運ばれる姿を見る」なんていうオマケがついたことだった。
自分と自分を含む風景を、地上数メートルくらいからだろうか、ワイド気味のレンズで真俯瞰で見ていた。部屋中央のベッドの四角がやけに大きく印象的で、シーツにくるまれた自分がその四角に下ろされる。あんまり丁寧な感じじゃなかったが、文句は言うまい。

さて、あとは自宅で死を待つばかりのはずだった。
ところが。
肺炎の山を難なく越えてしまったらしい。
ありゃ？
ある意味、こう思った。
「死にそびれたか(笑)」
その後、死のことしか考えられなかった私は一度たしかに死んだように思う。朦朧とした意識の奥の方で「reborn」という言葉が何度か揺れた。
不思議なことに、その翌日再び気力が再起動した。
妻を始め、見舞いに来て気力を分け与えてくれた方々、応援してくれた友人、医師や看護師、ケアマネージャなど携わってくれている人すべてのおかげだと思う。本当に素直に心の底から。

生きる気力が再起動したからには、ぼんやりしているわけにはいかない。
エクストラで与えられたような命だと肝に命じて、大事に使わねばならない。
そこで現世に残した不義理を一つでも減らしたいと思った。
実はガンのことはごくごく身の回りの人間にしか伝えていなかった。両親にも知らせていなかったくらいだ。特に仕事上においては色々なしがらみがあり、言うに言えなかった。
インターネット上でガンの宣言をして、残りの人生を日々報告したい気持ちもあったのだが、今 敏の死が予定されることは、小さいとはいえ諸々影響が懸念されると思えたし、それがゆえに身近な知り合いにも不義理を重ねてしまっていた。まことに申し訳ない。

死ぬ前にせめて一度会って、一言でも挨拶したい人はたくさんいる。
家族や親戚、古くは小中学校からの友人や高校の同級生、大学で知り合った仲間、漫画の世界で出会い多くの刺激を交換した人たち、アニメの世界で机を並べ、一緒に酒を飲み、同じ作品で腕前を刺激しあい、楽しみも苦しみも分け合った多くの仲間たち、監督という立場のおかげで知り会えた数知れないほどたくさんの人びと、日本のみならず世界各地でファンだといってくれる人たちにも出会うことが出来た。ウェブを通じて知り合った友人もいる。

出来れば一目会いたい人はたくさんいるが(会いたくないのもいるけれど)、会えば「この人ともう会えなくなるんだな」という思いばかりが溜まっていきそうで、上手く死を迎えられなくなってしまいそうな気がした。回復されたとはいえ私に残る気力はわずかで、会うにはよほどの覚悟がいる。会いたい人ほど会うのがつらい。皮肉な話だ。
それに、骨への転移への影響で下半身が麻痺してほぼ寝たきりになり、痩せ細った姿を見られたくもなかった。多くの知り合いの中で元気な頃の今 敏を覚えていて欲しいと思った。
病状を知らせなかった親戚、あらゆる友人、すべての知人の皆さん、この場を借りて不義理をお詫びします。でも、今 敏のわがままも理解してやっていただきたい。
だって、「そういうやつ」だったでしょ、今 敏って。
顔を思い出せば、いい思い出と笑顔が思い起こされます。
みんな、本当にいい思い出をたくさんありがとう。
自分の生きた世界を愛している。
そう思えることそのものが幸せだ。

私の人生で出会った少なからぬ人たちは、肯定的否定的どちらであっても、やっぱり今 敏という人間の形成にはどこか必要だっただろうし、全ての出会いに感謝している。その結果が四十代半ばの早い死であったとしても、これはこれとして他ならぬ私の運命と受け止めている。いい思いだって随分させてもらったのだ。
いま死について思うのはこういうこと。
「残念としかいいようがないな」
本当に。

しかし、多くの不義理は仕方ないと諦めるにせよ、私がどうしても気に病んで仕方なかったことがある。
両親とマッドハウス丸山さんだ。
今 敏の本当の親と、アニメ監督の親。
遅くなったとはいえ、洗いざらい本当のことを告げる以外にない。
許しを乞いたいような気持ちだった。

自宅に見舞いに来てくれた丸山さんの顔を見た途端、流れ出る涙と情けない気持ちが止めどなかった。
「すいません、こんな姿になってしまいました…」
丸山さんは何も言わず、顔を振り両手を握ってくれた。
感謝の気持ちでいっぱいになった。
怒涛のように、この人と仕事が出来たことへの感謝なんて言葉ではいえないほどの歓喜が押し寄せた。大袈裟な表現に聞こえるかもしれないが、そうとしか言いようがない。
勝手かもしれないが一挙に赦された思いがした。

一番の心残りは映画「夢みる機械」のことだ。
映画そのものも勿論、参加してくれているスタッフのことも気がかりで仕方ない。だって、下手をすればこれまでに血道をあげて描いて来たカットたちが誰の目にも触れない可能性が十分以上にあるのだ。
何せ今 敏が原作、脚本、キャラクターと世界観設定、絵コンテ、音楽イメージ…ありとあらゆるイメージソースを抱え込んでいるのだ。
もちろん、作画監督、美術監督はじめ、多くのスタッフと共有していることもたくさんあるが、基本的には今 敏でなければ分からない、作れないことばかりの内容だ。そう仕向けたのは私の責任と言われればそれまでだが、私の方から世界観を共有するために少なからぬ努力はして来たつもりだ。だが、こうとなっては不徳のいたすところだけが骨に響いて軋んだ痛みを上げる。
スタッフのみんなにはまことに申し訳ないと思う。
けれど少しは理解もしてやって欲しい。
だって、今 敏って「そういうやつ」で、だからこそ多少なりとも他とはちょっと違うヘンナモノを凝縮したアニメを作り得てきたとも言えるんだから。
かなり傲慢な物言いかもしれないが、ガンに免じて許してやってくれ。

私も漫然と死を待っていたわけでなく、今 敏亡き後も何とか作品が存続するべく、ない頭を捻って来た。しかしそれも浅知恵。
丸山さんに「夢みる機械」の懸念を伝えると、
「大丈夫。なんとでもするから心配ない」
とのこと。
泣けた。
もう号泣。
これまでの映画制作においても予算においても不義理ばかり重ねて来て、でも結局はいつだって丸山さんに何とかしてもらって来た。
今回も同じだ。私も進歩がない。
丸山さんとはたっぷり話をする時間が持てた。おかげで、今 敏の才能や技術がいまの業界においてかなり貴重なものであることを少しだけ実感させてもらった。
才能が惜しい。何とかおいていってもらいたい。
何しろザ・マッドハウス丸山さんが仰るのだから多少の自信を土産に冥途に行けるというものだ。
確かに他人に言われるまでもなく、変な発想や細かい描写の技術がこのまま失われるのは単純に勿体ないと思うが、いた仕方ない。
それらを世間に出す機会を与えてくれた丸山さんには心から感謝している。本当ににありがとうございました。
今 敏はアニメーション監督としても幸せ者でした。

両親に告げるのは本当に切なかった。
本当なら、まだ身体の自由がきくうちに札幌に住む両親にガンの報告に行くつもりだったが、病気の進行は悔しいほど韋駄天で、結局、死に一番近づいた病室から唐突極まりない電話をすることになってしまった。
「オレ、膵臓ガン末期でもうすぐ死ぬから。お父さんとお母さんの子供に生まれて来て本当に良かった。ありがとう」
突然聞かされた方は溜まったものではないだろうが、何せその時はもう死ぬという予感に包まれていたのだ。

それが自宅に帰り、肺炎の危篤を何とか越えて来た頃。
一大決心をして親に会うことにした。
両親だって会いたがっていた。
しかし会えば辛いし、会う気力もなかったのだが、どうしても一目親の顔を見たくなった。直接、この世に産んでもらった感謝を伝えたかった。
私は本当に幸せだった。
ちょっと他の人より生き急いでしまったのは、妻にも両親にも、私が好きな人たちみんなに申し訳ないけれど。
私のわがままにすぐ対応してくれて、翌日には札幌から両親が自宅についた。
寝たきりとなった私を一目見るなり母が言った言葉が忘れられない。
「ごめんねぇ！丈夫に産んでやれなくて！」
何も言えなかった。

両親とは短い間しか過ごさなかったが、それで十分だった。
顔を見れば、それですべてわかるような気がしたし、実際そうだった。

ありがとう、お父さん、お母さん。
二人の間の子供としてこの世に生を受けたことが何よりの幸せでした。
数えきれないほどの思い出と感謝で胸がいっぱいになります。
幸せそのものも大事だけれど、幸せを感じる力を育ててもらったことに感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。

親に先立つのはあまりに親不孝だが、この十数年の間、アニメーション監督として自分の好きに腕を振るい、目標を達成し、評価もそれなりに得た。あまり売れなかったのはちょいと残念だが、分相応だと思っている。
特にこの十数年、他人の何倍かの密度で生きていたように思うし、両親も私の胸のうちを分かってくれていたことだろう。

両親と丸山さんに直接話が出来たことで、肩の荷が下りたように思う。

最後に、誰よりも気がかりで、けれど最後まで頼りになってくれた妻へ。
あの余命宣告以来何度も二人で涙にくれた。お互い、身体的にも精神的にも過酷な毎日だった。言葉にすることなんて出来ないくらい。
でも、そんなしんどくも切ない日々を何とか越えて来られたのは、あの宣告後すぐに言ってくれた力強い言葉のおかげだと私は思っている。
「私、最後までちゃんと伴走するからね」
その言葉の通り、私の心配など追い越すかのように、怒濤のごとく押し寄せるあちらこちらからの要求や請求を交通整理し、亭主の介護を見よう見まねですぐに覚え、テキパキとこなす姿に私は感動を覚えた。
「私の妻はすごいぞ」
今さらながら言うな？って。いやいや、今まで思っていた以上なんだと実感した次第だ。
私が死んだ後も、きっと上手いこと今 敏を送り出してくれると信じている。
思い起こせば、結婚以来「仕事仕事」の毎日で、自宅でゆっくり出来る時間が出来たと思えばガンだった、ではあんまりだ。
けれど、仕事に没頭する人であること、そこに才能があることを間近にいてよく理解してくれていたね。私は幸せだったよ、本当に。
生きることについても死を迎えるにあたっても、どれほど感謝してもしきれない。ありがとう。

気がかりなことはもちろんまだまだあるが、数え上げればキリがない。物事にも終わりが必要だ。
最後に、今どきはなかなか受け入れてもらいにくいであろう、自宅での終末ケアを引き受けてくれた主治医のH先生、そしてその奥様で看護師のKさんに深い感謝の気持ちをお伝えしたい。
自宅という医療には不便きわまりない状況のなか、ガンの疼痛をあれやこれやの方法で粘り強く取り除いていただき、死というゴールまでの間を少しでも快適に過ごせるようご尽力いただき、どれほど助けられたことでしょう。
しかも、ただでさえ面倒くさく図体と態度の大きな患者に、単なる仕事の枠組みをはるかに越え、何より人間的に接していただいたことにどれほど私たち夫婦が支えられ、救われたか分かりません。先生方御夫婦のお人柄にも励まされることも多々ありました。
深く深く感謝いたしております。

そして、いよいよ最後になりますが、5月半ばに余命宣告を受けてすぐの頃から、公私に渡って尋常ではないほどの協力と尽力、精神的な支えにもなってくれた二人の友人。株式会社KON'STONEのメンバーでもある高校時代からの友人Tと、プロデューサーHに心からの感謝を送ります。
本当にありがとう。私の貧相なボキャブラリーから、適切な感謝の言葉を探すのも難しいほど、夫婦揃って世話になった。
2人がいなければ死はもっとつらい形で私や、そばで看取る家内を呑み込んでいたことでしょう。
何から何まで、本当に世話になった。
で。世話になりついでですまんのだが、死んだあとの送り出しまで、家内に協力してやってくれぬか。
そうすりゃ、私も安心してフライトに乗れる。
心から頼む。

さて、ここまで長々とこの文章におつき合いしてくれた皆さん、どうもありがとう。
世界中に存する善きものすべてに感謝したい気持ちと共に、筆をおくことにしよう。

じゃ、お先に。

今 敏 

    ]]> </content:encoded>
        <dc:creator>s-kon</dc:creator>
                              </item>
  <item>
  <title>千年机 -01- 仕事というと聞こえはよいけれど</title>
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      <description> -01-仕事というと聞こえはよいけれど 私は椅子に座っております。身体に一番近いアイテムですので、本来なら多少のお金をかけてでもよい品物に座るのが望ましいのですが、無精がたたっていまだ会社から支給された椅子に座っております。キャスター突きの代物ですが、板張りの床では大変よく転がりますので、少々の移動の際も座ったまま滑って行きます。楽しい ...</description>
        <pubDate>Mon, 02 Feb 2009 11:20:46 +0900</pubDate>
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        <category>「千年女優」への道</category>
      
      <content:encoded> <![CDATA[
    <div style="color: rgb(60, 60, 60); background-color: rgb(120, 120, 120); width:480px;" valign="middle" align="center">
<table style="width: 480px;" border="0" cellpadding="0" cellspacing="0">
<tbody><tr>
<td style="padding: 30px; color: rgb(60, 60, 60); background-color: rgb(120, 120, 120);" border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" align="center" valign="middle" width="100%">

<div align="center">

  <h1>-01-<br>
仕事というと聞こえはよいけれど</h1>


<p>
<table style="width: 460px;" border="0" cellpadding="0" cellspacing="0">
				<tbody><tr>
						<td style="padding: 30px; background-color: rgb(217, 217, 217); color: black;" border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" width="100%">
    
      
      私
は椅子に座っております。身体に一番近いアイテムですので、本来なら多少のお金をかけてでもよい品物に座るのが望ましいのですが、無精がたたっていまだ会
社から支給された椅子に座っております。キャスター突きの代物ですが、板張りの床では大変よく転がりますので、少々の移動の際も座ったまま滑って行きま
す。楽しいです。<br>
      机の上に私の大半がある、と最初に記しましたが、そのほとんどはやはり仕事に必要な道具であり資料です。
      <p>監
督業に必要な道具を簡単に紹介しますと、まずはアニメーション制作には欠かすことの出来ない「タップ」という代物です。254ミリ×19ミリの細長く薄い
金属に3ヶ所の突起がついているものです。中央の突起は丸く、両側は四角くなっております。この突起に、やはりアニメ制作に欠かせない「レイアウト用
紙」、「動画用紙」や「セル」をはめて固定するわけです。<br>
アニメーションはご承知の通り、少しずつ動いた絵を描いてそれを撮影してフィルム上で動いて見えるようにするという、いわば錯覚を利用したひとときの夢な
わけですが、その個々の絵の基準になる位置がずれてしまわないようにタップで固定するわけです。ですからこの突起物の間隔などの規格は一貫したものであ
り、作画も仕上げも撮影も同じものを使っているのです。<br>
      アニメーションがどんなにその想像力の羽を広げ、安直なファンタジーと極彩色の美少女への妄想を膨らませたところで、所詮タップの戒めからは逃れられることは出来ないのです！何を言っているんだ。</p>
      <p>そ
の他の道具でどうしても必要なものと言えば、シート、鉛筆、色鉛筆、鉛筆削り、消しゴム、羽箒、セロテープ・メンディングテープ、直線定規や円・楕円定
規、Zライトなど。アニメ制作ならではの道具といえば後は動きのタイミングやカットの尺を計るためのストップウォッチといったところでしょうか。それと私
の場合は立場上「コンテ用紙」は必需品です。<br>
      <br>
      </p>
    
    <center><img src="http://konstone.s-kon.net/uploads/photos/sennen/conte.gif" alt="conte" align="bottom"></center>
    <blockquote>



      <p><font style="color: rgb(105, 105, 105); font-style: italic;">ち
なみにコンテ用紙の比較です。左がパーフェクトブルー、右が千年女優のコンテ用紙です。どちらもサイズはB４です。以前より絵を描く部分が大きくなってい
るのは、少しだけ予算が増えたからです。ウソです。今回コンテを描き始めるときにこの用紙しかなかったからです。絵が大きくなったのですから以前よりコン
テの進行が遅れるのは無理もありません。こら。</font></p>



      <p>それと机には備え付けの棚が付いているのですが、その上にカ
ラーボックスを置いてあります。これはアニメスタジオの景観を特徴づけているものの一つでもあります。アニメスタジオ風景の最大の特徴は、動画机を別にす
ればカラーボックス、段ボール、ベニヤ板が三種の神器です。うわ、貧乏くさ。<br>
      私のカラーボックスにはこれから先、各原画マンから上がってくるレイアウトや原画の入ったカット袋がたくさんたくさんたくさん溜まることになります……いや、本当はたくさん溜めてはいけないのですが。<br>
      溜めるつもりはなくとも溜まるのがカット袋と不義理というものです。<br>
      この二つは比例して増えます。カット袋が溜まれば不義理も増えるという仕掛けになっておりまして、和やかだった人間関係にもひびを入れかねない事態になりますので、なるべく溜めないように注意が必要だぞ、俺。<br>
      <br>
アニメ監督に必要な道具といえば、概ね以上のようなものです。他に是非とも揃えておきたいのは克己心や集中力、厳しさを併せ持った寛容な精神、そして何よ
り人望ということになりますが、こうしたものは残念ながら文房具屋では売っていないので私はあまり持ち合わせておりません。<br>
ただ寛容な精神というのは、場合によっては当人の銀行の残高に比例することもあるようです。金持ち喧嘩せず、というやつです。しかし私はそれも持ち合わせ
ていないので、ただでさえでかい図体をかがめて腰を低くしてやらねばならんでしょうな。その言い方が既に偉そうだっちゅうの。<br>
      そういえば金持ち原画せず、という名言もありました。やはりお金のない私はきっと最後には原画もやらねばならないんでしょうな。……なんか嫌だな。<br>
      <br>
そんな戯言はともかく、その他美術・背景さんになりますとポスターカラーや画用紙、筆といった画材が必要になりますし、仕上げさんはセルやセル絵の具と
いった一般的にはあまり馴染みのないものを日常的に扱うようになりましょうか。さらには撮影さん、音響さんになりますとお小遣いでは買えないほど高価な機
械やハイテク機材等が必要になります。<br>
      こうしたアニメの小道具類やその他業界用語などについては、現在当HPにおいて「アニメーション用語解説」なるページを準備中ですので、そちらにおいてふざけた解説の一つもされることを期待して下さい。<br>
      <br>
      ともかくも監督の私に必要なものといってもたいした種類ではありません。しかしどういうわけか私の机の上はいつもモノでいっぱいであります。モノにまみれて生きる立派な現代人です。<br>
      何故モノが溢れるかといえば、<b>「仕事に必要な最低限の道具に準ずる仕事に必要なモノ」</b>が大きな顔をしてのさばっているわけです。<br>
その代表格といえば、本でしょうか。特に今回の「千年女優」では色々な時代や風俗をカタログ的につまみ食いをしているので、それらに関する資料が非常に多
くなってしまい、必然的に机の上を占拠してしまうわけです。占拠されると絵を隠すペースが大変狭くなったしまうので今回は自宅から袖机としてバタフライ式
のワゴンを持ってきました。資料を乗せておくには最適できわめて快適であります。さらに今回の仕事では机の左脇に会議用のテーブルを一つ用意したので、こ
れで大丈夫、と思いきややはり机の上はいっぱいです。何で？<br>
      <br>
      よく検証してみます。<br>
      まず「監督」という立場を偉そうに利用して用意してもらった会議用のテーブル。ここにはスタジオの引っ越しでゴミとして放置されていた90センチ×90センチ×30センチほどの本棚が乗っております。資料が多いですね。「FULL
      MOON」「ON PLANET EARTH」「0155 THE PORTRAITS OF HIROSHI NOMURA」「遠い町DISTANCE」「a
      fish of blue」「japanese road」「百歳王」など、個人的に買った写真集が多いでしょうか。今回の作品には直接関係のない「OTTO
      WAGNER」「GA DOCUMENT」といった建築の本なんかも突っ込まれています。家に入りきらない本なんかも持ってきてしまっておりまして、すでに混同してます、公私を。<br>
写真集の類は、単純に見るのが好き、ということもありますし、また直接的な資料という側面の他にも、美術監督に色味のイメージを伝えるための参考などにも
役立ちます。持ち込んできたり新規に購入した書籍はこの本棚に入りきるわけもなく、資料棚として用意されたスチール棚等にも所狭しと私物の本が展開してお
る次第で、その数は200冊くらいになっているかもしれません。勿論これは私個人の資料ということで、作品として必要な資料はさらに美術監督個人の本、図
書館から借りてくる本、田中嶺奈ちゃんの写真集や引っ越しのどさくさに紛れて勝手に持ってきた……いや、ともかく「千年女優」のブースには種種雑多な本が
置かれています。<br>
      本棚にはCDのソフトだのハードだのもぶち込まれています。最近はあまり音楽に食指が動かないので、CDの隊列も控えめにしておりますが、これがストレスの増大に比例して進軍を開始することになるかもしれません。<br>
      <br>
      さてこのテーブルは既に天版いっぱいにモノが広がっておりますが、その大半が「ハイテク」です。その王様がこのテキストを書きつづっているアップルマークの「POWER
      BOOK2400c/240」です。<br>
以前とある会社に在籍中、仕事の合間の手慰みにと思って購入し、仕事のお供に連れて歩いていたのですが、今ではこのテーブルの上でSCSIやシリアルや
LANケーブルに拘束されてがんじがらめの青春真っ最中。飛べないモバイルはただの小さくて遅いマシンに成り下がってます。<br>
このマシンは先日配属されたG3にEthernetで繋がっておりますし、その他MO、13インチモニタ、プリンタ、A3スキャナ、フロッピードライブ、
CD-ROMへと足枷を繋がれております。念のため断っておきますが、プリンタ以外は私の私物です。誰に買ってもらったわけでもありませぬ。勝手に羨まし
がらないように。</p>
      <p>G3
も含めて何故パソコンが必要かといえば、勿論こうして草の根宣伝活動としてのHP制作のためということもありますが、他にも使い道はいろいろあるわけで
す。G3を見せびらかしたり、インターネットで友達を捜したり、メールで酒を飲む約束をかわしたり、デッサンの参考に女の人の裸の画像を求めて奔走した
り、うら若き女子高生とチャットしてみたり……おい。本当はあれです。アニメ制作の援助ツールです。支援て言え。<br>
そう、色々とカットのシミュレーションをしたりする支援ツールなわけです。「千年女優」班が我が物顔で居座っているこのフロア……言葉を慎みましょう、
「千年女優」班がこっそりと作業しているこのフロア……何もそこまで卑屈になる必要はないか。ともかく私たちのいるフロアにはクイックがありません。お
や、また業界用語が一つ登場しましたね。<br>
クイックとは正しくは「クイックアクションレコーダー」という代物で、動画を簡単に撮影して動きのタイミングを見るための機械です。それ専用に特化した機
械なので、大変簡単かつ便利なのですが、その程度のことなら少々時間が余分にかかるとはいえ、パソコンとスキャナでも代用が出来るわけです。それにクイッ
クでは不可能な背景に引きスピードやカメラワークの確認や簡単な編集も出来るわけですから、パソコンは必要不可欠な代物となりつつあります。新世代デジタ
ルアニメとやらを作るわけではなくとも必要なんです。け。<br>
ただし気を付けなくてはなりません。パソコンが身近にあると「シミュレーション地獄」に陥る危険性がとびきり大、であります。シミュレーション地獄という
のは、カットの色々なシミュレーションを繰り返すうちに「ちょっと違う」「もうちょっと、こう……」「もう少しニュアンスが……」などと延々とシミュレー
ションに時間をかけて、本来の作業に多大な遅れをもたらすことをいいます。要注意です、私も。<br>
      さらにパソコンの必要性として、個人的には最近の仕事絡みの連絡等はメールを利用しているので、手元にないと非常に困る上に、ネットに繋げられない状態に長く身をおくとちょっと不安にすらなるくらいです。ビョーキでしょうか。<br>
      「最近誰からもメールがないとぉ、何ていうかぁ、ホントに自分の存在っていうかぁ、そういうのに不安を感じるっていうかぁ」<br>
      「……ふ〜ん、じゃあ、メールが来るとそういうことが実感できるのかな？」<br>
      「っていうか、私を必要だと思ってくれる人とかぁ気にしてくれてる人がいるって思えるでしょ」<br>
      「……でしょ、って言われても実感は出来ないけど……そうなんだね？」<br>
      「っていうか、分かんない？フツー。私がここにいるっていうことがぁ、お互いの存在とかぁ分かり合えるっていうかぁ……」<br>
      「…………」<br>
      「っていうか、つながっている感じっていうかぁ……」<br>
      死んでしまえ。<br>
      私にもメール友達が何人かおります。ただ近頃は忙しくてメールの返事もままなりませんが、なにとぞお許し下さい。すいません、私信になってしまいました。全部私信みたいなもんですけど。<br>
      <br>
POWER
BOOKの外部モニタにしている13インチモニタの横には、14インチの貧乏くさいテレビも鎮座しております。これも私が買いました。資料のビデオを見る
ために買ったのですが、まだビデオがないのでただの写りの悪いテレビに過ぎません。テレビの上には20センチほどのピカチュウが呑気に座っていやがりま
す。</p>
      <center><img src="http://konstone.s-kon.net/uploads/photos/sennen/pikachuu.jpg" alt="pikachuu" align="bottom"></center>
      <p>け、何が「仕事チュウ」だ。<br>
この会議用テーブルの横には旅館などでよく見かけるワンドアの貧乏くさい冷蔵庫が置いてあります。夏場の渇きを癒すには冷えた飲料が欠かせません。ビール
とかね。この冷蔵庫も私の私物。他にも私物の電気ポットやコーヒーメーカーも持ち込んでおりまして、かなり危機的曖昧さとなっております、公私が……溶け
て行く……公も……ボクも……キミもない……無意識の世界へ……溶けて行く…………いい加減にしろ。溶けているのは私の頭だ。</p>
      <p>こうして頭の活動に異常を来した場合や、特にコンテなどの一番頭を使う作業ではニコチンとカフェインは欠くべからざるアイテムです。不健康と創作を引き替えにしているといえばロケンロール魂に通じるかもしれませんが、単に意志が弱いだけです。<br>
      それにしても何か嫌ですね、「何とか魂」とかいうやつは。<br>
ロックと魂、などのように何かに魂の文字が接着された途端に、私はそうしたもの一切合切を胡散臭くかつかなり醒めた目で見てしまいます。そう思いません
か。何というか安っぽい思想や一人勝手な思いこみや押しつけがましい仲間意識が汚物のような悪臭を放っているさえ思ってしまいます。偏見でしょうか。これ
がもしアニメに魂などが接着した日には、恐ろしい。恐ろしいので考えないことにします。<br>
      <br>
      さて机に目を転じると、四角く黒い無口な物体が頑なにその存在を主張しているのですが、これが意外と饒舌な代物でBOSEのスピーカーシステムです。MDやCDの音を外部に放出するわけです。<br>
      その隣には酒瓶が2本。「琉球王朝」と刻まれた歴とした焼酎とフランスの赤ワインです。深夜の飲酒に備えて少しでもアルコールを用意して置くくらいは、常識を身につけた社会人としてのたしなみですね。</p>
      <p>机の上は先に上げた仕事道具が大半を占拠しています。道具や資料の他に、脚本やコンテ、キャラクター設定や美術設定などが広げられることになります。<br>
      鉛筆は現在UNIのHを使ってコンテを描いております。<br>
      簡単に現在の作業状況をご紹介させていただきますと、コンテが計466カットほど上がっておりまして、さらにラフが70カットくらいでしょうか。ようやく半分を超えたという有様で、私としてもかなり危機的状況をひしひしと感じております。<br>
さらに心配の元は尺の問題です。コンテ全体の半分近くの状態で尺の半分以上を喰っている有様ですから、コンテが上がったときにはもしかして偉いことになる
かもしれません。しかし今はまだ上がった部分を振り返って直しをしている段階ではありませんので、とにかく先へ進まねばなりません。ススメ、ススメ、ヘイ
タイススメ……そんな昔の教科書みたいなことを言っている場合ではないのです。意志の力でコンテを進めなくては、この後の作業にも大きな支障を来してしま
います。頑張れ、俺。ファイト。俺。</p>
      <p>しかし現実は非常に厳しいです。G3も触んなきゃいけないですし、飲みにも行かなきゃなんないですし、温泉にも行……ってる場合じゃないだろ。<br>
      とはいえ頑張ってはいるもののあまりに進まないのでこうしてテキスト打ちに夢中でスペースランナウェイしてしまいます。うう（号泣）ウソです。<br>
      真面目に仕事してます、たまには。</p>
      <p>たまにはじゃねえよ。（1999.8.28）</p></blockquote></td></tr></tbody></table></p><center>　</center>



</div></td></tr></tbody></table>

</div>
    ]]> </content:encoded>
                                </item>
  <item>
  <title>24-2005年4月 海外から監督作全般について</title>
  <link>http://konstone.s-kon.net/modules/interview/index.php/content0026.html</link>
      <description>Interview 242005年4月、海外から監督作全般に関してどこの国からか失念してしまいましたが、アダム・ティアニーさんという方からのご質問に答えたものです。多分、アメリカのウェブサイト用だったと記憶しております。1・監督の作るアニメーション作品は『パーフェクトブルー』からも分かりますが、アニメとしては非常にリアリスティックな傾向があるかと存じます ...</description>
        <pubDate>Wed, 12 Dec 2007 12:03:24 +0900</pubDate>
        <guid>http://konstone.s-kon.net/modules/interview/index.php/content0026.html</guid>
        <category>INTERVIEWS</category>
      
      <content:encoded> <![CDATA[
    <div style="text-align: center;"><span style="font-weight: bold;">Interview 24</span><br style="font-weight: bold;"><br style="font-weight: bold;"><span style="font-weight: bold;">2005年4月、海外から監督作全般に関して</span><br></div><br>どこの国からか失念してしまいましたが、アダム・ティアニーさんという方からのご質問に答えたものです。多分、アメリカのウェブサイト用だったと記憶しております。<br><br><span style="font-weight: bold;">1・監督の作るアニメーション作品は『パーフェクトブルー』からも分かりますが、アニメとしては非常にリアリスティックな傾向があるかと存じます。なぜ、リアリスティックな世界を題材とすることが大切なのでしょうか？</span><br><br>ファンタジーを描きたいからに他なりません。<br>質問中でご指摘の通り、私はあくまで｢リアリスティックな世界を題材｣にしてはいますが、｢リアリスティックなストーリー｣を目指しているわけではありません。<br>私が意図している物語世界は、ごく簡単にまとめるとすれば｢リアリスティックな世界を舞台にしたファンタジー｣ということになるでしょう。<br>ファンタジーというのは｢想像、空想、 幻想｣といった意味合いで、｢リアル｣｢現実｣といった理性的な意味の言葉と対置されます。しかしだからといってファンタジーが｢非現実的｣｢非科学的｣だとか単なる｢嘘｣であるとは私は決して思いません。<br>人間にとってファンタジーは必要不可欠なものであると私は思います。そうでなければ、有史以来、神話や伝説や昔話、宗教さえも含めて良いと思いますが、そうした現実とは異なる位相にあるファンタジーがこれほど膨大に作られ、現代まで伝えられて来なかったでしょう。神話や伝説や昔話、宗教的な物語には｢非現実的｣｢非科学的｣｢非合理的｣なエピソードが溢れています。だからといって誰もそれらの物語が持つ意味を否定できません。否定したらたいへんなことになりますよね？<br>だから色々な意味でファンタジーは人間に必要不可欠なものだと思います。<br>そしてこれらファンタジーが持つ一番の大きな意味は、｢人間の理解を絶したものが存在する｣というメッセージではないかと思います。｢もの｣といって語弊があるなら、人間の理解を越えた｢世界｣｢位相｣といっても良いです。<br>古代、中世、近代であれ現代、そして未来においてさえも人間がその理性だけで世界を理解・認識しきることはないでしょうし、もし理性と科学があまねく世界を覆ったところで、人間の感情が100パーセントそれに与することはないと思われます。<br>頭で分かること（理性で理解すること）と、感情や感覚として納得することはイコールではありません。日本語には｢理性的には分かるんだけど、感情的感覚的には納得できない｣という意味で｢腑に落ちない｣という言葉があります。英語にそれと対応する言葉があるかどうか分かりませんが、｢腑｣というのは｢内臓｣のことで、つまり身体的に納得できない、というような意味です。日常的によく使われる言葉ですが、たいへん深みのある言葉だと思います。<br>人間を取りまく多くの事象や関係には、｢理性的｣｢科学的｣には理解できても、｢感覚的｣｢感情的｣｢身体的｣に納得が行かないことがたくさんあります。納得が行かなくてもそれら理不尽や不合理なものが我々を取りまいていることに変わりはなく、そうした｢人間の理解を絶したもの｣とどう向き合い、折り合って行くかというフェーズにファンタジーは大きな役割を持つものだと思います。<br>だから自分の監督するアニメーションや漫画において、私はファンタジーを目指しているのです。<br><br>ファンタジーは現実との水位差にあると私は思います。<br>だからファンタジーを描くためには、その物語世界における現実という、いわばベースとなる世界観をきちんと構築する必要があり、そこからどのくらい飛翔したかがファンタジーの｢程度｣である、と私は思います。<br>たとえば、前提となる世界観自体が異世界や未来世界といったすでにファンタジー的要素が強い世界ならば、話の流れやエピソード、クライマックスには、よりファンタジーの要素が増大されて行かなければなりません。いい方は悪いですが、ベーシックな嘘の上にさらに大きな嘘をつく、ということです。これはこれで悪いとは思いませんし、だからこそ壮大なファンタジーを描くことも可能でしょう。<br>しかし、こうした傾向はかならずエスカレーションの袋小路に捕らわれてしまいます。話の進行に連れて、嘘のレベルをより増大させなければならなくなるため、より大きなファンタジーを求め続けざるを得なくなる。こうなると最終的に現実とは全然関係のないファンタジーのためのファンタジーで作品世界は塗飾されるようになります。アニメーションであれ実写であれ、｢大作｣を売り物にした作品が往々にして陥るのはこの点だと思います。<br>私はそうした過度なエスカレーションに巻き込まれるのは不本意です。それに私の描きたいファンタジーは、そうした｢声の大きな｣ファンタジーではなく、もう少し落ち着いたトーン、｢声の小さな｣ファンタジーです。それを描くために、まずベースとなる世界をなるべく現実的なものとして描いているのです。<br><br><span style="font-weight: bold;">2・監督のストーリーテリングのスタイルを鑑みまして、今までに実写作品の制作を考えた事はありますか？　もし、実写の監督をすることを考えたことがないのでしたら、監督にとってのアニメーションがもつ魅力とは何ですか？</span><br style="font-weight: bold;"><br>よく聞かれる質問です。<br>ですが、私は実写を撮ろうと思ったことはありません。実写の監督に誘われたことはありますが、そのときも積極的には考えませんでした。もちろん、実写という表現方法に魅力を感じないわけではありませんし、一観客としては実写映画が大好きです。<br>確かに私の監督作におけるストーリーテリング、構図の取り方、編集の考え方などには実写映画の影響が濃厚にあると思います。しかしそれはあくまで実写映画のテイスト、アニメーションに取り入れられそうな（取り入れたら面白いと思われるような）部分だけを反映させているに過ぎません。また実写風に見えるからといって実写と同じようなロジックで出来ているわけでもないと思います。だいたい私は実写を、一観客という立場以外で学んだことはありません。だから実写のロジックについてはほとんど知りません。<br>私は大きくいえば｢表現者｣ということになるのでしょうが、だからといって私自身の内部にあらかじめ｢表現すべき何ものか｣があって、それを表現するにあたって｢小説か漫画かアニメーションか実写か、あるいは音楽か舞台か｣といった選択があるわけではありません。選択の余地はないといってもいい。というのも、まず他の表現方法に熟達もしていなければ、よく知りもしない、という理由が大きいです。<br>私は日本語でしか思うようにコミュニケーションが出来ませんが、それと同じように絵やアニメーションというのが私の使える言語なのです。<br>日本語で考えて日本語でアウトプットするしかできない。｢どの表現方法を選択するか｣という問題を言語にたとえるなら、馴染みのない表現を使うということは新しく言語を習得しなければならないのと同じです。言語の習得には時間がかかります。私が現在の日本語能力を形成するまでに41年、絵やアニメーションの技術やノウハウを獲得するまでにも20年以上はかかっている。自分の知らない表現方法を習熟するにしても、その時間が惜しいと思います。<br>ですから、表現すべきものがあってそれに相応しい方法を選ぶ、ということは合理的なように見えますが実際は表現方法や技術の習得自体のために失う時間も大きいですし、表現方法そのものからの影響ということが考慮されていません。この｢方法そのものから生まれる考え｣という点が何より重要だと思います。<br><br>確かに表現を行う主体があって、その主体の選択で表現方法が決まる、というモデルは誰にでも分かりやすい表現者の在り方のように思いますが、私はそれほど単純なモデルは信用していません。<br>単純化、合理化されたモデルは｢誰にでも分かりやすい｣ので重宝する場面も多いですが、その分取りこぼされている面もたくさんあります。<br>世の中には｢誰にでも分かるわけではない｣ことがたくさんあります。誰にでも分かりやすくする、というのは一見｢正しい｣ことのように思えますが、すべてにおいてその方法を適用するのは傲慢な態度です。分からないものを分からないものとして受け入れることが知性の節度というものでしょう。同時に分からないものでも何とか伝えようとするのが表現者であると思います。<br>表現者という主体は、表現する以前に何を表現するのかをあらかじめ完全に把握しているわけではないでしょうし、当の表現方法そのものにも当然大きな影響を受けている。制作中も、当の制作物そのものから大きな影響や刺激を受けています。作ることによって、何を作るのかが浮かんでくるとさえいえます。<br><br>これも言語にたとえると分かりやすいでしょうか。<br>日本語話者として生まれ育った人間の考え方は日本語という方法に規定されるのと同じです。日本語だから感じることが出来る情感や感情のニュアンスが当然あります。それは英語や他の言語においても同じことでしょう。その言語でなければ考えられないもの、世界、位相があり、いかに忠実に翻訳しようとしても同じニュアンスの言葉がなかったり、言い換えるとこぼれ落ちるニュアンスがあるわけです。<br>最近、｢もったいない｣という日本語を世界に広めようとノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんが提唱されていましたが、これなどは顕著な例です。｢もったいない｣に相当する言葉が他の言語にはない。｢もったいない｣とは｢そのものの値打ちが生かされず無駄になるのが惜しい｣という意味で、他に｢神仏・貴人などに対して不都合である｣｢過分のことで畏れ多い｣といった意味もあり、日本の宗教性が反映されている言葉であると思います。<br>英語では｢waste｣という単語がそれに近いそうですが、｢無駄（waste）｣と｢もったいない｣では日本人にとって随分ニュアンスが違います。<br>たとえ｢もったいない｣という言葉を外国の方が覚え、正しく使えたとしても、子どもの時から｢もったいない｣という言葉とその概念の中で育ってきた人間と、まったく同じようにその言葉を共有することは出来ないと思います。<br>分かりやすくいえばこういうことになるでしょうか。<br>学習して｢もったいない｣という言葉を覚えた人間にとっては、いわばその人が｢もったいない｣という言葉を主体的に使うわけですが、母国語にあらかじめこの言葉が含まれている人間にとっては、｢もったいない｣という言葉はそれを使う主体そのものを構成している一要素にさえなっているわけです。<br>前者と後者で｢もったいない｣という言葉を使う水準が同じであるわけはありませんね。コンピュータでいえば前者はアプリケーション的であり、後者はシステムの水準といっていいでしょう。<br>私にとってのアニメーション、正確にいえば私にとっての｢絵｣も同じといってよいです。私のものの考え方が絵に適しているから漫画やアニメーションという方法を選択しているだけではなく、漫画やアニメーションという方法によって私の考え方は作られてきている、といえます。そして自分なりの考え方に変化を与え、深化させたりするために、実写や小説や舞台や音楽といった他ジャンルの要素を取り入れてきたわけです。<br>私が日本語しか使えないのと同じで、私は絵を媒介にしてしか物を作れないように思っています。単純な合理性に則れば、より多くの人と直接コミュニケーションをしたいと考えるならアニメーションよりは実写、日本語より英語を使う方が世界中の人々に届きやすいでしょう。<br>しかし、表現や文化というのは合理性の基準で計られる対象ではありません。その表現方法、その文化でなければ現れてこないものがたくさんあります。<br>そうした多様性こそが、言語や宗教、文化や歴史の異なる人間相互にとっての豊かな財産であると私は思います。それを否定するような現代の潮流に対して私は強い抵抗を感じます。<br>それぞれの文化の中からしか生まれてこないものがある、と書きましたが、しかしそれを何とか相手にも伝わるようにすることが表現者であるとも思っています。私たちの作った映画が、海外のお客さんの目に触れ、このインタビューのように興味を持ってくれた人たちが海外からリアクションを返してくれます。たいへん嬉しいことです。その喜びというのは、やはり言語や文化の越えにくい壁を、我々の場合はアニメーションという形で越えられたことが大きい理由ではないかと思います。作っているスタッフは日本語しか使えないにもかかわらず、映画は言葉の壁を越えてくれるわけですから。<br><br><span style="font-weight: bold;">3・今監督の作品では、主人公の心の内の葛藤、その人物をとりまく社会や環境が巻き起こす問題を設定なさりますが、分かりやすい敵役を登場させていません。何故監督の作品の中では、具現化された悪役はいないのでしょうか。</span><br><br>分かりやすい悪役ほどつまらないものはありません。私がそう思えるくらいの年齢になったのでしょうし、そういう世の中になってきたということかもしれません。<br>分かりやすい悪役が出てきて、それを主人公が苦難の末に倒してめでたしめでたし、という勧善懲悪的なストーリーには全然興味を覚えません。自分が作る作品においてはもちろん、他の方のアニメーションや漫画、実写映画でもそうした内容と思えるものはまったく見ませんし、馬鹿馬鹿しいとさえ思います。<br>そういう単純化されたストーリーは、ファーストフードみたいに思えます。実に手軽な話形です。お手軽なものは世間に広まりますが、悪影響が大きいのもよく似ています。<br>現実の世の中に分かりやすく具現化された悪は見当たりません。<br>確かに、ある立場から見れば｢敵｣や｢悪役｣に相当する立場になる人や集団はあります。しかし相手から見れば反対側が当然｢敵｣や｢悪役｣になります。<br>誰かが相手を｢悪｣と想定しているに過ぎません。<br>絶対的な悪や善という立場が存在するわけもなく、悪や善は相対的なものでしかないと私は思います。｢絶対的な正義｣を掲げるような人々はまったく信用できませんし、そもそも｢絶対｣があり得るわけがないと思っています。<br>このあたりの感覚は、｢絶対｣という概念を前提にして成り立っている一神教の世界観には馴染みにくいのではないかと思いますが、多神教をベースにして成り立っている地域や、物事すべてを相対化しようとする仏教が根ざしている地域の人間は、相対的な考えが基本になっていると思います。<br>私は相対的なものの考え方の方が好きですし、肌に馴染んでいます。｢絶対｣というものを私は信用していませんので、単純に悪役とか敵を設定する物語世界に強い抵抗を感じます。<br>確かに世の中には法律に反する犯罪という分かりやすい悪がありますし、その時代その地域の倫理感や常識から逸脱する分かりやすい悪はあります。<br>それらは排除、防止されなければならないと私も思います。<br><br>一方で、普遍的な意味での邪悪さもきっと存在するとは思っています。問題はこちらの方が大きく深いことでしょう。<br>邪悪さというのは誰の中にでも生まれうる、｢澱｣のようなものかもしれません。邪悪さは内側にある。時と場合によっては、自分の中にも現れるかもしれない。そう思える節度によって初めて抑制しうるのではないでしょうか。<br>だからそうした邪悪さは特定の人や集団に押しつけたり投影されうるものではないでしょうし、悪者を排除すれば、ことが丸く収まるということではありません。<br>しかし、いまだに世の中は｢我々の不幸はどこかにいる誰かのせいだ。それを倒せばよいのだ｣という他罰的な考え方に支配されていると思います。そう考える方が簡単で楽なのでしょう。<br>実は、そういう考え方そのものが｢敵｣や｢悪｣を生み出している、私はそう思います。<br>先に記した｢単純化・合理化されたモデルの危険性｣と同様、簡単で楽な考え方はその分だけ多くのものを取りこぼしている筈です。<br>邪悪さを自分以外のものに投影して自分が邪悪さや罪から逃れるのではなく、｢私にも邪悪さがある｣｢知らぬ間に罪を犯しているかもしれない｣と認め、自分がその一端を引き受けることによって初めて倫理感は基礎づけられるのではないかと思います。<br>世界は相対的な関係の中にしか存在しない、という見方が私の世界観です。なので私が指向する物語世界に、分かりやすい善と悪、正義と悪が存在することはありえないと思われます。<br><br><span style="font-weight: bold;">4・今監督の作品中では日本の文化、地域性を前面に押し出した世界設定となっています。今後も日本を舞台背景とした作品を考えていますか？　日本以外を舞台とした作品制作の予定はありますか？</span><br><br>必ずしも日本を舞台にしなければならないとは考えていません。ただ、分からないものは描きようがないのです。<br>どこを舞台にするか。ある国、ある土地、ある場所という舞台は、場所そのものが一つの物語を持っているといっていいでしょう。ここでいう物語とは文化や歴史、宗教であり、その場所における人々の常識や倫理感という考え方も含まれます。<br>あるストーリーは、その舞台となる場所の物語と密接に関係しています。ストーリーと人物それぞれの物語、そして場所が持つ物語。物語と物語が関係するところに、新たな物語が生まれるものではないでしょうか。<br>だから、その舞台の物語を理解することなく、そこで展開する物語を考えることは出来ないと私は思います。<br>たとえば『東京ゴッドファーザーズ』は、そのタイトル通り｢東京｣でなくては成立しない物語だと思います。日本という風土や宗教性、東京という土地柄などを抜きにしてあの物語は考えられません。<br>もちろん単純な意味でのストーリー（ホームレス三人が赤ん坊を拾って親元に届けようとする…というようなお話）の翻案は可能だと思います。ただその場合、舞台をたとえばニューヨークに移したとするなら、ニューヨークという場が持つ物語、そこに暮らす人々の考え方や暮らし方との関わりによって、ストーリーそのものが変化するはずですし、また変化しなくては不自然なのです。<br>私が日本以外の土地を舞台にした映画をこれまで作っていないのは、その舞台となる場所の物語を自分のものとして身体的に把握できないからです。たとえ頭で理解したとしても、場所と密接に結びつく有機的な物語を語ることは出来ないでしょうし、ストーリーを作ることもできないと思います。だから私は私が把握している世界を舞台にすることしかできないのでしょう。<br>ただ、今後もその通りである、とは言い切れません。実際、未来世界や異世界に対する興味も多分にありますし、実際に存在する海外の土地であっても視点の取り方次第で描き得るのではないか、と考えています。<br><br><span style="font-weight: bold;">5・特殊な家族構成を扱った『東京ゴッドファーザーズ』ですが、いままでの監督の映画の中では、一般的に一番なじみやすい作品だったかと存じます。広いファン層からの支持を得る為に、何か意図的な判断をなさったのでしょうか？</span><br><br>必ずしもそうではありません。もちろん、より広い層のお客さんに届いて欲しいという願いはありましたが（それはいつも有ります）、そういう戦略的な観点を私はあまり持っていません。ですから、私個人の興味がシフトしたという面が強いと思います。<br>前作にあたる『パーフェクトブルー』や『千年女優』は｢個人｣にフォーカスした映画でしたが、そこから他人と繋がることに、より興味がシフトし始めたということでしょうか。そして、ある個人にとってもっとも近い位置にある関係というのが｢家族｣です。<br>ご指摘通り｢特殊な家族構成｣ではありますが、それを通じて、自分の家族というもっとも近しい他人を改めて考え直す契機になって欲しい、という願いがあったと思います。<br><br><span style="font-weight: bold;">6・『妄想代理人』の制作は楽しいものでしたでしょうか。また、新しいテレビシリーズに取り組む予定はありますか？</span><br><br>楽しいことばかりではありませんでしたが、｢楽しかった｣と言い切ってもよいほど面白く制作にあたりました。テレビシリーズの制作は、劇場用と全然違うスタンスです。とにかく短い時間の中で数を作らなくてはならない。<br>劇場用と比べると予算も時間も少なく、思ったイメージを徹底させることは難しいですが、反面多くのイメージを提示できるし、思いつきから画面になるまでが早い。このレスポンスの良さはテレビシリーズならではでしょう。<br>完成度ではもちろん劇場用には到底及びませんが、多くのアイディア、バラエティに富んだアイディアを表現することもまた非常に楽しいものでした。<br>現在のところ新しいテレビシリーズの企画は考えていませんが、また作ってみたいとは思います。<br><br><span style="font-weight: bold;">7・各々の作品において、どのような達成目標を掲げていますか？　そしてその目標を成し遂げたと思いますか？</span><br><br>それぞれの監督作において、特に明確な目標を掲げているわけではありません。何よりはっきりとした目標、言い換えると到達点ということになると思いますが、スタートする前からゴールを設定するような考え方が好きではありません。<br>先にも書きましたように、制作者は作っている当の制作物から大きな影響を受けます。制作中も制作者は変わり続けるということです。作っている自分の変化まで予測して、監督作の到達点も設定するということは不可能です。何せ、予測する主体自体の考え方が変化するわけですから。<br>違う言い方をすれば、達成する目標自体が制作中においても常に書き換え続けられるということになる。ですから、｢達成目標｣というのがどの時点においてなのか、という問題に行き当たります。企画当初、シナリオ制作時、コンテ執筆時……と制作プロセスを追うごとに、目標は常に高くなって行きます。<br>｢ここまで来たからには、もっと先へ｣<br>いつでもそういう考え方になります。『千年女優』において、追いかけていたその人に辿り着くことそのものより、辿り着こうとする態度にこそ意味がある、と描いたのは、私の制作態度に重なるからだと思います。<br>目標には決して到達しない構造になっているんです。ある目標を設定してそこへ向かい、到達しそうになったときにはより高い目標を設定する。その新たな目標に向かって進んでそこへ到達しそうになれば、より高い目標を設定して……。そうした運動を繰り返し続けることになるわけですから。<br>それが楽しいのです。<br><br>そうした深い意味での目標とは別に、もう少し分かりやすい目標も用意してはいます。『パーフェクトブルー』は監督デビュー作ということもあって、まずは｢一本を作り上げる｣という、目標とすら呼べないような目標だったと思います。ただ、それまで見たり、実際に参加してきたアニメーションで私が本当に面白いと思える物はほとんどなかったので、｢面白い物を作ること｣、それは難しいかもしれないけれど（何しろ他の人だってそれを目指していてなかなか出来ないわけですから）、せめて｢見るお客さんの興味を最後まで引っ張り続ける｣ということが演出的な目標だったと思います。<br>『千年女優』においては、アニメーション的な、というより映像的なイメージの飛翔、想像力の運用が目標だったと思います。本来同時には存在しない時制、過去現在未来が個人のうちに同時に在るということをどうやって映像化するかが私の楽しみでした。<br>『東京ゴッドファーザーズ』の場合はもっとはっきりしていて、キャラクター芝居、アニメーション的漫画的な活力を豊かにしたいと思っていました。写実的な背景と漫画的な活力を持ったキャラクターたちの対比を狙っていました。<br>『妄想代理人』の時は｢多様性｣というのが一番のキーワードでした。同じ『妄想代理人』というシリーズでありながら、各話数の個性にどれだけバリエーションを作れるか、という目標です。話の内容、語り口それぞれにバリエーションを盛り込めたと思います。<br>ここに上げたいずれの目標も制作にかかった当初に考えていたものですが、どれも概ね満足が行く程度に達成できたと思っています。<br><br><span style="font-weight: bold;">8・以前に大友監督とのコラボレーションをされていますが、2人の関係はどのようなものだったのでしょうか？　2人が再びタッグを組む可能性はありますか？（大友さんのマンガを原作に今監督がアニメ化するという噂が数年に流れておりましたが）</span><br><br>私はもともと漫画を描いておりまして、時折私は大友氏の｢AKIRA｣の漫画連載を手伝ったりしていました。アニメーションの｢AKIRA｣に私は一切関わっていません。<br>漫画の方の縁で、大友氏には懇意にしていただきまして、その大友氏の紹介で『老人Ｚ』（原作・脚本／大友克洋）というアニメーションに美術設定として参加しました。私がアニメーションに関わったのはこれが初めてということになります。<br>以後、私はアニメーション制作に携わるのが面白くなり何本かのアニメーションに参加した後、｢MEMORIES／彼女の想いで｣で再び大友さんの仕事に参加しました。脚本と美術設定が主な仕事でした。<br>その後は、私は自分の演出・監督作が主になり、大友氏と仕事はほとんどしておりません。アメリカ資本で大友克洋監修、私が監督という企画もあったのですが、立ち消えになったようです。その映画の監督として氏から誘われ、打ち合わせも数度したものの、知らない間に企画自体が無くなっていたようです。しかし誰一人として｢無くなった｣と伝えてくれる人はいませんでしたね(笑)<br>大友氏と仕事をする予定はありません。<br>数年前に流れたという｢大友さんのマンガを原作に今監督がアニメ化するという噂｣は、まったくのデマです。私は数年前のパリのアニメーションイベントで同じことをフランスのライターから質問されましたが、初耳で私が驚いたほどです。<br><br><span style="font-weight: bold;">9・脚本に関しては、共同執筆と単独での執筆のどちらが好みですか？</span><br><br>共同の方がいいですね。<br>私が単に脚本として他の監督の仕事に参加するなら単独の執筆でもかまわないと思うのですが、自分で監督する映画のシナリオを私が単独で執筆すると、どうしても価値観が狭まってしまいます。自分にとって都合のいい見方だけで物語世界を構築すると（もちろんそうならないように気をつけますが）、結局自分にとって面白いものになりにくいというか、不本意なものになりがちです。<br>違う言い方をすれば、どこか世界が｢閉じてしまう｣ような気がします。｢閉じた世界｣を描く場合なら、それも有効に機能するとは思うのですが、現在の私はいかに｢開かれた｣余地を残して、なおかつ自分の価値観も反映された物語世界を作るか、という命題を自らに課しています。<br>それには複数の視点が必要です。｢私には思い至らない考えがある｣という節度を堅持したいと思いますし、その思い至らないフィールドを共同執筆する相手に期待していると思います。<br>また、ごく単純な問題として、自分単独で脚本を執筆して自分でコンテ・演出した場合、どうしても脚本段階でのこだわりや失敗した箇所などに引っかかってしまい、大胆に演出するのが難しくなってしまいます。<br>なので私は共同執筆の際も、最終的な決定稿は共同執筆者にお願いするようにしています。そうすれば、また新たな気持ちで絵コンテに取りかかることが出来ますので。<br><br><span style="font-weight: bold;">10・DVDフォーマットの普及により、アニメーション制作プロセスに変化はありましたか？</span><br><br>特別大きな変化というと、テレビシリーズで画面サイズが16：9のワイドが主流になったことでしょうね。それまでは4：3の画面をスタンダードとしていましたが、これから先は16：9が主流になるのではないかと思われます。<br>劇場用アニメーションはもちろんのこと、ビデオ、中にはテレビでも5．1チャンネルによって音響を制作するものが出てきましたね。<br>一般的な制作現場に対して、DVDフォーマットの普及がどういう影響を与えているのか、私にはよく分かりませんが、ごく個人的な感想をいえば、DVDの高画質はどうも画面が｢見えすぎる｣のが長所でもあり、制作者にとっては頭の痛いところでもありますね。画面の粗まで映し出してしまう気がします。<br>だから、その分画面をもっと作り込む必要を感じますし、見せるべき部分と沈める部分を意識して画面を作る必要があると感じています。<br><br><span style="font-weight: bold;">11・今監督はアメリカでの監督の評価が急速に高まっています。アメリカでのアニメの人気ぶりは、企画段階で何らかの影響を及ぼしておりますでしょうか？　それとも、日本の観客を主に考えてアニメ制作をなさるのでしょうか？</span><br><br>私の監督作がどのくらいアメリカで人気があるのか、正直なところ私にはよく分からないのです。こうしてインタビューの依頼があるということは好んでくれる人も少なくないという証なので、励まされる面があります。<br>アメリカに限らず海外での評価、また日本国内での評価にしてもそうなんですが、そうした評価（ポジティブにしろネガティブにしろ）が、私の企画に大きな影響を与えているとは言えません。もちろん影響はあります。期待してくれているお客さんに向かって映画を作りたいと思いますからね。<br>ただ、企画の選定については観客よりも、私の興味が優先されます。ある意味、私が想定する観客の筆頭は｢どこかにいるかもしれない今 敏のような人｣なんだと思います。私にはそうとでも考えるほかにやり方がないのです。そして自分が興味を持った企画内容（あるいは今 敏のような人が興味を持つであろう企画内容）を、映画として具体化して行く際に多くの観客にも伝わるようなやり方を考えるのだと思います。<br>その際には、日本国内のお客さんのことも考えますが、同じくらい海外のお客さんのことも考えています。私はこれまでに何度か海外の映画祭などに招待をいただきまして、自分の監督作の上映にも立ち会ってきました。韓国や台湾、ドイツやフランス、アメリカの観客の顔がいまも脳裏に刻まれています。なので、新しい映画を作るときにはいつも｢あのお客さんたちはどう思うだろう？｣｢こういう表現をしたら面白がるんじゃないか｣といったことは考えています。<br><br><span style="font-weight: bold;">12・監督の作品では『パーフェクトブルー』と『妄想代理人』の英語吹き替え版が出ています。英語吹き替えについてどう考えていますか？</span><br><br>映画を吹き替えで見るか字幕で見るか、それは文化的な好みもあるでしょうし個人的な好みの問題が大きいですね。<br>なので｢良い悪い｣という話ではありませんが、制作者個人の立場でいえば我々スタッフが作った生の形として、字幕で見てもらえたらいいな、とは思います。声を担当してくれたキャストの皆さんも一緒に作ったスタッフですし、その仕事を海外の人にも聞いてもらいたいと思いますからね。<br>ただ、吹き替えにも良さがあると思いますし、私は決してネガティブには捉えていません。私自身、子どもの頃からテレビで放映される映画を吹き替えで楽しんできましたし、俳優に対して決まった声優さんが演じるのは楽しみの一つでした。<br>経費のことを度外視して理想的なことをいえば、字幕版と吹き替え版がDVDに収められるのが望ましい。それをユーザーが選ぶのが一番良いと思います。<br><br><span style="font-weight: bold;">13・マッドハウスとあなたの関係は？　これからもマッドハウスで仕事をしていくのですか？</span><br><br>私はどの会社にも所属しない立場、｢フリーランス｣ですが、これまでの監督作はすべてマッドハウスで制作しています。96年に『パーフェクトブルー』制作開始以来、10年近くもマッドハウスにお世話になっておりますので、半分以上マッドハウスの一員であると勝手に認識しています。マッドハウスさんがどう思っているかはよく分かりませんが(笑)<br>私はマッドハウスに愛着がありますし、長所や短所といった特性も実感しているので、制作の流れを考えるのが何より楽です。他の会社で監督という立場で制作をしたことがないので比べようもありませんが、私にとっては大変に心地の良い会社です。ですから、マッドハウスの方で私を不要にしない限り、私としては同じ場所で映画を作りたいと思っています。<br><br><span style="font-weight: bold;">14・近年の｢イノセンス｣、｢アップルシード｣などにも見られる大掛かりな3Ｄ使用作品がありますが、今監督もそのトレンドを追われるのでしょうか？</span><br><br>どちらの映画も見ていないので、3Ｄがどういう形で使われているのか分かりませんが、現在のところ私はそれほど3Ｄアニメーションに大きな関心は抱いていません。<br>もちろん、現在制作中の作品において3Ｄは少なからず使用されていますし、3Ｄを抜きにしてアニメーションは作れないと思っています。<br>ただ、3Ｄをどう位置付けるか、という程度・水準には大きな幅があります。私は、あくまで2Ｄ、平面の絵を描いて動かすアニメーションに関心があり、3Ｄアニメーションはその中の一表現として考えています。2Ｄアニメーションというベーシックな世界に3Ｄアニメーションがどう共存するか、といった関心です。<br>だから、3Ｄをベーシックとするようなアニメーションには今のところ興味はあまりないのです。<br>私自身が3Ｄのツールに馴染みがないことが一番の原因かもしれませんが、フル3Ｄで作られた画面にあまり魅力を感じないことも大きな原因です。私が欲しいと思う画面は手描きの絵によって実現されています。あえて、現状思うようにならない3Ｄに手を出す必要を感じません。一方で手描きのアニメーションでは表現できないイメージも頭に浮かぶので、この先より3Ｄに負う部分が増えてくるとは思います。<br>2Ｄと3Ｄがいかに共存して行くかが大きな課題だと思っています。<br><br><span style="font-weight: bold;">15・｢Genius　Party｣とは何なのかお教え願えますか？　このプロジェクトにまだ関わっていますか？</span><br><br>｢Genius　Party｣という名称は聞いたことがありません。<br>何かの間違いではないでしょうか。<br><br><span style="font-weight: bold;">16・近年で優れていると思われる作品タイトル、また監督を教えて下さい。</span><br><br>私は近頃あまり映画を見ておらず、見ても大半が古いタイトルで、新しい作品はほとんど見ていません。<br>アニメーションに限っていえば、去年見たシルヴァン・ショメ監督の｢ベルヴィル・ランデブー｣は刺激的でした。映画としては後半に多々疑問もありますが、とにかくアニメーションとして面白かった。ディズニーに代表されるアメリカスタイルや日本のスタイルともタイプの違うアニメーションで、大変な刺激を受けました。<br>ただ、その刺激をどういう形でこれからの制作に反映させて行くのか、その見当がつかないですけどね。そのくらい自分たちが作っているものと違うスタイルのアニメーションのような気がしました。<br><br><span style="font-weight: bold;">17・もしあるとすれば、日本のアニメ業界に足りないものは何だと思いますか？</span><br><br>足りているものを探す方が難しいでしょうね(笑)<br>シナリオ、絵コンテ、キャラクターデザイン、レイアウト・原画、美術背景といったアニメーション制作における重要なセクションすべてにおいて、能力のある人材が非常に少ない。<br>それを補って行くはずの若い世代は、現行の中核を担っている世代よりさらにレベルが低くなっているように思えます。<br>足りない人材を補うための時間・予算はなく、人材を育てるための動きもほとんどありません。あったとしてもそれが短い期間で機能することはないでしょうし、その間に最先端の技術レベルは伸びて行くので結局は人材が足りないという状況が続いて行くと思います。<br>かなり悲観的かもしれませんが、それが現状だと思いますね。<br>一番大きな問題と思えるのは、中間層がいないことです。<br>演出にしろ作画にしろ、飛び抜けた才能や能力の人は少数ながらもおられますし、そういう人を中心にアニメーションが作られれば、多様性のある面白い物が出てくるでしょう。実際いまもそうした形で目立つ作品も出てきているとは思います。<br>劇場作品で注目されるのはそうして作られた物ではないかと思われます。<br>ただ、そういう映画を支える中間層のスタッフが空洞化してきているんです。<br>トップレベルの作画監督やアニメーター、美術監督や背景マンだけで映画が出来るわけではありません。クオリティのレベルを維持しながら堅実にカットを上げてくれるスタッフがいなければ、大半のカットは成立しません。<br>映画制作において攻守というものを考えると、こうした大半のカットは｢守｣にあたります。｢攻｣にあたる部分は特異な能力をもったスタッフが受け持つ部分でしょう。<br>どちらかだけでは映画は成立しません。これら攻守のバランスを取ることが必要なわけですが、守りの部分が薄くなっているため、攻めに回すはずの戦力を守りに割かなくてはならないという状況になっています。<br>アニメーション制作現場に限らず、豊かな中間層を失ったシステムはものを生み出す力が衰退して行くのではないかと思います。若い人たちには、一時のブームや流行に流されない画力やアニメートの技術を身につけて欲しいものです。<br><br><span style="font-weight: bold;">18・アニメのみならず、今監督は成功したアーティスト、ペインターです。近年マンガや画集での活動はされていますか？また、音楽や、玩具、ゲームなどの他の媒体を使用することのご興味はありますでしょうか？</span><br><br>私は別に｢成功したアーティスト、ペインター｣などではありません(笑)<br>ここ最近、私が人前に出すために完成させた絵は一枚もありません。アニメーション制作上で絵コンテ、レイアウト、原画などで絵を描くことはあっても、その絵がそのまま公の場で人の目に触れることはありません。<br>私が完成させて人の目に触れた絵というのは、多分、『東京ゴッドファーザーズ』のポスターが最後ではないでしょうか。漫画や画集といった活動はまったくありません。<br>以前は時間を見つけては、自分のウェブサイト用に絵を描いたりしていました。純然たる趣味というより、技法の開発や研究のためでしたが、いまではそうした試みをする時間もありませんし、欲求も感じません。それほど自分の絵に執着がないのかもしれません。<br>何よりアニメーションを作ることがいまはもっとも面白いと感じています。<br>仕事以外では絵を描くよりも、こうしてインタビューのためとかウェブサイト用にテキストを書いたりしている方が面白いですね。<br>ただ、自分の興味にも波があって、文字に興味が向くときもあれば、絵に意識が向くときもあって、そのうちまた自分の絵に関心が高くなるときが来るのではないかと思います。<br>他の媒体については、もちろん興味がありますが、本業のアニメーション制作だけで手一杯という状態で、新しいことにチャレンジする余裕はないですね。<br>現状、自分からそうした企画を出すことは考えにくいので、他の媒体からお誘いがあれば是非関わってみたいとは思います。<br>まぁ、そんな余裕があれば次の企画でも考えた方が実りが多い気もしますが。<br><br><span style="font-weight: bold;">19・話せる範囲で結構ですので、現在進行中のプロジェクトについて教えて下さい。</span><br><br>現在制作中の物は、劇場用長編アニメーションです。タイトルなどについてはまだ発表できない状態ですが、去年の秋から本格的に作画作業に入っています。<br>この映画は、私のオリジナルではなく、私が尊敬する日本のSF作家の小説を原作としています。<br>実は『パーフェクトブルー』が完成後、次回作としてこの小説をアニメーション化したいと考えていたのですが、当時付き合いのあったスポンサー会社が無くなったりして、計画は何ら実行化されぬまま立ち消えになりました。それが、二年ほど前にこの作家と対談させていただく機会を得まして、その席上、当の作家の方から｢アニメーション化｣という話題が出ました。不思議なものです。私はこういう奇縁に確信を得てしまう傾向がありまして、この原作をいただいて次回作とすることにしました。<br>内容は｢夢｣を題材にしたSFですが、舞台は現代の東京ですし、いわゆる｢SFアニメ｣とはまったく異なるものです。唯一、他人の夢に入り込むためのアイテムがSFらしい部分といえるでしょうか。<br>『パーフェクトブルー』以来試みてきた｢夢と現実の混淆｣というモチーフを中心にして、これまでの技法やスタイルを集大成しつつ、これまでよりさらにエンターテインメント性を高めた映画になる予定です。<br>メインスタッフは、美術監督や色彩設計などはこれまでの監督作とほとんど同じ顔ぶれですが、撮影監督に加藤道哉氏を迎えています。加藤氏は『妄想代理人』のアイキャッチを担当してくれた方です。私は『妄想代理人』のアイキャッチを非常に気に入っておりまして、さらに新作ではデジタル処理するカットが増えると予想されたので加藤氏に撮影監督をお願いすることになりました。<br>またキャラクターデザイン・作画監督には安藤雅司氏を迎えています。私は安藤氏の｢妄想｣のキャラクターデザインが非常に気に入ってまして、氏の驚異的な作画力をたいへん尊敬しています。新作のキャラクターたちも非常に魅力的です。<br>現在の制作状況としては、絵コンテが三分の一（約400カット）しか上がっていませんが、その大半は作画作業に入っており、引き続き絵コンテが上がったところから順次作画に入る予定です。<br>完成予定は来年、2006年頭を目指しております。<br>公開の予定はまだ決まっていませんが、楽しみにしていて下さい。<br><br>
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        <dc:creator>s-kon</dc:creator>
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  <title>その9●それってデジタル</title>
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      <description>■それってデジタル 前回はずいぶんと貧乏くさいデジタル自慢をさせてもらったが、何もそれだけじゃない。世間様が思う「デジタルカット」もあるのだ、ちょっとだけ。実を言えば前回書いたようなパソコンの渋い使い方も勿論好きだが、もう少し派手なデジタルの効果というのも使いたかったのだ。とは言え予算がそれを許してくれなかっただけで、まだまだデジタ ...</description>
        <pubDate>Mon, 22 Oct 2007 16:39:34 +0900</pubDate>
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        <category>パーフェクトブルー戦記</category>
      
      <content:encoded> <![CDATA[
    ■それってデジタル<p>
　前回はずいぶんと貧乏くさいデジタル自慢をさせてもらったが、何もそれだけじゃない。世間様が思う「デジタルカット」もあるのだ、ちょっとだけ。
実を言えば前回書いたようなパソコンの渋い使い方も勿論好きだが、もう少し派手なデジタルの効果というのも使いたかったのだ。とは言え予算がそれを許して
くれなかっただけで、まだまだデジタルは高くつく。最終的な形がビデオ納品ならば機材費等の問題はあるが大きな問題はない。しかしフィルム納品となると作
成したデータをフィルムに変換しなければならず、このフィルムレコーディングというのが実に高くつくらしいのだ。またもや貧乏くさい話になりそうだ。お
とっつぁん、それはいわない約束よ。<br>
　実際にいわゆるデジタルの恩恵に浴したカットは、その殆どが「テレビモニターに別なカットからの映像をはめ込む」というもので、モニターの走査線とビデ
オの巻き戻しのノイズ以外特にデジタルの処理はしていない。しかも、それらのカットはリテークはおろかチェックすら出来なかった。デジタルならではといえ
ば３カットくらいで、そのうちの２カットはあまりよい結果にはならず（勿論これもノーチェック）、上手く効果を得たのはたった１カット、１５O（D,E）
というカットだ。私の拙い文章で解説するのはあまりにことが複雑なので、ここは一つビジュアルに頼ることにする。まずコンテを見ていただこう。</p><p>
<img title="C.150" alt="C.150" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/photos/19.JPG" style="padding: 4px; float: left;">
　C.150(D)と(E)という二つのカット。前カットを受けてハッとなり窓の外に目をやる未麻。A.C.（アクションカットといいまして動作の途中でカットを切ってつなぐことです。多分）で未麻振り返り、カット頭からT.B.（トラックバック）。窓外からの視点で未麻の部屋のよりからずーっとカメラが引いて、オーバーラップしてさらに引きサイズとなり、小さく見える未麻の部屋のカーテンが引かれる。「覗いている誰か」の視点というイメージ。それまでのシーンがカメラはずっと室内にあり、このカットでカメラも外に出て一気に引いていくことで客にジャブを出したかったわけだが、これを従来の撮影台で撮るにはコンテにあるように２カットに分けてO.L.（オーバーラップ）でつなぐしか方法はない。上手にやればそれなりの効果は期待できるがやはり「一気に引く」という感じは薄まってしまう。他に方法がなければそれでも仕方がないと思っていたのだが、デジタル処理を頼める人間がいるということで、ワンカットで
やろうということになった。この人物は演出・松尾氏のつてで紹介してもらったのだが、某ゲーム会社にいるコンピュータ使いで、そういうアニメのデジタル処理に興味があり、本来の仕事があいてる時間に手を貸してくれるという話だった。しかも実費のみで手間賃無しという何とも素晴らしい条件。貧乏な我々にはこれ以上の好条件があろうか。デジタルの国からデジタルを広めにやってきた様な素晴らしい人物ではないか。その風貌は正に<a href="http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/3443/">デジタル仙人</a>と
呼ぶのがふさわしい。結果的には前述の１カットだけになってしまったが、当初の予定ではデジタル処理のカットはすべてこの人物にお願いすることになっていた。何故にそうならなかったかといえばハマグリの威力である。我々が催促するにも拘わらず相手に何ら連絡も入れない状態が続き、渡すはずの素材と材料を放って置いた結果、処理が間に合いそうもなくなり別なCG関係のスタジオに有料で頼むことになってしまったのだ。さすがハマグリ、目の前にいても音信不通の男。まあハマグリのそういう逸話は掃いて捨てるほどあるが、それはまた別の回に記すとしよう。話を戻す。 <br></p><p>
<img title="150" alt="150" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/photos/7.JPG" style="padding: 4px; float: left;">
　これが最終的に出来上がったカット150（D,E）の画像。最初の絵から始まってカメラは引いて行き、この最後の絵まで１カットだ。何故これがデジタルか。いくら大きめに絵を描いてカメラで寄っても、あまりに寄ると絵は荒れて見えてしまう。六畳間程の大きさで絵を描けば寄ったときでも問題はないが、そんなものが載る撮影台はないし、それに背景マンは看板描きじゃない。そこで描く手間を省くためにも全体はやや大きめに描き、寄る部分、このカットだと未麻と彼女のいる部屋を一番大きなサイズ、彼女のマンションを次に大きなサイズで作成する。これらをコンピュータ内で比率を合わせて合成するという、よく使われる手法だ。取り立てて新しいわけではないが上手に使わないと、スケール感がなじまなかったり、他の通常のカットから浮いてしまったりして失敗します。確かこのカットの素材分けは、一番奥の街並み（BG）、電車（セル）、線路から手前の家並み（BOOK・A）、部屋の中（B)、未麻（セル）、彼女のマンション/外観（C）、その手前の家並み(D)、画面手前左からインする建物(E)、同右からインする建物(F)、更に一番手前左側の建物(G)、の全部で１０
素材ほどだったかと思う。その他このカットではカメラのT.B.に合わせて手前の家並みのBOOK（一番下になる物以外の背景描きの部分）のを少しだけ変形させたり、カットラストに画面内にインしてくる建物を３Ｄで組んでいたり（あまりに暗くてわかりにくいです）、と隠し味が色々あるようですが詳しいことは作った本人に聞かないと私もよく覚えていません。このカットは私としては上手く「作品にはまった」と思っておりますが、見た方はどう思いますやら。但しこの作品のデジタル処理は、いわゆる劇場の解像度にはなっていなかったと思うが、それは担当した人間の技術等に問題があるのではなく、あくまでこれはビデオ作品だ、という前提があったからです。<br>
　ここまで読んできた方にはお判りかと思いますが、このパーフェクトブルーという作品におけるデジタルとはこの位のものでして、昨今世間をにぎわす「新世代デジタルアニメ」（笑）とはかけ離れたものです。それらのお金持ち劇場超大作と同じ様な文脈で取り上げられたりするのは、私たちにとって不本意ですし、それらのかっこいいアニメにも気の毒ですのでなるべく一緒にしないで欲しいものだな。 <br></p><p>
　話は前後するが１０月頃、BGMのサンプルがあがって来たと思われる。オーダー内容は、メインとなるBGMが４曲、他には冒頭の戦隊モノのショウ
で使う曲など細かいのが数曲。BGM４曲というのは少ない方かと思われるが、あまりBGMを多用する気がなかったのと、それぞれの曲を長めに作ってもらう
つもりであったからだ。１曲が１０分前後というのは、私が欲しいているアンビエントだのテクノではさほど珍しい長さではない。それに最近の映像作品は音楽
を多用しすぎで私は閉口する方だ。音楽とカメラワークは登場人物やシーンのエモーショナルな動きに沿ってなるべく控えめにつけるのが私の好みで、音楽先行
でシーンを盛り上げ足り、泣けと言わんばかりの音楽の使い方は見ていて鬱陶しい。この鬱陶しいという漢字は非常にグラフィックだな。見た目がホントに鬱陶
しい。鬱陶鬱陶鬱陶鬱陶鬱陶鬱陶鬱陶鬱陶鬱陶鬱陶鬱陶鬱陶鬱陶鬱陶鬱陶、ね？　<br></p><p>
　さてBGMのオーダー内容だが、未麻の内面をテーマにしたアンビエントな曲２曲、ストーカー・内田とバーチャル未麻のテーマという感じでアップテンポな
２曲である。あがってきたサンプルテープを聞くと、前者の２曲は概ねイメージが伝わったようですんなりとOKを出せた。問題はリズム主体の後者２曲。私は
「テクノな音」を頼んだつもりだ。が、私が期待に胸を膨らませドキドキして聞いたその曲はテクノというより何かエレクトーン。ヤマハの発表会か、これは。
使っている音のチープさもさることながら、厚みがないのだ全然。いくら普段馴染みのない傾向の音楽だろうが、テクノとエレクトーンくらい区別できるだろ
う、普通。音響監督を通じリテークを出してもらう。「もっとアグレッシブなイメージが欲しいんですよねぇ」「こう鉄骨をブッ叩いたような音が欲しい」「人
声のサンプリングというか、電波系な感じとか」「もっとガッと来る感じで」言うことが段々訳が分からなくなる。私の日本語能力についての疑問もさることな
がら、音を口で説明するのは甚だ難しいのだ。この２曲はずっとリテークをお願いしていたのだが、年が明けてしばらくするといつの間にやらサンプルが上がっ
て来なくなってしまった。待てど暮らせど来やしない。最終的にはOKを出さないまま、次にその音楽を聴いたのは７月のダビング当日だった。なんでやねん。<br>
　何かと問題のある音楽ではあったが、音響監督・三間氏の機転でトラックダウンの時に音素材をバラして録っておいてもらったので、実際のダビング時にはそ
れらを様々な形で使用することによりしのぐことになった。実際使われたＢＧＭとサントラ盤では印象が違うかと思われる。後に判明した事実であるが、リテー
クを出せなくなった背景には予算がつきた、という実に寂しい事情があったらしい。貧乏にも程があるだろしかし。というのもだ、聞いてくれよみんな、ことも
あろうにサンプルを出す度に１曲分のギャラを請求していた人間がいるというのだ。誰なんでしょうねぇ、全く、ボクは良く知らないけど。世の中に下書きで原
稿料を取る物書きがいるか？　練習だけして年俸を取るスポーツ選手がいるか？　蒲焼きのたれだけでご飯を食えるか？　あ、それは食える、国分寺のウナギ屋
でそういうおやじを見た。ラフスケッチでお金をくれる制作会社があるか？　あったら教えてくれ、行くぞ、私は。<br>
　音楽が思ったとおりにならなかったのが悔しいのではない。子供じゃないんだから泣いてごねたりはしない。せめてだめならだめな物として「じゃ、しょうが
ないからこれで行こうか」という判断位させて欲しいではないか。判断があれば使う場所を減らすだの別な音を足すだの色々な対処があるではないか。こともあ
ろうに内書で決定を出すとは何のために監督がいるのだ。それでも実際のフィルムでまだ何とかなっているのは、音響監督の尽力の賜物だ。ありがとう未麻さ
ん、いや三間さん。<br>
　知らないうちに決まっていたのは何も音楽だけではない。以前にも書いたがこのパーフェクトブルーはオリジナルビデオ作品であった。いや今でもそうだと
思っている。それが１月か２月のことであったろうか、スポンサー・レックスの人間を交えてスケジュールかプロモーションに関する打ち合わせをしていたとき
である。そう言えばあの頃はゴールデンウィークに公開だのどこぞのホテルで制作発表だの夢のような計画でいっぱいだったっけ。そうです遅らせた私がみんな
悪い。ええ、ええそうですとも。そのレックスの眼鏡をかけた一見まじめそうな男、仮にMr.REXとしよう、その彼が持っていた書類に書いてある文字を見
て私は愕然とした。<br>
<strong><font size="+3">「激情アニメーション作品」<br>
　</font></strong><font size="+2">エ、エロ作品かい！？</font><br>
　違った「劇場アニメーション作品」<strong><font size="+1">「劇場アニメーション作品」</font></strong><font size="+2">「劇場アニメーション作品“パーフェクトブルー”」</font>いつからだよ。いつそういう風になったんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ！？　ビデオ作品の宣伝として小屋に掛けることもあるというのはそう言うことだったのか！？　<br>
　しかし考えてもみろ、劇場の巨大なスクリーンに掛けることを想定したコンテと家庭のテレビモニターで見ることを前提にしたコンテでは構図の取り方も芝居
の作り方も全く違うに決まっているだろうが。何が違うか分からないって？　それは教えない。ともかく私が聞いていたのはあくまでビデオ作品としての条件だ
けだ。週末に金持ちとは言えないアニメも好きな普通の若いカップルなんかがレンタルビデオ屋に行って、「こんなの知ってる？」「知らない、見てみよっか」
などと会話をかわし、３〜４００円という値段で借りて、ぼろアパートには不似合いな２９インチのテレビとオーディオでこの作品を見て、終わった後にい
やぁぁぁなきもちな気持ちになる、じゃなくて「まぁまぁじゃない？ビデオにしちゃ」「え〜〜？良くわかんなかった〜誰だったの犯人？」「あのレイプシーン
がいまいちだったよな」「あたしすっごく嫌ぁ」「ただのアニメだろ？」「知らない男に乱暴されんだよォ！」「知ってる男だったら、じゃいいだろ？」「い
たっ！ちょっとやめてよぉ」「エ？いいじゃん別に…」「もう！だめだって……！お風呂入ろうよ」「思い立ったが吉日ってさ」「もォ…テレビ消してよォ」な
どという会話をしてもらえるように作っていたつもりだったのに。どんなつもりだ、それ。ああ、激情アニメ。<br>
　作品を扱う側のそうした無神経さには腹が立つが、無理矢理にも「劇場公開作品」の文字をパッケージにつけたい論理もよく分かる。それがあるかないかでこ
の商品を扱ってくれるレンタルビデオ店の数が大きく変わり、当然売り上げに影響するのだから。作品が完成した今となっては「劇場作品」としたことで世間的
な注目も多少は浴びるわけで、おかげで各国の映画祭にも招待していただくし（但し作品のみで私が各国に行くわけではない）、結果一人でも多くの人の目に触
れることになったのは良いことであると思っている。３００円でご家庭で見られるはずの物が１５００円の劇場にすり替えられ、監督の意図とは違った形でお客
に提示される。少なくともパーフェクトブルーというのは劇場のスクリーンに耐えられるようなクオリティではないし、こちらもそれを前提にして作っていな
い。絵を描いていたスタッフにとっては「恥」だけが拡大されて映されるような物だ。高校野球のつもりで練習して、いざ試合となったら相手はメジャーリーグ
だったような物で、お客に「へぼチーム」と言われても我々のせいじゃないだろう、ね？　この言い訳はつい出てしまうのだが、この作品のトラウマになってる
ようなので許して下さい。<br>
　知らないところで出来上がった物をついでにもう一つ、第一弾の宣伝用ポスターとチラシというのもある。ある日突然届けられたそれに私と濱洲氏は絶句。
か、かっこ悪。都会の夜景（実写）の上に未麻のバストアップのセル。「あなた、誰なの？」という安直なコピー。血を表現したつもりらしいミドリムシみたい
なしみの付いたメタルなロゴ。どこから見てもかっこ悪いことこの上ない。一言相談してくれれば、デザインのアイディアも出したし、ポスター用の絵も描いた
だろうに。そのポスターの未麻は随分前に描かれた絵で、濱洲氏にとっても見るのは忍びなかったのだろう、スタジオの壁に貼られたそのポスターの未麻には、
いつの間にか濱洲氏手製のひげが着いていた。しかもレリーフ。<br>
　スケジュールの話はうやむやになってしまったが、そのかわりというかプロモーションのビデオを作れという話になる。期限を遅らせてばかりで申し訳ないの
で快く作るつもりだったが、やはりこれも時間のない作業となり、しかもそれは無惨な結果となっていく。それはまた次回と言うことで。</p><hr align="left">

<center><strong><font size="+2">予告</font></strong></center>

<p><strong>　無い！無い！スケジュールの行方が分からない！押し黙る謎の男ハマグリ！影も形も見えないスケジュールに翻弄されるスタッフた
ち！一体どこに行ったんだ、スケジュールは！？スタジオ中をひっくり返し血眼になって探すスタッフが疲れ果て諦めかけたその時、不意に襲いかかる狂気のよ
うなスケジュール！　次回・パーフェクトブルー戦記<font size="+2">「スケジュールを探せ！」</font>見なきゃお仕置きよぉ！</strong></p>
    ]]> </content:encoded>
                                </item>
  <item>
  <title>妄想の八｢妄想文化祭｣ -その4-</title>
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      <description>妄想の八「妄想文化祭」-その4- 続いての野球物「HR」は 三原三千雄氏のコンテ・作画によるキャラクターの表情も楽しい一編。シナリオを元に簡単な打ち合わせをして、数時間も要さずしてコンテが上がってきたとい う速攻ぶりに驚かされた。三原氏は4、12話でその絵の腕力ぶりを遺憾なく発揮しているが、この短編でもそれは十分に堪能出来る。 ピッチャーにプレッ ...</description>
        <pubDate>Sat, 01 Sep 2007 13:54:29 +0900</pubDate>
        <guid>http://konstone.s-kon.net/modules/moso/index.php/content0023.html</guid>
        <category>「妄想」の産物</category>
      
      <content:encoded> <![CDATA[
    <center>
<h3>妄想の八「妄想文化祭」<br />
-その4- 			</h3>
<p> </p>
<center>
<table cellspacing="0" cellpadding="0" border="0" style="width: 450px;">
    <tbody>
        <tr>
            <td width="100%" cellspacing="0" cellpadding="0" border="0" style="color: rgb(10, 10, 10);">
            <div align="left"> 							<font color="#191919">　続いての野球物<strong>「HR」</strong>は 三原三千雄氏のコンテ・作画によるキャラクターの表情も楽しい一編。シナリオを元に簡単な打ち合わせをして、数時間も要さずしてコンテが上がってきたとい う速攻ぶりに驚かされた。三原氏は4、12話でその絵の腕力ぶりを遺憾なく発揮しているが、この短編でもそれは十分に堪能出来る。<br />
            ピッチャーにプレッシャーをかけるチームメイトの声はすべて飯塚昭三さんにしたのは私の悪戯心による。9話のアフレコ関連の話は後で触れようと思う。<br />
            <br />
            空腹と戦うボクサーが登場する<strong>「TKO」</strong>の 素晴らしいコンテは私だ。さすがだ。原画も井上俊之、濱洲英喜、羽山淳一、鈴木美千代と素晴らしい面子である。この短編も作監を立てていないので各原画マ ンの絵がそのまま出ているはず。しかし作監がいないという弊害もあってかボクサー・蟻塚が最初にショートケーキを発見したときの絵と、それを打ち砕く寸前 の絵でケーキに入っているイチゴの数が前者が2つ、後者が3つとなって違っているのはご愛敬（笑）。さらにケーキの周りを包んでいるビニールが有りと無し という間違いもある。気にしないでくれ。<br />
            私はこの短編も気に入っている。アニメのセル表現ではなかなか難しいとされる食べ物を、蟻塚の心情を映すようにちゃんと美味しそうに描かれていると思 う。食べ物が出てくるカットは鈴木美千代さんが担当したと聞く。原画での処理も上手く行っていると思うし、特効も非常に上手く乗せてくれていると思う。特 効でもう一ヶ所非常に感心したのはC.11。</font></div>
            </td>
        </tr>
    </tbody>
</table>
<p>&nbsp;</p>
<p><img src="http://konstone.s-kon.net/uploads/photos/moso/09TKO01.jpg" alt="" /></p>
<p>
<table cellspacing="0" cellpadding="0" border="0" style="width: 450px;">
    <tbody>
        <tr>
            <td width="100%" cellspacing="0" cellpadding="0" border="0" style="color: rgb(10, 10, 10);">
            <div align="left"> 							<font color="#191919">　コンテのキャプションでは「ハーモニーにしたいところですが（笑）」「&ldquo;それ風&rdquo;な感じ」となっているが、完成画面では見事なまでにハーモニーでそれ風な画面になっている。</font></div>
            <center>
            <p><img src="http://konstone.s-kon.net/uploads/photos/moso/09TKOC011.jpg" alt="" /></p>
            </center>
            <div align="left">
            <p><font color="#191919">ア ニメに詳しい方ならお分かりかと思うが、ここでいう「ハーモニーでそれ風」とは「あしたのジョー」「ベルサイユのバラ」「エースをねらえ！」などの演出で 知られる出崎 統さん独特のスタイルを指している。氏の顕著な演出スタイルの一つは要所要所で劇的な止め絵が出てくること。それも単なるセル表現ではなく、実線+筆によ る描写という方法で表現されたもので、通常「ハーモニー」という。<br />
            先にも記したように「TKO」は元々「あしたのジョー」のイメージがあったので、是非とも出崎さんのスタイルをオマージュとして取り入れたかった。蟻塚 がアップになった際、画面上部などに入る「パラ」もその一つ。（元々パラはカメラ前に置く「パラフィン」のことで、画面の一部にグラデーションをかけて絵 のバランスを整えたり、劇的な効果を補助するものであったが、現在ではデジタルなので自由自在にかけることが可能である。）<br />
            しかし「ハーモニー」とは言ってもキャプションの通り「人手もないので実線のタッチや2号影を活かして「それ風」な感じ」で我慢しようと思っていたのだ が、特効の谷口久美子お姉さまが、コンテの意図を汲んでくれたのか見事なまでに&ldquo;それ風&rdquo;なハーモニー画面に仕立ててくれた。私はオールラッシュでこの カットを見て驚くと同時に大笑いした。さすがクミちゃん。<br />
            私が自分で気に入っているカットはこれ。</font></p>
            </div>
            </td>
        </tr>
    </tbody>
</table>
</p>
<p><img width="650" height="266" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/photos/moso/09TKO02.jpg" alt="" /></p>
<p>
<table cellspacing="0" cellpadding="0" border="0" style="width: 450px;">
    <tbody>
        <tr>
            <td width="100%" cellspacing="0" cellpadding="0" border="0" style="color: rgb(10, 10, 10);">
            <div align="left"> 							<font color="#191919">　 朝靄の奥、すなわち心のレッドゾーンに走り込んで行く蟻塚を、路面が「止まれ」と警告している。他愛のない冗談だが「東京ゴッド〜」的な発想で私は気に 入っている。本来なら縦の構図にして「止まれ」の文字を踏んで奥へと走って行く蟻塚、としたいところだが、奥へ走らせるとその分すべて作画になってしまう ので、リピートの利く横移動で妥協している。</font></div>
            <center>
            <p><img src="http://konstone.s-kon.net/uploads/photos/moso/09TKOC013.jpg" alt="" /></p>
            </center>
            <div align="left">
            <p><font color="#191919"><strong>「UMA」</strong>は アホな無人島もの。一コマ漫画では使い古されたモチーフである。「背景が楽な海」のというリクエストを満足させている一編。しかし出来上がったBGは決し て「楽」ではなく、冗談が際立つように素晴らしい描写がなされている。ごくごく短いエピソードだが、安藤さんが一人で原画を担当しているので、ゴージャス なバカバカしさが上手によく表れていて私は好きな一編。<br />
            <br />
            汚職政治家と秘書のやりとりが面白い<strong>「SOS」</strong>。これも三原さんの絵の魅力に溢れている。コンテ・演出の高橋氏の画面イメージは昔の水木しげる風だそうな。日本人の顔がいい感じに出ていると思う。<br />
            <br />
            ロケット打ち上げの<strong>「HH」</strong>のコンテは私。ありがたいことに原画はすべて安藤さん。おかげで人物の表情が素晴らしい一品になっていると思う。</font></p>
            </div>
            <center>
            <p><img src="http://konstone.s-kon.net/uploads/photos/moso/09HHC008.jpg" alt="" /></p>
            </center>
            <div align="left">
            <p><font color="#191919">　 これはシナリオ上では「H2」というタイトルだったが、あまりにストレートすぎるので（笑）、タイトルをHが2つで「HH」とした。この話の心ないアイ ディアは総監督による。失敗が続く日本のロケット関係者はさぞや心労が絶えないだろうなぁ、追いつめられているだろうなぁ、という思いやりから生まれた。<br />
            また、四散したロケットが青空に「すき」と白い航跡を引いて行く絵に、某大国の事故を思い出された方もいるだろうが、その通りだ。こういう危ないネタを 狙うなんてけっこうチャレンジャーの精神に溢れていよう。私は当時、その事故のニュース映像を見て女房にこう言った覚えがある。<br />
            「&ldquo;すし&rdquo;って書いてあったよな」<br />
            「そう？あたしは&ldquo;すき&rdquo;に見えたよ」<br />
            この会話を思い出してコンテを描いた。<br />
            出来れば「寿」にしたかったが、あまりに複雑な形なので諦めた。</font></p>
            </div>
            <center>
            <p><img src="http://konstone.s-kon.net/uploads/photos/moso/09HHC010.jpg" alt="" /></p>
            </center>
            <div align="left">
            <p><font color="#191919">　え？さっきから不謹慎だって？　なぁに、茶の間のテレビの前などそんな会話に溢れているに決まっているだろうさ。私は偽善が嫌いなのだ。<br />
            ご覧になった方はお分かりだろうが、ロケットの爆発は絵として描いていない。普通に考えると、このエピソードの「アニメとしての華」はロケットの爆発に こそあるとされるかもしれないが、面白いのはそこではないと私は思う。あくまで重要なのは「追いつめられる職員」である。なのでロケットの爆発はS.E. のみにして、モニタしている職員の表情を大事にしている。<br />
            またシナリオでは爆煙の中から少年バットがパラシュートで降りてくることになっていたが、画面作りと作画が厄介になりそうだったので、こうした。<br />
            <br />
            戸口に立っている少年バット。<br />
            廊下からの光で逆光になっている。<br />
            肩に担いでいたバットをちょっと構えてセリフ。<br />
            少年バット「まいど！」<br />
            <br />
            この少年バットのセリフ、「まいど！」で終わらせておいたことが予想外の面白さに繋がった。DVDやビデオをお持ちの方は確認してもらいたいが、 「HH」が終わって、次の「ETC」部分に変わると、こちらではちり紙交換車が「まいどありがとう&hellip;&hellip;」とアナウンスしている。この「まいど繋ぎ」は効果 さんの気の利いた冗談だと思う。私はダビング時に大笑いした。<br />
            まるでちり紙交換車が少年バットに成り代わっているみたいでもある。そう、確かに少年バットが必要とされる頻度はちり紙交換車のそれとさして違わないくらいの世の中に思える。<br />
            <br />
            そして軸となる主婦たちの<strong>「ETC」</strong>だ が、これは巨匠りんたろう氏のコンテによる。苦しい制作事情を考慮して同じカメラポジションをやりくりして要領のいいコンテを上げてくれている。りんさん らしい、短いインサートカットも効果を上げており、私は楽しませてもらった。巨匠にお願い出来たのは制作プロデューサー・豊田君のおかげ。りんさん監督に よる「キャプテンハーロック」の新しいシリーズはマッドハウス制作で制作プロデューサーが豊田君だった関係による。<br />
            思い出した。「千年女優」終了後、制作が始まったこの「ハーロック」を、私がコンテ・演出で「千年」班で一本やろうという話もあったのだが残念ながら叶わなかった。う〜ん、見てみたかったな、私の「ハーロック」。自分で言うな。</font></p>
            </div>
            <center>
            <p><font color="#666666"><strong>妄想文化祭</strong></font></p>
            </center>
            <div align="left">
            <p><font color="#191919">　9 話のイメージは、いわば「妄想文化祭」。つまり「妄想代理人」レギュラー出演者による出し物がいっぱいという感じ。アフレコ当日、キャストの皆さんにその ようにお伝えしたところ、すぐにイメージも把握してくれたようで、またこの企画を非常に楽しんでくれたように見受けられた。全13話中もっとも楽しいアフ レコだったと思う。<br />
            9話の登場人物は非常に多いが、キャストは実に少ない。<br />
            能登麻美子さん（レギュラー役は月子）、飯塚昭三さん（猪狩）、関俊彦さん（馬庭）、山口眞弓さん（イッチー）、津村まことさん（ウッシー）、京田尚子 さん（謎の老婆）、阪口大助さん（少年バット）。たった7人である多かったと思われる1話の時などは、20人くらいいたのではなかろうか。<br />
            一人何役も担当する形で、レギュラー出演者のみで固める、というアイディアは私の冗談から生まれた。実はこれも苦肉の策であった。そんなのばっかりだな。<br />
            9話のコンテはバラバラに描かれたのだが、進行状況がひどく良いものもあれば恐ろしく悪い状況の物もあって、結局、一番遅い「IQ」などはアフレコの数 日前、編集日当日に上がっている。アフレコ台本が間に合わず、「IQ」だけは当日プリントアウトしたものでアフレコしたくらいである。そのくらいコンテが 遅れたため、キャスティングを考えてもらう時間もなくなっていた。<br />
            キャスティングはレギュラー以外はたいてい音響制作会社の方で選んでもらっており、早めに各声優さんのスケジュール確認を取ってオファーしてもらわなければならないのだが、それも出来ない。ということで、出たのがこのアイディア。<br />
            「じゃあさ。レギュラーだけでやろう。そうすりゃキャスティングの問題は一気に解消じゃないか。やぁやぁ名案だ（笑）」<br />
            9話の役柄一覧を書き出して、そこにレギュラーの役者さんの名前を割り振ることにした。設定制作の吉野さんと一緒に、ゲラゲラ笑いながらの楽しい作業であった。<br />
            「え〜と&hellip;&hellip;鴨原さんは能登まみまみでしょ、胡桃沢さんは細身の感じだからイッチーの山口さんで、ちょっと丸めの山之内さんはウッシーの津村さんで、猫ババは京田さんで決まり、と&hellip;&hellip;」<br />
            こんな具合である。ちなみに猫ババ、胡桃沢さん、山之内さんのキャラクターデザインは「東京ゴッドファーザーズ」に出てきた主婦たちをそのまま流用している。<br />
            「&ldquo;IQ&rdquo;の鶴田修はね&hellip;&hellip;う〜ん&hellip;イッチーの山口さんかな」<br />
            「阪口さんがいいんじゃないですか？」<br />
            「あ、いいね、それ。少年バットの阪口さんがバットに殴られる（笑）じゃあ試験官は&hellip;&hellip;」<br />
            「飯塚さんですよ。猪狩の声でプレッシャーかける（笑）」<br />
            「ぎゃはは。そりゃいいや」<br />
            「&ldquo;LDK&rdquo;はね&hellip;&hellip;嫁の鮎川麻衣は能登まみまみでしょ。もう能登さんに&ldquo;クソババァ&rdquo;って言わせるのが楽しみだな（笑）」<br />
            「お姑さんは絶対京田さんですよ」<br />
            「わっはっは、そりゃいいや、はまり役だな」<br />
            「OH」のキャスティングはコンテを描いていたときからイメージがあって、ヒロイン鯉沼亜希子には絶対、能登まみまみ。相手役・鷲尾治樹は「OH」演出・作画の鈴木美千代さんのリクエストもあってイッチー役の山口さんということになった。<br />
            「&ldquo;TKO&rdquo;の蟻塚ね&hellip;&hellip;若い男だからやっぱり関さんだろうな」<br />
            「&ldquo;シュッシュッ&rdquo;しか言いませんけどね（笑）」<br />
            我ながら秀逸だと自負しているのは「HR」のキャスティングである。<br />
            「&ldquo;HR&rdquo;はね&hellip;&hellip;どうしようかな。レギュラーの役者さんだと男性陣が3人しかいないからなぁ&hellip;&hellip;選手が9人で実況と解説でしょ&hellip;&hellip;う〜ん&hellip;&hellip;」<br />
            そこでまたしても天啓が閃いた。　<br />
            「主役のピッチャー以外、全部飯塚さん攻撃ってのはどうだ（笑）」<br />
            ピッチャー虻川が馬庭役の関さんで、そこにプレッシャーをかけるチームメイトすべてが飯塚さん。素晴らしいアイディアに我ながらゲラゲラ笑ってしまった。<br />
            「じゃ、ついでに解説と審判も飯塚さんだ（笑）」<br />
            という監督の机の上の楽しい冗談によって飯塚さんはピッチャー以外の選手8人と実況解説、審判の一人10役という離れ業というか、アホみたいな冗談をさ せられる羽目になった。アフレコ現場では「え？これ全部俺なの？演じ分けられねぇよ、こんなに」とか何とかブツブツ言いながら、実に楽しそうに演じ分けて くれた飯塚さんであった。<br />
            先にも書いたが、9話のアフレコは実に和やかなムードで非常に楽しかった印象である。完成作品でも役者さんが楽しげに演じているのがお分かりいただけると思う。<br />
            印象的だったのは京田尚子さん。京田さんには「千年女優」の時にもお世話になっており、こちらでは千代子のお母さん役で非常にいい味と存在感を出してく れている。「妄想代理人」本篇では&hellip;&hellip;って9話だって本篇ではあるのだが、京田さん本来の役は「謎の老婆」。老婆の芝居としては主に6話での身の上話で、 1話ではブツブツという独り言しかセリフがなかった（なんて贅沢な使い方だ）。婆さんがあまり口数の多いキャラクターではなかったので、猫ババ、姑役とい うよく喋るキャラクターはまた違ったやり甲斐を感じてくれたらしく、どちらの役でも非常にいい味とテンポを出してくれている。その京田さん、アフレコの休 憩時間の際、ロビーのソファで軽食を取られていたのだが、私に気づくと実にニコニコしながら「とても楽しいです」と仰ってくれた。とてもチャーミングな笑 顔に私の方が非常に嬉しくなってしまった。</font></p>
            </div>
            </td>
        </tr>
    </tbody>
</table>
</p>
</center> 	 </center>
    ]]> </content:encoded>
                                </item>
  <item>
  <title>東京ゴッドファーザーズ雑考●00</title>
  <link>http://konstone.s-kon.net/modules/tgf/index.php/content0004.html</link>
      <description> 東京ゴッドファーザーズ雑考 -決算2002より- ここに掲載するテキストは『東京ゴッドファーザーズ』制作中に私がBBS｢KONTACT BOARD 2｣に連載していた｢決算2002｣から『東京ゴッド〜』にまつわる部分を抜き出したものである。｢決算2002｣はその名の通り、2002年に我が身とその周辺に起こった出来事を振り返りながらダラダラと書き綴ったテキストで、｢千年女優｣公開に ...</description>
        <pubDate>Mon, 16 Jul 2007 13:39:03 +0900</pubDate>
        <guid>http://konstone.s-kon.net/modules/tgf/index.php/content0004.html</guid>
        <category>東京ゴッドファーザーズお蔵出し</category>
      
      <content:encoded> <![CDATA[
    <table align="center" style="text-align: center; background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(10, 10, 10);">
    <tbody>
        <tr>
            <td>
            <div align="center" style="text-align: center; color: rgb(10, 10, 10);">
            <h3> 東京ゴッドファーザーズ雑考<br />
            -決算2002より-</h3>
            <p>  </p>
            <div align="center">
            <table cellspacing="0" cellpadding="0" border="0" style="width: 450px; color: rgb(10, 10, 10); background-color: rgb(255, 255, 255);">
                <tbody>
                    <tr>
                        <td width="100%" valign="middle" align="left" style="width: 450px; color: rgb(10, 10, 10); background-color: rgb(255, 255, 255);">　ここに掲載するテキストは『東京ゴッドファーザーズ』制作中に私がBBS｢KONTACT BOARD 2｣に連載していた｢決算2002｣から『東京ゴッド〜』にまつわる部分を抜き出したものである。｢決算2002｣はその名の通り、2002年に我が身とその周辺に起こった出来事を振り返りながらダラダラと書き綴ったテキストで、｢千年女優｣公開にまつわるあれこれや2002年中に読んだ本や見た映画、そして『東京ゴッド〜』における意図や狙いなどを書いていたのだが、連載半ばにして強制終了することになった。『東京ゴッド〜』制作が終盤を迎え、徒然なるままにキーボードを叩くなどという優雅な楽しみは吹き飛んだからである。趣味と仕事を秤にかけるほど私は無責任ではないが、しかし残された膨大なテキストを放っておくのも勿体ないと思い立った。｢決算2002｣が連載されていたのは2003年の2月から6月半ばまで。『東京ゴッド〜』を制作しながら書いたテキストということになる。　手元の記録が確かなら｢決算2002-00〜91｣まで連載していたことになる。｢91回目｣の後も連載のストックは数本分は用意されており、『東京ゴッド〜』制作終了後、連載を再開しようとしていた痕跡もあるのだが、『妄想代理人』制作がいきなり多忙のピークを迎えて再開の目論見も雲散霧消したらしい。　これら掲載しなかった分も合わせて｢決算2002｣から『東京ゴッド〜』に関するテキストを抜き出し、多少の書き足しと修正なども加えてここに紹介したい。 <br />
                        </td>
                    </tr>
                </tbody>
            </table>
            <p> </p>
            <div align="center"> 							<img title="teaser" alt="teaser" src="http://konstone.s-kon.net/uploads/photos/tgf/teaser.jpg" />
            <p> </p>
            <div align="center"> </div>
            <div align="center">
            <table cellspacing="0" cellpadding="0" border="0" align="center" style="width: 350px; color: rgb(10, 10, 10); background-color: rgb(255, 255, 255); text-align: center;">
                <tbody>
                    <tr>
                        <td width="100%" style="color: rgb(184, 184, 184); font-style: italic; text-align: left;"><font color="#808080">『東京ゴッドファーザーズ』のティーザービジュアル。B全ポスターとして使用されたほか、豪華版DVDのジャケットにも使用された。 「teaser」は辞書にはこうある。 1 いじめる人, 悩ます人; 男をじらす女. 2 (口語) 難問. 3 (米) ティーザー (商品を隠したり小出しにしたりして興味をあおる広告など). この「3」の意味に当たるのだろう。 </font><font color="#808080">『東京ゴッド〜』の</font><font color="#808080">宣伝のために一発目に描かれたビジュアルになる。これは下描きから仕上げまですべて私の手によるものだが、バックに見える東京タワーだけは美術監督・池氏によるもので、確か</font><font color="#808080">『東京ゴッド〜』の</font><font color="#808080">本篇素材の流用だったろうか。 細かい物を描くのは好きなのだが、描いていると手が痛くなるのが少々つらい。元はA3の紙に鉛筆で描き、それをスキャンしてPhotoshopで彩色、加工している。 言うまでもなくエアコンの室外機が「目」にあたり、その他諸々で｢顔｣を形作っている。白いゴミ袋は｢ヒゲ｣のつもりでもあり、｢</font><font color="#808080">サンタクロース</font><font color="#808080">｣風の予定であったが、あまり上手く行ってない。</font>  </td>
                    </tr>
                </tbody>
            </table>
            </div>
            </div>
            </div>
            </div>
            </td>
        </tr>
    </tbody>
</table>
    ]]> </content:encoded>
                                </item>
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  <title>STONES</title>
  <link>http://konstone.s-kon.net/modules/recommend/index.php/content0003.html</link>
      <description>STONES 無趣味な私の唯一の趣味というような物です。何年か前から化石などに心惹かれるようになってしまいました。点数は少ないですが、気に入った物を少しずつそろえていこうかと思ってます。何しろ私なんかには高価な物でして……。ちなみに下のこいつは泳ぐ化石です。BIG FISHAMMONITESFISHES</description>
        <pubDate>Fri, 13 Apr 2007 00:11:08 +0900</pubDate>
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        <category>RECOMMENDATION</category>
      
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    <div align="center">
<table>
<tbody>
<tr>
<td border="0" cellpadding="0" style="background-image: url(../../uploads/photos/66.GIF); background-repeat: repeat;" width="100%">

<div align="center">
<font color="#ac696f" size="7">STONES</font> 
<p>
</p><hr>
<p>
</p><div align="center">
<table style="width: 400px;" border="0" cellpadding="0" cellspacing="0">
<tbody>
<tr>
<td border="0" cellpadding="0" style="color: rgb(0, 0, 0); background-image: url(../../uploads/photos/66.GIF); background-repeat: repeat;" width="100%">
無趣味な私の唯一の趣味というような物です。何年か前から化石などに心惹かれるようになってしまいました。点数は少ないですが、気に入った物を少しずつそろえていこうかと思ってます。何しろ私なんかには高価な物でして……。<br>
ちなみに下のこいつは泳ぐ化石です。
</td></tr></tbody></table>
<p>
</p><div align="center">
<img naturalsizeflag="3" src="http://www1.parkcity.ne.jp/s-kon/DATA/loop2.gif" align="bottom" height="164" width="412">
<p>
</p><div align="center"><font color="#ac696f" size="5"><b>BIG FISH</b></font><p>
<img src="http://konstone.s-kon.net/uploads/photos/33.JPG" alt="bigfish" title="bigfish"></p><p><br>
<font color="#ac696f" size="5"><b>AMMONITES</b></font></p><p>
<img src="http://konstone.s-kon.net/uploads/photos/23.JPG" alt="ammonite" title="ammonite"></p><p><br>
<font color="#ac696f" size="5"><b>FISHES</b></font></p><p>

</p></div></div></div></div></td></tr></tbody></table>
</div>
    ]]> </content:encoded>
                                </item>
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