UNRELEASED COMIC

 


 

幸か不幸か雑誌に載ったきり、単行本化はおろか、完結すら見ていない作品達です。まあ、こんな形でもなければお見せすることもないかと思います。

 

 


 

セラフィム

2億6661万3336の翼

(原案/押井 守)

ANIMAGE (徳間書店)'94/5月号〜'95/11月号 全16回

 


 

seraphim

 

劇場版“パトレイバー2”のレイアウトを手伝ったのが縁で、押井守氏に誘われた作品。
世界中に蔓延し、罹患者全てを死に至らしめる“天使病”。その謎を解くべく中央アジアの奥地を目指し、旅立つ3人の賢者と一人の少女セラ。行く手に待ち受ける敵や謀略の数々……。スケールの大きなエンタテインメント、と言うことだったので楽しみにして引き受けたが、進まない話と説明ばかりのシナリオで、私が原作者を煽るつもりで娯楽路線に走ったら、氏が逃げ出してしまった。どうもすいません。
氏は「漫画は難しい」と陰でこぼしていたらしい。その話をしたら「難しいのはおまえだ」と、某巨匠につっこまれた。かもしんない。

まあ、私の読みも甘かったが、後味の物凄く悪い物になってしまった。これ以後仕事相手との相性に気を付けるようになった。何事も経験だな。 

 

 


 

Opus

オーパス

コミックガイズ (学研)'95/10号〜'96/6号 全19回

 


OPUS

 

今は既に廃刊になってしまった学研「コミック・ガイズ」に、1995年の春から、19回に渡って連載していた作品です。「漫画のキャラクターにページを持ち逃げされた漫画家がそれを追って自分の漫画世界に入って色々と冒険する」というような内容で、メタフィクションのようなことをやろうとしたんですが、失敗しました。もっとも途中で廃刊になってしまったのでどうにもしょうがなかったのですが。
最初の方にでてくる漫画家(登場人物)の仕事場などは、当時自分が住んでいた部屋をそのまま描いたりしてました。身の回りの物を描くのも楽しく、おまけに資料いらずで楽させて貰いました。

この連載で初めて正式に雇ったアシスタントの子が、行方知らずになってしまいました。これをもし見ていたら連絡くらいよこしなさい。