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雑食日誌2006

2012/02/13 月曜日 -

今 敏が読んだ本や観た映画などを自ら記録した「雑食日誌」シリーズ。
2006年は監督作『パプリカ』が完成したものの相変わらず多忙でサイト更新はトップ・ページのみ。
サイトの頻繁な更新や「雑食解説」は、翌年のリニュアルを待たねばならない。

2006年の前半は町山智浩、後半は隆慶一郎が私的ブームだった模様。
町山智浩の著作は、ネット放送(ポッドキャスト)ともどもつきあいが続き、のちに「好ましい物たち」に加えられることとなる。
10月・11月は矢作俊彦をまとめ読みしているが、もちろん『気分はもう戦争』の原作者であるから、これ以前の作品も読んでいたはず。
12月には、シナリオ段階に入っていた『夢みる機械』の資料用と思われる映画や本に目を通している。

以下、彼のメモのまま掲載。
作品名のアタマについているマークは次の意味だと推察される。
○映画(DVDなど)
■本

町山本

1月
■『ご臨終メディア‐質問しないマスコミと一人で考えない日本人』森達也・森巣博(集英社新書/¥680+税)
■『幸福論』春日武彦(講談社現代新書/¥700+税)
○『隠し砦の三悪人』
■『使えるレファ本150選』日垣隆(ちくま新書/¥780+税)
■『生きる幻想 死ぬ幻想』岸田秀・小滝透(春秋社/¥1800+税)
■『不幸になりたがる人たち‐自虐指向と破滅願望』春日武彦(文春新書¥660+税)
■『いい加減にしろよ(笑)』日垣隆(文芸春秋/¥1314+税)
■『イメージ・ファクトリー』ドナルド・リチー(青土社/¥2400+税)
○『小さな巨人』
■『人間は遺伝か環境か? 遺伝的プログラム論』日高敏隆(文春新書/¥710+税)
■『美女と野球』」リリー・フランキー(河出文庫/¥520+税)
■『脳の中の幽霊、ふたたび‐見えてきた心のしくみ』V・S・ラマチャンドラン(角川書店/¥1500+税)
○『ターミネーター2』
○『ターミネーター』

2月
○『ターミネーター3』
■『ブレードランナーの未来世紀〈映画の見方〉がわかる本‐80年代アメリカ映画 カルト・ムービー篇』町山智浩(洋泉社/¥1800+税)
○『ロボコップ』
■『ツチヤ教授の哲学講義』土屋賢二(岩波書店/¥1800+税)
○『ロボコップ2』
■『何をやっても癒されない』春日武彦(角川書店/¥1300+税)
○『スターシップ・トルーパーズ』
■『10年後の日本』『日本の論点』編集部編(文春新書/¥730+税)
■『超バカの壁』養老孟司(新潮新書/680+税)
○『スターシップ・トルーパーズ2』
■『悪の交渉術』向谷匡史(幻冬社/¥1400+税)
■『17歳という病‐その鬱屈と精神病理』春日武彦(文春新書/¥680+税)
■『USAカニバケツ』町山智浩(太田出版/¥1480+税)
■『不勉強が身にしみる‐学力・思考力・社会力とは何か』長山靖生(光文社新書/¥720+税)
■『対話する生と死‐ユング心理学の視点』河合隼雄(大和文庫¥705+税)

3月
■『銀齢の果て』筒井康隆(新潮社/¥2.500+税)
■『病んだ家族、散乱した室内』春日武彦(医学書院/¥2200+税)
■『〈映画の見方〉がわかる本-『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで』町山智浩(洋泉社/¥1680+税)
■『ロウアーミドルの衝撃』大前研一(講談社/¥1600+税)
■『底抜け合衆国‐アメリカが最もバカだった4年間』町山智浩(洋泉社/¥1500+税)
■『99.9%は仮説 思い込みで判断しないための考え方』竹内薫(光文社新書/¥700+税)
■『他人を見下す若者たち』速水敏彦(講談社現代新書/¥720+税)
■『九条どうでしょう?』内田樹・小田嶋隆・平川克美・町山智浩(毎日新聞社/¥1200+税)
■『不平等社会日本‐さよなら総中流』佐藤俊樹(中公新書¥660+税)
■『脳の中の人生』茂木健一郎(中公新書ラクレ¥700+税)
■『終末のフール』伊坂幸太郎(集英社/¥1400+税)

4月
■『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』町山智浩・柳下穀一郎(洋泉社/¥1500+税)
■『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判2』町山智浩・柳下穀一郎(洋泉社/¥1500+税)
○『フォーン・ブース』ジョエル・シューマカー
■『レンダリングタワー』宮沢章夫(ASCII/¥1400+税)
○『ダーティハリー』ドン・シーゲル
■『「脳」整理法』茂木健一郎(ちくま新書/¥700+税)
○『赤毛』岡本喜八
■『身体知‐身体が教えてくれること』内田樹・三砂ちづる(バジリコ/¥1300+税)
○『血と砂』岡本喜八
○『戦国野郎』岡本喜八
■『態度が悪くてすみません‐内なる「他者」との出会い』内田樹(角川oneテーマ21新書)
■『急がば疑え!』日垣隆(日本実業出版社/¥1300+税)
○『独立愚連隊』岡本喜八
■『昭和史』半藤一利(平凡社/¥1600+税)
■『そして殺人者は野に放たれる』日垣隆(新潮社/¥1400+税)
○『独立愚連隊西へ』
○『スケアクロウ』

5月
■『昭和史‐戦後篇』半藤一利(平凡社/¥1800+税)
■『敢闘言‐さらば偽善者たち』日垣隆(文春文庫/¥667+税)
■『幻想に生きる親子たち』岸田秀(文春文庫/¥638+税)
■『情報の「目利き」になる!‐メディア・リテラシーを高めるQ&A』(ちくま新書/¥700+税)
■『売文生活』日垣隆(ちくま新書/¥780+税)
?『チルドレン』
■『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』吉田典生(日本実業出版社/¥1400+税)
■『すごい言葉‐実戦的名句323選』晴山陽一(文春新書/¥720+税)
■『『海辺のカフカ』を精読する』小森陽一(平凡社新書/¥819+税)
■『陽気なギャングの日常と襲撃』伊坂幸太郎(祥伝社ノン・ノベル/¥838+税)
■『ハリウッド・ビジネス』ミドリ・モール(文春新書/¥700+税)

6月
■『世界の日本人ジョーク集』早坂隆(中公新書ラクレ/¥760+税)
■『「性愛」格差論』斉藤環・酒井順子(中公新書ラクレ/¥700+税)
■『世界反米ジョーク集』早坂隆(中公新書ラクレ/¥720+税)
■『世界の紛争地ジョーク集』早坂隆(中公新書ラクレ/¥720+税)
■『黒澤明VS.ハリウッド‐『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて』田草川弘(文藝春秋/¥2476+税)
■『十五人の黒澤明‐出演者が語る巨匠の横顔』ぴあ・編(ぴあ/¥1800+税)
■『身体を通して時代を読む‐武術的立場』甲野善紀・内田樹(バジリコ/¥1500+税)
○『眼下の敵』
■『日本人には思いつかない「居酒屋英語」発想法』ジェフ・ギャリソン(講談社+α新書/¥800+税)
■『大人のための文章法』和田秀樹(角川oneテーマ21/¥695+税)

7月
■『ソロモンの指輪 動物行動学入門』コンラート・ローレンツ(早川書房/¥1600+税)
■『複眼の映像‐私と黒澤明』橋本忍(文藝春秋/¥2000+税)
■『知的複眼思考法』苅谷剛彦(講談社/¥1600+税)
■『「80年代地下文化論」講義』宮沢章夫(白夜書房/¥1905+税)
■『「関係の空気」「場の空気」』冷泉彰彦(講談社現代新書/¥720+税)

8月
■『「おたく」の精神史/一九八〇年代論』大塚英志(講談社現代新書/¥950)
■『私家版・ユダヤ文化論』内田樹(文春新書/¥750+税)
■『現代日本の問題集』日垣隆(講談社現代新書/¥720+税)
■『オタク・イン・USA‐愛と誤解のAnime輸入史』パトリック・マシアス(太田出版/¥1480+税)
■『実践カルチュラル・スタディーズ』上野俊哉/毛利嘉孝(ちくま新書/¥740+税)
■『アニメーションの臨床心理学』横田正夫(誠信書房/¥3800+税)
■『演劇入門』平田オリザ(講談社現代新書/¥700+税)
■『『資本論』も読む』宮沢章夫(WAVE出版/¥1600+税)
■『必笑小咄のテクニック』米原万里(集英社新書/¥680+税)
■『世界ビジネスジョーク集』おおばともみつ(中公新書ラクレ/¥700+税)
○『スターウォーズ/エピソード1』
○『スターウォーズ/エピソード2』
○『スターウォーズ/エピソード3』
■『消える男』イッセー尾形(文藝春秋/¥1733+税)
■『食品の裏側』安部司(東洋経済新報社/¥1400+税)
■『壊れかた指南』筒井康隆(文藝春秋¥1517+税)
■『演技と演出』平田オリザ(講談社現代新書/¥700+税)

9月
■『大盗禅師』司馬遼太郎(文春文庫)
■『一夢庵風流記』隆慶一郎(新潮文庫/¥667+税)
■『鬼麻斬人剣』隆慶一郎(新潮文庫/¥514+税)
■『死ぬことと見つけたり(上)』隆慶一郎(新潮文庫/¥514+税)
■『死ぬことと見つけたり(下)』隆慶一郎(新潮文庫/¥514+税)
■『見知らぬ海へ』隆慶一郎(講談社文庫/¥514+税)
■『捨て童子・松平忠輝(上)』隆慶一郎(講談社文庫/¥590+税)
■『捨て童子・松平忠輝(中)』隆慶一郎(講談社文庫/¥590+税)
■『夜露死苦現代詩』都築響一(新潮社/¥1600+税)
■『捨て童子・松平忠輝(下)』隆慶一郎(講談社文庫/¥552+税)
■『柳生非情剣』隆慶一郎(講談社文庫/¥400+税)
■『柳生刺客状』隆慶一郎(講談社文庫/¥381+税)
■『花と火の帝(上)』隆慶一郎(講談社文庫/¥648+税)
■『花と火の帝(下)』隆慶一郎(講談社文庫/¥648+税)
■『吉原御免状』隆慶一郎(新潮文庫/¥667+税)(再)

10月
■『かくれさと苦界行』隆慶一郎(新潮文庫/¥629+税)(再)
■『時代小説の愉しみ』隆慶一郎(講談社文庫/¥448+税)
■『痴呆系‐素晴らしき痴呆老人の世界』早田工二・直崎人士(データハウス/1300+税)
■『警察裏物語』北芝健(バジリコ/¥1200+税)
■『影武者徳川家康(上)』隆慶一郎(新潮文庫/¥705+税)
■『影武者徳川家康(中)』隆慶一郎(新潮文庫/¥743+税)
■『影武者徳川家康(下)』隆慶一郎(新潮文庫/¥705+税)
■『リンゴォ・キッドの休日』矢作俊彦(角川文庫/¥629+税)
■『父親のすすめ』日垣隆(文春新書/¥710+税)
■『オーケストラは素敵だ・オーボエ吹きの修行帖』茂木大輔(中公文庫/¥590+税)
■『イン・ザ・プール』奥田英朗(文春文庫/¥476+税)
■『真夜中までもう一歩』矢作俊彦(角川文庫/¥705+税)
■『さまよう薔薇のように』矢作俊彦(角川文庫/¥552+税)

11月
■『マイク・ハマーへ伝言』矢作俊彦(角川文庫/¥571+税)
■『知的ストレッチ入門』日垣隆(大和書房/¥1300+税)
■『どっからでもかかって来い!』日垣隆(WAC/1333+税)
■『夏のエンジン』矢作俊彦(文春文庫/¥619+税)
■『刺さる言葉‐目からウロコの人生論』日垣隆(角川oneテーマ21/¥686+税)
■『ららら科学の子』矢作俊彦(文春文庫/¥667+税)
○『君に愛の月影を』フィリップ・ド・ブロカ
■『テレビ標本箱』小田嶋隆(中公新書ラクレ/¥740+税)
■『ロング・グッドバイ(THE WRONG GOODBYE)』矢作俊彦(角川書店/¥1800+税)
■『東京ファイティングキッズ・リターン』内田樹・平川克美(バジリコ/¥1500+税)
○『バットマン』ティム・バートン
■『残酷な子供グロテスクな大人』春日武彦(アスペクト/¥1800+税)
■『僕たちは池を食べた』春日武彦(河出書房新社/¥1600+税)
■『村上春樹イエローページ1』加藤典洋(幻冬社文庫/¥495+税)

12月
○『バットマン・ビギンズ』クリストファー・ノーラン
■『国境の南、太陽の西』村上春樹(講談社文庫/514+税)
■『村上春樹イエローページ2』加藤典洋(幻冬社文庫/¥495+税)
■『オズの魔法使い』フランク・ボーム/大村美根子・訳(偕成社文庫/¥700+税)
■『すぐに稼げる文章術』日垣隆(幻冬舎文庫/¥720+税)
■『聖書物語』山室静(偕成社文庫/¥800+税)
■『いちばん大事なこと‐養老教授の環境論』養老孟司(集英社新書/¥660+税)
○『ロボッツ』
○『わんぱく王子の大蛇退治』
○『長靴をはいた猫』
■『ギリシア神話』高津春繁・高津久美子(偕成社文庫/¥800+税)
■『日本の昔話[1]』坪田譲治(偕成社文庫/¥700+税)

なお、5月の『チルドレン』のみマークが文字化けしているが、伊坂幸太郎の小説(その映画化作品の公開は11月)と思われる。

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