2008年1月4日(金曜日)

年末年始・その2



あけましておめでとうございます。
正月といえば、雑煮。私は三個も餅を食べて満腹している。
世間は今日から仕事始めのようなので、私もならって後ほど出社してみよう。

さて、前回の続き。
年末年始の名物と言えば内臓の悲鳴だが、もう一方の雄は掃除である。
私は掃除が苦手だ。毎日少しずつ掃除をすることが苦手である。
その代わり、大掃除は好きな方だ。
おそらくは劇的な変化が好きなのであろう。
「わぁ、見違えたぞ!」
つまりはその一言のために、普段の掃除と整理整頓を敢えて怠っていると言ったら過言だ。
今年は少しでも毎日の掃除を心がけたい。44歳もの大人として。

12月29日、昼前に起きたものの二日酔いである。
朝方の5時まで飲んでいれば当たり前だ。
しかし、前日は忘年会でも二次会でも三次会でもほとんど食べ物を口にしなかったので、立派に空腹を覚える。
どうも立食スタイルのパーティは苦手で、いつも酒だけを摂取することになる。内臓の不平不満も致し方ない。
シャケと納豆で空腹を慰撫して大掃除にかかる。
自室の片付けと掃除は既に終わっているので、この日は茶の間周りを中心に攻めてみる。
まずは窓の掃除。ガラスクリーンとワイパーの威力は絶大だ。
続いて室内。
ここで登場するのが、これ。
「OXICLEAN(オキシクリーン)」

OXICLEAN.jpg

この洗剤の威力は絶大である。
「アメリカで年間1800万本以上の大ヒット商品!」
「頑固な汚れ落としのスペシャリスト」
得てして誇大な惹句もウソではないように思える。
この洗剤の粉末をお湯で溶き、スプレー容器に入れて汚れに吹きかけると驚くほどに汚れが落ちるのだ!
あ、別に私は「ア○ウェイ」みたいな者じゃないので念のため。
干支にちなんで流行るのだろうか。ネズミ講。
マルチ商法の話はともかくオキシクリーンである。
その名の通り、「酸素のチカラでパワフル洗浄!」なのである。
「衣類等に突いた血液や醤油などの有機性の汚れ・シミを簡単に落とし、臭いもスッキリ!」なのである。
油汚れなどは苦手らしいが、我が家の場合、一番の大敵はヤニの汚れ。
夫婦揃ってスモーカーなので、一年の汚れは茶色い皮膜となって部屋を覆っている。
これがオキシクリーンを一吹きすればあら不思議。
柱などの木製部分もあっというまにきれいになる。
茶色く汚れた小物類やDVD、化石だって甦る。
ヤニとチリにまみれたリアスピーカーも大量噴射で元の色が現れてくる。
シュッシュ、サッサ、シュッシュ、サッサ、シュッシュ、サッサ。
こうまで気持ちよく汚れが落ちると掃除が楽しくなってくるというもの。
だが、調子に乗ってせっせと掃除に励んでいたらある時突然私の「電池」が切れた。
疲れた。
掃除第一弾は終了。
ソファに腰を下ろして室内を眺める。
すべての物たちにハイライトが甦って輪郭もクリアになり、何だか自分の目が少し良くなったような錯覚すら覚える。
さあ、いまこそ言おう。
「わぁ、見違えたぞ」

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