2010年7月25日(日曜日)

振り振り



さっき見るともなく「バンキ○◯」とかいう番組を流して聞いていたら、ナレーションのあまりの気持ち悪さにムカムカした。
折角飲んでいたコーヒーから味が半分奪われた気がした。
「シリアスな振り」もたいがいにして欲しいものだな。
外人の言葉に日本語を被せるボイスオーバー、洋画の吹き替えと同じあのワザとらしさがカワイイものに思えるほどだ。
大事故を面白がるのがTVの遺伝子だろうが、重みなどかけらもないくせに無理矢理深刻ぶった口先の技術で語られては、音響演出の経験があるものとしては何だか録音現場までありありと想像され、具合が悪くなってくるぞ。
「はい、そこもっと悲惨さを煽って!」とかね。
声優にも問題はあるのだろうが、そういう「芝居」を求める演出側の心の無さに改めて呆れた次第だ。
今さら言うことじゃあないが。
久しぶりにTVを見る時間があったので。
見なきゃいいんだよな、ホントに。

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