このようなイベントに出ることになりました。
ジャパン・アニメーション・コンテンツ・ミーティング シンポジウム
10月5日 秋葉原UDX
http://www.mainichi.co.jp/information/news/20070904ddm012040055000c.html
私は「クリエイターから見た日本のアニメーションの現状」というお題でお話しするらしい。
まだ何も考えてはいませんが、アニメーション監督にこうした講演の依頼が来ること自体に業界と業界を取り巻く状況の変化を感じますね。
私がアニメーション業界に関わるようになったのは、約20年ほど前のことですが、当時ではあまり考えられないことだったはずです。アニメ雑誌を別にすれば、よほどメジャーな人以外、媒体露出も少なかったでしょうしね。
先日もインタビュー依頼が一件ありました。
今日も一件、某テレビ局の特別番組から出演のお誘いがありました。
こちらは一視聴者としても見たいと思わせてくれるような内容で、その一コーナーへの出演依頼です。
「21世紀のクリエイターが対談する」といった内容のようです。
収録が押し迫ってからの依頼なので、多分よそ様に断られてこちらに流れてきたのでしょう(笑)
こうしたお誘いがあるのはありがたいことですが、「文化人」と思われるのは困りますね。
広辞苑によれば「文化人」とは、
「知的教養のある人。多く社会的活動にかかわる学者・芸術家などにいう。」
とのことだそうですから、私は当てはまりません。
さらに、通俗的な意味での「ブンカジン」には臭気が芬々とまとわりついていて、そんなものにカテゴライズされちゃお天道様に顔向け出来やしない。
本業以外の仕事があると、普段では会わないような人と接点を持てたり、日常では見られないものや場面に遭遇できるのが面白かったりするのですが、本業を圧迫するようになると本末転倒ですからね。
とか何とか言いつつ好奇心には勝てず、来た依頼はついつい引き受けちゃうのですが。
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