私も事前に知らなかったのですが、今日8/20、キネマ旬報社から今 敏のムック本が発売になったそうです。
『キネ旬ムック|プラス マッドハウス1 今 敏』(キネマ旬報社・¥1,600+税)
私はまだ全部読んだわけではありませんが、これまでの私の監督作を網羅し、評論家による解説や、縁の深い関係者の方々のインタビューも掲載されております。
宇佐田正彰氏(ヤングマガジン時代の編集担当者)
飯塚昭三氏(『千年女優』立花、『妄想代理人』猪狩役声優)
平沢進氏(言わずと知れた音楽家)
信本敬子氏(『東京ゴッドファーザーズ』脚本)
丸山正雄氏(ザ・マッドハウス)
さらに筒井康隆先生と私の対談などもあります。
みなさま、どうもありがとうございました。
ついでに私の単独ロングインタビューも載っています。
中身もさることながら、本の体裁も素晴らしいです。
私は先ほど、とりあえず2冊いただいたのですが、見かけも手に取った感触もたいへん気に入りました。
さすが、マエストロ・イナガキ。
イナガキさんは、単行本『KON'S TONE』、『千年女優』DVDボックス、『妄想代理人』や『パプリカ』のデザイン関係をお願いしているグラフィックデザイナーです。
素敵な本をありがとうございます。
興味のある方は是非お買い上げ下さい。
「クラッパ」というウェブサイトに『ローゼンメイデン』『RED GARDEN』の松尾衡監督との対談が掲載されています。興味のある方は是非どうぞ。
http://clappa.jp/Special/79/
全8回だそうです。
松尾さんは『ジョジョの奇妙な冒険』『パーフェクトブルー』『千年女優』において「演出」をお願いしていた人です。
対談したのは6月のこと。マッドハウスでシャンパンとワインを飲みながら2時間以上対談したのではないかと思われます。
私も対談に備えてシャンパンを一本用意しておいたのですが、先方さんもワインなどを持参するという、実にお気楽な対談でした。
松尾氏は『パプリカ』を見てから対談に臨むということになっていたようです。
対して私は松尾監督の『RED GARDEN』全22話をあらかじめ見ておくように、と。
何か、不公平じゃないか(笑)
ちゃんと見ましたけどね、『RED GARDEN』。
おかげで対談は非常に楽しい時間となりました。
さて、アニメーションの演出家が二人も揃えば、愚痴と暴言が噴出するのはいたしかたないこと。
対談掲載を知らせるメールには「先日、原稿チェックしていただきました今敏監督と松尾衡監督の対談」とあったのですが、確認した覚えがないので、今後がやや心配(笑)
テキストをまとめた編集者、あるいはライターの「常識」に期待します(笑)