(株)KON'STONE スタッフ・ブログ

雑食日誌2007

2012/02/27 月曜日 -

今 敏が読んだ本や観た映画などを自ら記録した「雑食日誌」シリーズ。
2007年は公式サイトがリニュアルし、新作の準備段階で比較的余裕のあった時期でもあり、ブログ「NOTEBOOK」も頻繁に更新。本や映画についても随所で語られている。

3月から4月は山田風太郎を集中読破。8月から12月にかけてはカート・ヴォネガットを再読。これはヴォネガットがこの年の4月に死去し、再刊が相次いだためである。
年末には「ウルトラマン大博覧会」を観たのがきっかけで『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』のBOXセットをまとめ買いし、どっぷりつかっている。
その顛末は「ウルトラ満点。いや、ウルトラマン展。」「BOXBOXBOX」というタイトルで「NOTEBOOK」に詳しく書かれている。
最晩年の半年ほどだが交際のあった内田勝さんとのエピソードも感慨深い。

以下、彼のメモのまま掲載。
作品名のアタマについているマークは次の意味だと推察される。
○映画(DVDなど)
■本

ウルトラ

1月
■『考える水、その他の石』宮沢章夫(白水社/¥2000+税)
■『一神教の闇‐アニミズムの復権』安田喜憲(ちくま新書/¥720+税)
■『カンガルー日和』村上春樹(講談社文庫/¥448+税)
■『グリム童話集[1]』矢崎源九郎(偕成社文庫/¥700+税)
○『砂の器』野村芳太郎
■『生き延びるためのラカン』斉藤環(バジリコ/¥1500+税)
○『幻の湖』橋本忍
■『医師がすすめるウォーキング』泉嗣彦(集英社新書/¥660+税)
■『天才のヒラメキを見つけた!』日垣隆(WAC出版/¥857+税)
■『頭は必ず良くなる』日垣隆(WAC出版/¥933+税)
■『フロイトからユングへ』鈴木晶(NHKライブラリー/¥1020+税)
○『アンドリューNDR114』クリス・コロンバス
■『イッセー尾形の人生コーチング』森田雄三・監修、朝山実・文(日経BP社¥1300+税)
■『ギリシア・ローマ名言集』柳沼重剛・編(岩波文庫/¥560+税)
■『アメリカの原理主義』河野博子(集英社新書/¥680+税)
○『ダヴィンチコード』ロン・ハワード
■『問題な日本語』北原保雄・編(大修館書店/¥840+税)
■『個人的な愛国心』日垣隆(角川oneテーマ21/¥686+税)
■『続弾!問題な日本語』北原保雄・編(大修館書店/¥800+税)
■『バカとは何か』和田秀樹(幻冬舎新書/¥720+税)
■『知識ゼロからの精神分析入門』鈴木晶(幻冬舎/¥1300+税)
○『ロング・グッドバイ』ロバート・アルトマン
○『ココシリ』
○『ウルトラ・ヴァイオレット』
■『路上の国柄‐ゆらぐ「官尊民卑」』藤田弘夫(文藝春秋/¥1429+税)

2月
■『まともバカ』養老孟司(大和文庫/¥743+税)
○『A.I.』スティーブン・スピルバーグ
■『下流志向/学ばない子どもたち働かない若者たち』内田樹(講談社/¥1400+税)
■『17歳のための世界と日本の見方 セイゴオ先生の人間文化講義』松岡正剛(春秋社/¥1700+税)
■『フィッシュストーリー』伊坂幸太郎(新潮社/¥1400+税)
■『狼少年のパラドクス‐ウチダ式教育再生論』内田樹(朝日新聞社/¥1400+税)■『顔面考』春日武彦(紀伊国屋書店/¥2000+税)
■『日本人のしきたり』飯倉晴武・編著(青春出版社/¥667+税)
■『職人ことばの「技と粋」』小関智弘(東京書籍/¥1600+税)
■『14歳の君へ』池田晶子(毎日新聞社/¥1143+税)
■『禁断の科学』池内了(晶文社//¥1900+税)

3月
■『知の編集術‐発想・思考を生み出す技法』松岡正剛(講談社現代新書/¥720+税)
■『人は見た目が9割』竹内一郎(新潮新書/¥680+税)
■『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判3』町山智浩&柳下毅一郎(洋泉社/¥1600+税)
■『現代人のための脳鍛錬』川島隆太(文春新書/¥710+税)
■『テレビの嘘を見破る』今野勉(新潮新書/¥700+税)
■『技術の伝え方』畑村洋太郎(講談社現代新書/¥700+税)
■『なぜ勉強させるのか?‐教育再生を根本から考える』諏訪哲二(光文社新書/¥720+税)
○『フルメタルジャケット』
○『獣兵衛忍風帖』川尻善昭
○『バンパイアハンターD』川尻善昭
○『16ブロック』リチャード・ドナー
■『江戸忍法帖』山田風太郎(講談社文庫)
■『伊賀忍法帖』山田風太郎(講談社文庫¥629+税)
○『もしも昨日が選べたら』
○『レイヤーケーキ』
■『甲賀忍法帖』山田風太郎(講談社文庫/¥590)
■『忍法剣士伝』山田風太郎(角川文庫/¥700+税)

4月
■『高校の現実』喜入克(草思社/1400+税)
■『くノ一忍法帖』山田風太郎(角川文庫/552+税)
■『柳生忍法帖・上』山田風太郎(角川文庫/705+税)
■『柳生忍法帖・下』山田風太郎(角川文庫/705+税)
■『ケルト巡り』河合隼雄(NHK出版/1500+税)

5月
■『1万円の世界地図ー図解 日本の格差、世界の格差』佐藤 拓(祥伝社新書/780+税)
■『みんなで国語辞典』北原保雄・監修(大修館書店/950+税)
■『方向音痴の研究』日垣隆(WAC BUNKO/¥857)
■『メディア・バイアス』松永和紀(光文社新書/¥740+税)
■『裁判官の爆笑お言葉集』長峰超輝(幻冬舎新書/¥720+税)
■『団塊格差』三浦展(文藝春秋/¥760+税)
■『うさぎおいしーフランス人』村上春樹 安西水丸・絵(¥1524+税)
■『バブルの肖像』都築響一(アスペクト¥1500+税)
■『日本人の死に時‐そんなに長生きしたいですか』久坂部羊(幻冬舎新書/720+税)

6月
■『成功術 時間の戦略』鎌田浩毅(文春新書/¥680+税)
■『数に強くなる』畑村洋太郎(岩波新書/¥740+税)
■『逆立ち日本論』内田樹・養老孟司
■『本当は不気味で怖ろしい自分探し』春日武彦(¥1600+税)
■『デキる人は「喋り」が凄い‐勝つ言葉、負ける言葉』日本語向上委員会(角川oneテーマ21¥571+税)
○『スネーク・フライト』
■『街場の中国論』内田樹(ミシマ社/¥1600+税)
■『今は昔のこんなこと』佐藤愛子(文春新書/¥740+税)
■『脳と魂』養老孟司・玄侑宗久(ちくま文庫/¥700+税)

7月
■『ブレイン・ヴァレー(上)』瀬名秀明(新潮文庫/¥743)
■『ブレイン・ヴァレー(下)』瀬名秀明(新潮文庫/¥705)
■『サッカーの上の雲』小田嶋隆(駒草出版/¥1400+税)
■『株式会社という病』平川克美(NTT出版¥1600+税)
○『インビジブル2』
■『ウェブ社会をどう生きるか』西垣通(岩波新書/¥700+税)
■『奇想科学の冒険‐近代日本を騒がせた夢想家たち』永山靖生(平凡社新書/¥760+税)
■『青空の方法』宮沢章夫(再読)
○『フリーダムランド』

8月
■『40歳を過ぎても記憶力は伸ばせる』高田明和(講談社+α新書/¥700+税)
■『自分は死なないと思っているヒトへ』養老孟司(大和文庫/¥743+税)
■『1984年のビーンボール』小田嶋隆(駒草出版/\1500+税)
○『悪魔の変異』
■『村上春樹のなかの中国』藤井省三(朝日選書/¥1200+税)
■『日本の戦時下ジョーク集/満州事変・日中戦争篇』早坂隆(中公新書ラクレ/\740+税)
■『日本の戦時下ジョーク集/太平洋戦争篇』早坂隆(中公新書ラクレ/\740+税)
■『蛍・納屋を焼く・その他の短編』村上春樹(新潮文庫/\362+税)
■『脳がほぐれる言語学‐発想の極意』金川欣二(ちくま新書/\700+税)
○『バラフライ・エフェクト』
■『日本語は天才である』柳瀬尚紀(新潮社/\1400+税)
○『ストレンヂア』
■『新耳袋 現代百物語 第十夜』木原浩勝・中山市朗(メディアファクトリー/\1200+税)
■『国のない男』カート・ヴォネガット/金原瑞人訳(NHK出版/1600+税)

9月
■『日本文化における時間と空間』加藤周一(岩波書店/\2300+税)
○『ゴーストライダー』
■『生物と無生物のあいだ』福岡伸一(講談社現代新書/777円税込)
○『ダイハード3』
■『新耳袋コレクション 恩田陸・編/木原浩勝 中山市朗・著』(メディアファクトリー/\590+税)
■『科学の目科学のこころ』長谷川眞理子(岩波新書/\740+税)
■『人物で語る物理学入門(上)』米沢富美子(岩波新書/\740+税)
○『パーフェクトブルー』
■『合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論』内田 樹・平尾 剛(朝日新書/\720+税)
○『ワイルドスピードx3 TOKYO DRIFT』
○『恋はデジャ・ブ』
■『お節介なアメリカ』ノーム・チョムスキー(ちくま新書/\900+税)
■『プレイヤー・ピアノ』カート・ヴォネガット・ジュニア(ハヤカワ文庫/\940+税)
■『怖い絵』中野京子(朝日新聞社/\1800+税)
■『脳をきたえる哲学のことば365』荒木清(日東書院/\1400)
○『300』ザック・スナイダー

10月
■『デッドアイ・ディック』カート・ヴォネガット(浅倉久志・訳/ハヤカワ文庫/760+税)
■『村上春樹にご用心』内田樹(アルテスパブリッシング/\1600+税)
■『日本映画、崩壊ー邦画バブルはこうして終わる』斉藤守彦(ダイヤモンド社/1429+税)
■『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』カート・ヴォネガット・ジュニア(浅倉久志・訳/ハヤカワ文庫/680+税)
■『常識はウソだらけ』日垣隆(WAC/\857+税)
○『ミスター・ノーボディ』トニーノ・ヴァレリ
○『夕陽のガンマン』セルジオ・レオーネ
○『シャーロック・ホームズの冒険』ビリー・ワイルダー
■『「狂い」のすすめ』ひろさちや(集英社新書/\680+税)
■『ホラー小説でめぐる「現代文学論」』高橋敏夫(宝島新書/\720+税) *実際の高はハシゴダカ
■『学校のモンスター』諏訪哲二(中公新書ラクレ/\760+税)
■『世界のしくみが見える「メディア論」』有馬哲夫(宝島新書/\720+税)
■『考える人生相談』加藤典洋(筑摩書房/¥1500+税)

11月
■『ガラパゴスの箱舟』カート・ヴォネガット(ハヤカワ文庫/¥820+税)
■『われはロボット(決定版)』アイザック・アシモフ(ハヤカワ文庫/¥724+税)
■『無意味なものと不気味なもの』春日武彦(文藝春秋/¥1886+税)
■『猫のゆりかご(CAT’S CRADLE)』カート・ヴォネガット・ジュニア/伊藤典夫訳(ハ
ヤカワ文庫/¥600+税)
■『年収崩壊 格差時代に生き残るための「お金サバイバル術」』森永卓郎(角川SSC新書/¥760+税)
■『バゴンボの嗅ぎタバコ入れ』カート・ヴォネガット/浅倉久志・伊藤典夫 訳(ハヤカワ文庫/¥980+税)
■『スローターハウス5』カート・ヴォネガット・ジュニア/伊藤典夫 訳(ハヤカワ文庫/¥500)(再読)
○『トゥモロー・ワールド』アルフォンソ・キュアロン
○『ストリートファイター(HARD TIMES)』ウォルター・ヒル
■『加藤諦三教授の早大講義録 ココロが壊れないための「精神分析論」』加藤諦三(宝島社新書/¥720+税)
○『狼よさらば(Death Wish)』マイケル・ウィナー
○『ガルシアの首(BRING ME THE HEAD OF ALFRED GARCIA)』サム・ペキンパー
■『「狂い」の構造〜人はいかにして狂っていくのか?〜』春日武彦・平山夢明(扶桑社新書/¥720+税)
■『ぼちぼち結論』養老孟司(中公新書/¥700+税)
○『ロサンゼルス(DEATH WISH II)』マイケル・ウィナー
○『地獄で眠れ(THE EVIL THAT MEN DO)』
○『ダイ・ハード4.0』

12月
■『脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める』築山 節(生活人新書/¥700+税)
■『毎日笑って半年笑える ジョーク世界一』クリント西森 編著(アカデミー出版/¥800+税)
○『ダイ・ハード』ジョン・マクティアナン
■『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア 浅倉久志・訳(ハヤカワ文庫/¥560・再読)
○『ダイ・ハード2』レニー・ハーリン
○『ダイ・ハード3』ジョン・マクティアナン
■『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎(新潮社/¥1600+税)
○『ウルトラQ』Vol.1
○『ウルトラQ』Vol.2
■『ジェイルバード』カート・ヴォネガット(ハヤカワ文庫/¥760+税)
■『バカにならない読書術』養老孟司・池田清彦・吉岡 忍(朝日新書/¥740+税)
■『日本の行く道』橋本治(集英社新書/¥740+税)
○『ウルトラQ』Vol.3
○『ウルトラQ』Vol.4
○『ウルトラQ』Vol.5
■『大人の見識』阿川弘之(新潮新書/¥680+税)
■『歴史を精神分析する』岸田秀(中公文庫/¥590+税)
■『思春期ポストモダン』斉藤環(幻冬舎新書/¥720+税)
■『タイムクエイク』カート・ヴォネガット(ハヤカワ文庫/¥760+税)
○『ウルトラQ』Vol.6
○『ウルトラマン』Vol.1
○『ウルトラマン』Vol.2
○『ウルトラセブン』Vol.1
■『青ひげ』カート・ヴォネガット(ハヤカワ文庫/¥790+税)

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

コメント一覧

新しくコメントをつける

題名
ゲスト名   :
投稿本文
より詳細なコメント入力フォームへ