Re: 十年の妄想

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なし Re: 十年の妄想

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008/10/13 11:11
s.ogawa 
感想をどこに書き込むべきか迷ったのですが、とりあえずこちらに。

10月11日トークイベント「十年の妄想」参加させていただきました。

自分は北海道@函館からの参加でしたので、土地勘が全くなく。
何かと話題のGoogleさんのストリートビューで付近を探るも、
阿佐ヶ谷ロフトAの正確な進入口は確認できないままに、
「アーケードを進めば判る・・はず。」と、進んでは見たものの迷い。
しばらく彷徨って後、人当たりの良さそうな売り子のお姉さんに、
会場の場所を教わると・・お姉さんも今監督のファンであるというお話し。
ついついギリギリのタイミングで話し込んでしまい。滑り込むように会場へ。

地下に降りる通路を抜けると想像より生活感のある会場がすでに満席。
オロオロしていたところをお店の方に「前の方に空席が・・」と、
誘導していただいた先は監督の半径1メートル以内という、
素人さんには場違いの「噛り付き」席。

「舞台」(゚Д゚;) ←(-_- ) ←(-_- ) ←(-_- ) ←(-_- )

後ろの人に不自由な思いをさせまいと座高を低くする座り方を考察するも、
程なく満面の笑顔で武装した森永まいこ嬢が登場。
邪魔なロン毛野郎として後ろからの眼光を浴びつつ、
「ずいぶん近くにある目玉」としてご出演の皆様の視線を頂きつつ、
しっかり自分自身はイベントを堪能させていただきました。

イベントの中見は具体的に書くのは失礼そうなので2点ほど。

リアル「マロミまどろみ」のその後について。
私も建築の現場監督をするので、逃げ男話が体験的にオーバーラップ。
私は今まで逃げた人間のことを忘れるように考えてきただけに、
一貫して諭すような心意気が、端々で感じられる監督のお話ぶりに、
人をまとめて行く仕事の本質について考えさせられました。

仕事の9割が他人の望む仕事について。
序盤で撮出のお話しを学生の面持ちで伺ったおかげもあり、
非常に印象深い御言葉でした。
社会を構成する職業人として忘れてはならない意識の話に、
夢や情熱という言葉だけに託さない、
気骨のある責任感・仕事への思いを感じました。

人に話と、「アニメファンがアニメイベントに行ってきただけだろ」と、
言われてしまう今回の旅ですが・・とんでもない!
こちらのNOTEBOOKをRSS購読させていただいている者としては、
予想通りというより予想以上に、学ぶことが多い体験となりました。

育ったお弟子さんのナイストークもあり、
講演会でちょっと金に成ったお父さん達の話を聞くより、
有無を言わさぬ説得力が押し寄せてくる、印象深い体験となりました。

これから次回作に向けて輪をかけてお忙しい状態になる監督に、
余り期待を寄せるのも気が引けるのですが、
今回のようなイベントの機会を、いつかまた御検討いただければと思います。
得る物がある人は、私以外にもいたと思いますので。

もちろん、時事ネタ・ヱヴァネタ・巨匠ネタ・未公開秘話等。
ポップなトークも楽しかった事を、
今後の方のために付け加えておきます。

末尾になりますが、今敏様お誕生日おめでとう御座いました。
今後益々の御健勝・御多幸を御祈念申し上げます。
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