今 敏 回顧展「千年の土産」は毎日が満員御礼、ありがとうございます。
「その5」は今 敏のマンガ作品の原画を展示しているコーナー、通称「マンガ部屋」というブースをご紹介。
twitterでのご来場者の感想によると、本展でもっとも注目度が高いようです。
印刷でつぶれてしまうのがもったいないほど繊細で精緻な描写を見ることができる稀有な機会だからでしょうか。
ホワイトなどの修正痕が 少なく、印刷を前提としたマンガ原稿にしては「きれい」なのも今 敏の原画の特徴。
見開きページの原画は、原寸サイズ で見ると、マンガの1コマというより一幅の絵です。
カラー原稿と着色前の原画を併せて展示している作品もあり、見比べるのも楽しい。
『海帰線』『ワールドアパートメントホラー』の
表紙、扉絵、学生時代の課題と思われるパネル
『セラフィム 2億6661万3336の翼』の
見開きページや1ページのキメ・カット
それでは、会期はまだまだ10日間もございます。
みなさん、よろしくお願いいたします。