NHK「デジスタ」でもお馴染み、外山光男くんの絵本が出版されます。
外山光男 文/絵
ISBN978-4-903003-03-0 C8793
定価:本体1400円+税70円
2008年2月1日発売
とても素敵な絵本です。
『むずかしい夜』というタイトルからして秀逸です。
内容には不似合いかもしれませんが、不肖私が帯の推薦文を書かせてもらいました。
一応ここに再録します。
「眠りに落ちるわずかなあわい。外山くんの絵はいつでもそこにいて、懐かしい笑顔で待っていてくれます。ページを開いて、こころの散歩はいかがですか?」
この推薦文に掛け値はありません。
是非みなさま店頭でお手にとって、ページを開いてみてください。
切なくもやさしく、そして「むずかしい」夜が迎えてくれるでしょう。
外山くんのプロフィールを『むずかしい夜』から引用しておきます。
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外山 光男(とやま・みつお)
1982年、福岡県生まれ。東放学園映画専門学校デジタル映画科卒業後、フリーの映像作家として活動。デジタルアートの新しい才能を発掘・紹介する「デジタル・スタジアム」(NHK)において、アニメーション作品『ぼくらの風』でデジスタ・アウォード2005年グランプリ受賞。2007年には、NHK教育テレビ「みんな生きている」のオープニングや、ロックバンド「ムーンライダーズ」のミュージックビデオを手がけるなど、活躍の場を広げている。
独自の手法で丹念につくりあげる映像作品は、どこか懐かしくせつない、幻想的な光の世界と闇の世界が混じり合う。デジタルアート界で異彩を放つ注目の若手クリエイター。
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プロフィール中にある『ぼくらの風』という作品が、私がキュレータをつとめた「デジスタ」でベストセレクションとなり、その年のグランプリを決める「デジスタ・アウォード」でも映像部門のグランプリに輝きました。
作品を選ばせてもらった私としても、とても光栄なことでした。
さらに、ムーンライダーズのビデオクリップを担当したり、こうして絵本が出版されたりと、外山くんが表現の場を広げてくれることが、自分のことのように嬉しく思います。
ゆっくり頑張れ、外山光男くん。