2008年11月8日(土曜日)

二日目・朝続き



シャワーを浴びて朝食を取り、煙草を吸いにホテルの外へ出たら、外気の寒さに脳細胞が一斉に起立した。
Huomenta!(フオメンタ/フィンランド語でおはよう)
外気温は2℃だそうだ。
防寒対策はしっかりしてきたので心配はない。何しろネイティブの蝦夷っ子だ。
むしろ問題は乾燥していることだ。
うっかりしていると口の中が砂漠化する。
夕べ、寝ている最中に2度ほど口腔内が砂漠と化したせいで覚醒させられた。
現在、午前9時半過ぎ。
空は明るくなっているが、どんよりとしている。
昨日、大使館の方に聞いたところによると、フィンランドは日本と同様、自殺率が高いそうだ。
寒さと日が短いせいだろう。鬱も多いという。納得できる気がする。
ステレオタイプのフィンランド人のイメージも聞いてみた。
「無口で酒好き」
いいのか悪いのかよく分からない呑み助だ。
そして、無口なだけに抑圧が高まるのか、ドメスティックバイオレンスも多いのだとか。
北欧諸国は治安もよく、税金が高いとはいえ高福祉で暮らしやすいようだが、お陽さまが少ない気候まで完全にフォローすることはできないということだろうか。

さてと、散歩でもして来よう。

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