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雑食日誌2000

2011/06/22 水曜日 -

今 敏が読んだ本や観た映画などを自ら記録した「雑食日誌」。
2000年は監督作『千年女優』の制作で多忙を極めており、当サイトのウェブログ NOTEBOOK もほとんど更新されていないが、接した作品から見えてくるものは多い。
たとえば正月に観た作品はおそらく連想法的に選んだと思われる流れで、酒を飲みながらお気に入りの作品を堪能していた姿が目に浮かぶ。

劇団☆新感線の「犬夜叉」「阿修羅城の瞳」はヴィデオではなく、それぞれ東京グローブ座と新橋演舞場に足を運んで観ているようだ。
2000年前半の読書は前年に引き続き司馬遼太郎の作品が多く、司馬遼太郎に関連して井上ひさし、大野晋、丸谷才一なども読んでいる。
後半は河合隼雄の作品が多い。
「工夫癖」に作者名は記してないが、久住昌之のエッセイ集である。

「最速ブラスバンド」というのはジプシー・ブラス(チョチェク)のことだと思われるが、作品タイトルは不明。
ウィリアム・オービットは当時リリースされたばかりの『ピーシズ・イン・ア・モダン・スタイル』ではないかと推察される。
「まりんソロ」というのは、砂原良徳のソロ作品だが、どれをさしているのか不明。『TAKE OFF AND LANDING』『THE SOUND OF 70′s』あたりだろうか。

以下、彼のメモのまま掲載する。
()内の月日は視聴日、読了日作品、作品名のアタマについているマークは次の意味だと推察される。

●初見の映画・芝居(ヴィデオ)
○再見の映画(ヴィデオ)
■本
◆CD(コンサート)

司馬遼太郎

2000
○「七人の侍」(01/01)
○「ライフイズビューティフル」(01/01)
○「ワイルドバンチ」(01/02)
○「マッドマックス2」(01/02)
○「マッドマックス3・サンダードーム」(01/03)
○「カサブランカ」(01/03)
○「黄色いリボン」(01/03)
○「ひまわり」(01/04)
○「ミリィ」(01/06)
○「アパッチ砦」
○「リオの男」
■「翔ぶが如く/9」司馬遼太郎(01/06)
■「翔ぶが如く/10」司馬遼太郎(01/12)
■「歳月」(01/26)
■「胡蝶の夢/1」(01/28)
■「胡蝶の夢/2」(02/03)
○「ベストオブミスタービーン」(02/06)
●「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」(02/08)
■「胡蝶の夢/3」(02/10)
○「エネミーオブアメリカ」(02/13)
○「ローワン・アトキンソン・ライブ」(02/13)
○「コメディ」ローワン・アトキンソン(02/14)
■「胡蝶の夢/4」(02/17)
▲最速ブラスバンド
▲石川忠ベスト
○「キャメロットガーデンの少女」(02/19)
○「ハムナプトラ」(02/20)
■「殉死」司馬遼太郎(02/22)
■「風神の門・上」(02/27)
○「モンティ・パイソン・フライングサーカス1」
○「クィーン・ビクトリア」ジョン・マッデン(02/27)
○「女と女と井戸の中」(02/27)
○「相続人」ロバート・アルトマン(02/27)
■「風神の門・下」(03/01)
○「黒澤明のメッセージ」
▲ウィリアム・オービット
▲まりんソロ
■「北斗の人」司馬遼太郎(03/08)
■「真説宮本武蔵」司馬遼太郎(03/12)
■「宮本武蔵」司馬遼太郎(03/16)
■「俄-浪華遊侠伝」司馬遼太郎(03/27)
■「覇王の家」(04/08)
■「功名が辻・1」(04//11)
○「ガタカ」
○「ラン!ローララン」(04/09)
■「功名が辻・2」(04/13)
■「功名が辻・3」
■「功名が辻・4」
■「義経・上」(04/25)
●「犬夜叉」劇団☆新感線(04/28)
■「義経・下」(04/30)
○「リオ・グランデの砦」
■「ハンニバル・上」(05/03)トマス・ハリス
■「ハンニバル・下」(05/06)トマス・ハリス
■「黒澤明を求めて」西村雄一郎(05/09)
○「長い灰色の線」
■「この国のかたち・6」(05/11)司馬遼太郎
○「羊たちの沈黙」
■「風塵抄」(05/15)司馬遼太郎
●「スイートフラジャイル」G2プロデュース/MOTHER
●「ジャンキー・スクエア」MOTHER
●「シャイバン」MOTHER
■「項羽と劉邦・上」
■「項羽と劉邦・中」
■「項羽と劉邦・下」(05/30)
■「風塵抄2」(06/02)
■「韃靼疾風録・上」(06/06)
■「韃靼疾風録・下」(06/10)
■「日韓 理解への道」
■「故郷忘じがたく候」(06/17)
■「日本人と日本文化」(06/20)対談・司馬遼太郎/ドナルド・キーン
■「司馬遼太郎からの手紙」週刊朝日増刊(06//25)
■「日本人の美意識」(06/26)ドナルド・キーン
○「ターザン」
○「ムーラン」
○「パルプフィクション」
○「ラスベガスをやっつけろ」(06/27)
●「熱闘飛龍小学校パワード」(07/03)
■「ある運命について」(07/03)
■「時代の風音」(07/04)
■「中空構造 日本の深層」河合隼雄(07/08)
■「とりかへばや、男と女」河合隼雄(07/19)
■「村上春樹、河合隼雄に会いに行く」(07/22)
■「昔話と日本人の心」河合隼雄(07/30)
■「ブタをけっとばした少年」 トム・ベイカー 絵 デヴィッド・ロバーツ(08/01)
■「戦後史開封・昭和20年代編」
●「俺たちは志士じゃない」キャラメルボックス
●「阿修羅城の瞳」劇団☆新感線(08/23)
■「春灯雑記」司馬遼太郎(08/25)
■「脳を鍛える」立花隆(08/26)
■「戦後史開封・昭和30年代編」
■「戦後史開封・昭和50年代編」(08)
■「歴史を点検する」海音寺潮五郎・司馬遼太郎
■「国家・宗教・日本人」司馬遼太郎・井上ひさし(09/06)
■「新撰組血風録」(09/16)
■「ニホン語日記」井上ひさし
■「井上ひさしの日本語相談」
■「丸谷才一の日本語相談」
■「大野晋の日本語相談」(10)
■「おはなしおはなし」河合隼雄
■「日本語練習帳」大野晋(10/11)
■「デジデリオ」
■「戦後史開封40年代編」
■「世界のなかの日本」司馬遼太郎/ドナルド・キーン
○「トイ・ストーリー2」
■「ユング心理学入門」河合隼雄(11/14)
■「宗教と科学の接点」河合隼雄
○「真夜中のカーボーイ」(11/26)
■「イメージの心理学」河合隼雄
■「工夫癖」
○「レクイエム・フォー・ドリーム」(11/28)ダーレン・アロノフスキー
■「物語と不思議」河合隼雄(11/30)
○「リバーダンスの軌跡」
○「ジュラシックパーク」(12/01)
○「プリンス・オブ・エジプト」(12/03)
○「欲望という名の電車」(12/03)
○「ザ・ストレイト・ストーリー」(12/10)
○「エンド・オブ・デイズ」(12/17)
○「ミッドナイト・ラン」(12/17)
■「日本文化のゆくえ」河合隼雄
■「ダンボールハウスで見る夢」
○「わらの犬」
■「“死んでもいいや”症候群」宝島編集部
○「サイダーハウス ルール」ラッセ・ハルストレム
○「マイライフ アズ ア ドッグ」
■「ニホン語日記2」井上ひさし
○「やかまし村の子供たち」
○「狼たちの午後」

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コメント一覧

DJZ  投稿日時 2011/6/22 15:53 | 最終変更
Wait, the Rumiko Takahashi Inuyasha? 高橋 留美子戦国御伽草子 犬夜叉? I always thought her stuff after One Pound Gospel appealed to younger viewers. 私は子供がそれを見て思った。そしてその大人は、めぞん一刻後に停止。I'm also surprised you didn't list Requiem sooner. Would've been easier to guilt-trip Aronofsky. 私ももっと早くレクイエムをリストしていない驚いている。それは、アロノフスキーに圧力を容易にしてきたでしょう。私はまた、エジプトの王子は、いつも驚かさビットです。宗教的な漫画は、最近非常に一般的ですので。実際に、我々は、手塚からいくつかを輸入。
kyoko  投稿日時 2011/6/22 16:35
●「熱闘飛龍小学校パワード」(07/03)は芝居ですね。劇団・惑星ピスタチオです。久住昌之著「工夫癖」は私が図書館で借りた本で、あまりの面白さにコンに進めたもの。腹抱えて笑えます。おすすめです。
kasiko  投稿日時 2011/6/22 16:51
惑星ピスタチオの 「熱闘!!飛龍小学校☆パワード」はシアターアプルの公演のようですね。

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