2008年11月9日(日曜日)

三日目・朝



いきなり何の冗談かと思われるだろう。
昨日のトークイベントの際、お客さんからいただいたプレゼントだ。

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今日は8時に起床。よーく寝た。
途中二、三度目が覚めたが、計7時間ほどは眠れた。
目を覚まさせられるのは喉の渇きによるもので、冗談じゃないほど乾燥しているらしい。
洗濯物などは、3時間もすれば乾くという。

ホテルの朝食はビュッフェスタイル。
ハム、ソーセージ、スクランブルエッグ、レタスやトマト、パン、それにコーヒーとお馴染みの内容。
どれもくせがないので食べやすい。
日本人宿泊客の姿もちらほら。
映画『かもめ食堂』の影響で、フィンランドを訪れる日本人観光客が一挙に増大したそうだ。
大使館の方が言うのだから間違いないだろう。
実際、「地球の歩き方・北欧」最新版のフィンランド紹介のページには「オールフィンランドロケの話題作 かもめ食堂のロケ地を巡る」という特集が組まれていた。

フィンランドは人口500万ほどで、首都ヘルシンキは50万、周辺地域を含め首都圏と考えても100万人程度だそうだ。実感する人口密度が低いので、ストレスも少ないように感じる。
今日は日曜日だが、市内のお店はほとんどが休み。観光客としては不便だが、商売不熱心な国で良いではないか。
それに今日は現地の「父の日」だそうで、いつもの日曜よりもさらに休業となる場合が多いのだとか。
少々残念だが、風景まで休みになるわけでもあるまい。
街を歩きながら、気ままにカメラのシャッターを切れれば、私の観光欲求の大半は満たされる。

空はどんよりとしており、雨が降り出しそうだ。
観光にはますます向かないが、ホテルから程近い美術館で「北斎と広重」と題された展覧会が開かれているそうだ。ヘルシンキで浮世絵というのも妙な取り合わせで良かろうし、市内を走る路面電車に乗ってみるのも悪くあるまい。

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