2008年11月14日(金曜日)

六日目ストックホルムさらに続き



夕食は中華。
ビールで乾杯する。
「お疲れさまでした!」
スウェーデンミッションが終了したことで、全ミッションの三分の二は終わったようなものだ。
あと一頑張り。
天心数品と麻婆豆腐、炒飯などを注文してもらう。ヘルシンキ最後の夜も中華だったので同じようなオーダーで味を食べ比べてみようという目論見でもある。
テーブルの上には「KIKKOMAN」印の醤油が用意されているから、たいていのものは美味しくいただけるはず。
いきなり登場したのは炒飯(笑)
さらに届けられるのは麻婆豆腐やブロッコリーの炒め物。
何故に天心が先に出てこないですか?
答えは簡単。
時間がかかるから。
OK。そういうルールならそれに従う。

ヘルシンキの中華に比べると、全体に味が濃く、麻婆豆腐も刺激的。
店にもよるのだろうが、ホテルの朝食を比べてもフィンランドよりスウェーデンの方が味が濃いように思える。
点心類はKIKKOMANのおかげもあって、無難以上においしい。
白ワインを頼んで話題にも花が咲く。
煙草を吸いに外に出ると、向かいのバーから楽しげな音楽が聞こえる。
70歳を過ぎたご老体ばかりによるジャズバンドである。5人ほどの編成だが、演奏しているのはいわゆるビッグバンド・ジャズというのだろうか。ご陽気である。
我々の送り迎えを担当してくれている方が時折利用されているようで、案内されて中に入ってみた。
店内に溢れるお客さんもご老人が多く、皆楽しげでにぎやかである。

「STAMPEN」というペンギン印の看板がナイスな店だ。

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素敵なデザインの看板である。
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夜の通りもまたムードがあって美しいぞ、ストックホルム。

中華料理の後、行く予定をしていた店がすでに閉店してしまっていたので、この店で飲むことにした。
地元でよく飲まれるというウオッカをロックで飲みながら、バンドの演奏に聴き入る。

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賑やかな店内。

やけに乗りの良い老人が踊りまくっているので、釣られて私もインチキな踊りをしてみた。
やあ、なんだか楽しいぞ。
踊りまくる老人はどうも「名物じじい」のようなものらしく、客も店も少々困った感じなのかもしれないが、人懐こくてなかなか面白い爺さんである。他にもやけに親しげに寄ってくる老夫婦もあり、恐ろしく低レベルな英語ながらコミュニケーションを楽しむ。

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こういう爺さんである。想像がつくであろう。

今回同行しているプロデューサー氏は、ある老人にたいへん気に入られた様子で、身体的な接触の上、次のような言葉で迫られていた。
「Kiss me!」
ゲイ国人だったのかもしれない(笑)

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乗り乗りのプロデューサー氏と地元の老人。
このころの記憶は欠落していると推測される。

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