叫ぶ死人の怪

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008/5/31 15:01 | 最終変更
FOO  居住地: 東京  投稿数: 23
『ショーン・オブ・ザ・デッド』は面白い映画ですねえ。と褒めてるくせにディテールは忘れてしまいました。父親なんか出てたっけ。ゾンビに囲まれた建物から逃げるために、ショーン達がゾンビのふりをして脱出を試みるくだりが楽しい。あと、立てこもるのがスーパーマーケットじゃなくてしょぼいパブってところが英国っぽくて笑えました。
パロディ元の『ドーン・オブ・ザ・デッド』(邦題『ゾンビ』)は、人間の姿をしていれば人間なのか、という哲学的なテーマを考えさせられる名作です。グロいけどね。予想はしていたものの2004年のリメイク版はそういった部分が希薄になっててがっかりしました。そもそもゾンビが走っちゃいけません。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008/5/31 16:01
s-kon  管理人 居住地: 東京  投稿数: 100
いいですねぇ、「叫ぶ死人の怪」(笑)

>父親なんか出てたっけ

父親といっても義理の父親で、母親の再婚相手。
まぁ、「母」を手に入れることを阻害するものとして機能しているので、義理でも実でも「父」なら「父殺し」も成立しちゃいますね。

面白いディテールがたくさんありました。
私は特に、ショーンたちが「Zから始まる言葉で表される連中」に気づくまでのシーンが好きでした。背景には「Zから始まる言葉で表される連中」が溢れてきていてもショーンは日常のまま、という落差がおかしい。
特典映像に収録されていたバスのシーンがなかなか良かった。ショーン以外はみんな「Zから始まる言葉で表される連中」になりかけている(笑)
ショーンたち一行が逃げている途中で、ショーンたちと「まったく同じ構成のそっくりな一行」と行き違うシーンもとぼけた味わいで笑えました。

オリジナルの『ドーン・オブ・ザ・デッド』は見てないです。リメイク版はWOWOWかケーブルかでかかっていたのを見ました。確かに「Zから始まる言葉で表される連中」、走ってましたね(笑)
元々、「Zから始まる言葉で表される連中」の映画って興味外なのですが、『ショーン・オブ・ザ・デッド』の影響でちょっと見たくなりました。
「Zから始まる言葉」映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督は一作目『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(’68)制作にあたっては、それまでの「Zから始まる言葉」映画ではなくリチャード・マシスンの『地球最後の男』(I Am Legend)に影響を受けた、と語っていたとか(これも『アメリカ特電』情報ですが)。
この原作は3回映画化されていることになりますね。
『地球最後の男』(The Last Man on Earth、1964)
『地球最後の男オメガマン』(The Omega Man、1971)
『アイ・アム・レジェンド』(I Am Legend 、2007)
チャールトン・ヘストン主演の『オメガマン』しか見たことがないのですが、1作目は原作に忠実なのだそうで、是非見てみたい。『アイ・アム・レジェンド』はアナザーエンディングが収録されているということだったのと、ちょっと参考に観ておきたい部分があって、今日ヨドバシカメラで買ってみました(笑)
投票数:1 平均点:10.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008/6/1 15:50
FOO  居住地: 東京  投稿数: 23
>父親といっても義理の父親で、
ああ、ジャガーに乗ってたオジサンですね。ショーンが煙たがっていた。思い出しました。
イギリスのコメディは独特のぐだぐだ感というかとぼけた感じあって好きです。
『地球最後の男』は、リメイク版を含めてどれも観てませんが、原作に近いと言うなら1作目だけでも観てみようかな。ロメロ監督の作品に影響を与えてるとは知りませんでした。
Z映画というジャンルまでつくってしまった『ドーン・オブ・ザ・デッド』ですが、前作にあたる『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は、まだホラー映画の範疇をこえてなくて、それほど面白くありません。やはり2作目が面白いのは、死人が生き返るという設定は荒唐無稽でも、Zに噛まれるとZになるとか、Zは頭を破壊しなければ倒せない、とかの他のルールを厳密にして話を広げるところが、SF映画と同様のスタイルになっているからでしょう。
リメイク版はいまいちと書きましが、最近また見直したいなと思ってるんですよ。なぜかというと、最近ケーブルTVで観た『悪魔の呼ぶ海へ(The Weight of Water)』に出演していたサラ・ポーリーを再チェックしたくて。
『悪魔の呼ぶ海へ』は、1873年に起きたノルウェー移民の女性2人が殺害される事件を検証しようとする現代の報道カメラマンの女性が、取材をするうちに過去の事件に触発されるような出来事に見舞われるというサスペンスです。
<現代>と<過去>が平行して描かれるんだけど、<過去パート>で主演するサラの表情の演技がすごくよかった。全体の演出については成功しているとは言えませんが、<過去パート>は山岸涼子の漫画を彷彿さる面白さで、後で女性監督(キャスリン・ビグロー)の作品と知って、なるほどなあ、と思ったしだいです。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008/6/1 20:50
s-kon  管理人 居住地: 東京  投稿数: 100
>イギリスのコメディは独特のぐだぐだ感というかとぼけた感じ

そうですね。タイプは全然違いますが『フル・モンティ』もそういう感じがありましたね。

>サラ・ポーリーを再チェックしたくて

おお!サラ・ポーリー!
私は『バロン』の時からけっこう好きでした。別にロリじゃなくて(笑)
そうそう、思い出しました。ケーブルでリメイク版の『ドーン・オブ〜』を見たのはサラ・ポーリーが出ているからでした。
役者に対する興味ってあまりないのですが、サラ・ポーリーは何か気になります。
だから以前、柄にもなく『死ぬまでにしたい10のこと』も見てしまいました。買ってまで(笑)
他には『Go』くらいしか見てないですね。これもまぁ、元気のいい映画で楽しめたような……全然覚えてないけど。

>SF映画と同様のスタイルになっているからでしょう。

なるほど、そうですね。設定は荒唐無稽でもその上にきちんとルールが構築されると、世界観を楽しめますからね。
『悪魔の呼ぶ海へ』という映画は知りませんでした。内容だけ聞くと「そそられ」ますね。
キャスリン・ビグロー……というと『ブルー・スチール』とか『ストレンジ・デイズ』の監督ですね。『ハート・ブルー』も見たかな。
この3本しか見ていませんが、何かどれもちょっと、「いまひとつ……」という印象が共通してしまいます。でも、まぁそれなりに楽しめたような……。
FOOさんの評にもそんな感じが漂っていますが、きっと見ればやはりそれなりに面白いのではないかと思われます。サラ・ポーリーだし(笑)
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008/6/2 11:32
DJZ    投稿数: 329
you'なら; ゾンビ映画へのレニウム、見るべきである Dead Alive (aka Brain Dead).
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008/6/2 12:53
FOO  居住地: 東京  投稿数: 23
>リメイク版の『ドーン・オブ〜』を見たのはサラ・ポーリーが
「ダリオ・アルジェントって誰?」と言う人が『ドーン・オブ〜』を観るなんて珍しいな、と思ってました。そういうことだったんですね。納得、納得(笑)
>きっと見ればやはりそれなりに面白いのではないかと
演出家の眼から見たら、自分だったらどうするだろうか、と考えさせられる作品なのは確かでしょう。
<現代>と<過去>が平行に進んで最後に交錯するって、演劇ではポピュラーな構成で野田秀樹あたりが好んでやってましたが、アメリカの映画観客には難しいのか(それだけではないでしょうが)試写の段階で不評だったため、限定公開の憂き目にあったそうです。
言わずもがなですが、必ずしも製作者の意図が正解とは限りません。『ブレードランナー』は、「圧力」によってハードボイルド風の味付けがされた最初のバージョンが私は好きです。ユニコーンの夢とか見せられても、ねえ・・・。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008/6/2 19:01
FOO  居住地: 東京  投稿数: 23
最後の一文は不遜でした。
ちょっと反省してます。
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008/6/2 20:03
s-kon  管理人 居住地: 東京  投稿数: 100
いえいえ、全然(笑)
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008/6/8 18:49
DJZ    投稿数: 329
According to IMDB:
引用:
...イタリア語版に(121 min.、ダリオArgentoが指示する編集)および私達版(126 min.、ジョージRomeroが指示する編集)に別のサウンドトラックおよび別の全面的な調子がある: Romero' s版にそれでユーモアがあり、より恐怖方向づけられて、Argentoはすべてのおかしい場面を削除し、フィルムをaction-oriented作った。...

#日本語の演劇的な版はダリオArgento'の検閲された版だった; sの切口。 原型couldn'のArgento版; tのパス厳密な日本の検閲官板。 検閲官がfilm'をいかに取扱ったかこれに版interestingisを作る何が; 時ゴア場面が起こったときにsの写実的な内容はフレームで、フィルム暴力を前に停止し、遊んでいて音が、凍っていた。 それから、あとで秒か2時' offending' 時は、動きに再び跳ばれたフィルム渡った。どんなセットを他のすべての版から離れた日本語の演劇的な版が説明の始めに包含であるか#。日本の聴衆がRomeroがそう巧みに未解答に去った地球のゾンビの曖昧な設定を受け入れられなかったこと布告者のフィルム、DOTDの日本のディストリビューター、フェルト。 その代り、彼らは日本の聴衆にwouldn'答えさもないと彼らがなければならないことを感じた; tは物語を得られる。それらはスクリーンを渡ってタイプした黒い背景へある白い単語を付けることによって重いかちりと鳴ることがサウンドトラックから来る間、これを達成した。...
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